こんにちは!type就活事務局の奥富です。
自己分析もやった、業界分析もやった、ESも書いた… となると、残るはいよいよ面接です!
面接では緊張する場面が何度かあると思います。
そもそも面接というもの自体が目上の知らない人に自分を伝えるということなので緊張することですし、予想外の質問をされたときなどは頭が真っ白になってしまいます。
今回は、就活における面接の極意についてお伝えします!
比較的人と話すことが苦手ではなかった私は、初めての面接の前「なんかいけるやろ」という謎の余裕を発揮し、特に練習などをせずに面接会場へと向かいました。
その結果、人事にけちょんけちょんにやられて終わりました。
なぜこのような結果に終わったか、後から振り返ってみると
・人事担当から見て気になるであろう部分をしっかり答えられるようにしていなかった
・自己PRが、その企業が求める人物像と異なっていた
・自己分析不足で、想定外の質問にパッと答えることができなかった
…などできていないことだらけでした。
人と会話することと、面接は全く性質が異なります。
今思えば私には面接における事前準備が全くできていませんでした。
面接になると頭が真っ白になってしまう、という学生は少なくありません。日頃から自分のことを相手に伝える練習をすること、自分の言葉に自信を持つこと、面接練習を重ね、面接という行為に慣れることなどが大切です。
就活生の皆さんには、本選考でミスに気づいてほしくないので、面接における下準備そして本番さながらに話す練習を怠らずに行ってほしいと思います。
面接練習で自分のことを相手に伝える練習をしましょう。とお伝えしましたが、少し語弊があります。
面接において大切なのは、「相手に伝えること」ではなく「相手に伝わるように説明すること」です。
自分のことを知ってもらいたいから、ついたくさん話をしてしまう・言いたいことをつめすぎてしまう…。気持ちはとてもわかりますが、それでは相手に伝わりません。「色々がんばってきたんですね」で終わってしまってはもったいない。
面接で話せる内容、時間は限られています。そんな中であなたが本当に伝えたいことは何ですか?逆に、企業側が本当に聞きたいことは何でしょうか?
例えば、面接においてほぼ必ず質問される「ガクチカ(=学生時代に力を入れてきたこと)」。企業側が、「この子にぜひ入社してほしい」「この子なら活躍できそう」と思ってもらえる「ガクチカ」を伝える際のポイントは、ズバリ…
“企業が求めている資質をPRすること”
つまり、ガクチカを面接官に伝える際には、企業が求める人物像への理解が欠かせません。
ただ漠然とガクチカを伝えても、どのようにその会社で働いてくれるのかイメージはわきません。企業によって求める人物像は異なるため、志望業界・企業の研究をしっかりと行い、その企業ではどんな人材が活躍し、どういった能力が必要とされるかを知ることが大切です。また、それに加えてもう一つ重要なことは、“企業が求めている資質+ビジネス視点”です。
企業が求めている資質にビジネス視点を加えて考えられているかが重要となってきます。企業側に働くイメージをわかせるためには、学生自身もその業界のビジネスを理解することが大切です。
単に欲しい人物像を企業のWebサイトから確認するだけでなく、その企業を本質から理解しようとした上で企業が必要とする能力をアピールできるエピソードを選ぶことが重要となってきます。
旅行会社を例に考えましょう。
<一般的なイメージ>
業務内容:ツアーの企画・提案・販売
求める人物像:人を楽しませることが得意な人・計画力がある人
<ビジネス視点を加えたイメージ>
業務内容:交通機関のミスをカバー・ツアー中の怪我や盗難が起こった場合の対応
求める人物像: 正確な状況把握と迅速な判断が得意・冷静沈着に物事に対応できる
このように比較してみるだけでだいぶ自己PRの質が変わって見えると思います!ガクチカを練る際には、企業が求めている資質+ビジネス視点のPRを考えてみましょう。
これで面接のための第一歩を踏み出せますね!まずは練習と行動あるのみです。就活はインプットばかりになってしまいがちですが、説明会やセミナーで得た知識を
きちんとアウトプットし、面接練習やESの書き直しを繰り返しながらブラッシュアップをしていくことが大切です!本選考で最大の力を発揮できるようがんばってください。