2025/8/28 更新 就活コラム

インターン選考を突破するために──成功例と失敗例から学ぶ準備のコツ

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インターン選考における準備のコツ
①自分の強みを具体的な経験で語る
 └失敗例:具体性が欠けている発言
 └成功例:リアルな心情の描写・具体的な行動
②入念な企業研究
 └失敗例:企業研究が浅さがゆえの発言
 └成功例:“共感ベース”の発言
③発言の質を高める事前準備
 └失敗例:発言数を稼ぐ行動
 └成功例:“チームに貢献する”姿勢
④“企業の視点”を意識する
 └成功例:“企業の視点”を意識した行動

インターンに参加するためには、当然ながら選考を突破する必要があります。
特に人気企業や大手企業では、サマーインターンの段階から数百〜数千人単位の応募があり、倍率は10倍を超えることも珍しくありません。

「本選考ではないし、そんなに構えなくても…」と思いがちですが、企業はこの時点から“伸びしろのある学生”を見極めています。

つまり、インターンの選考は就活のプレ本番とも言えるのです。

準備①|自分の強みを具体的な経験で語る

では、選考を突破するために必要な準備とは何でしょうか。

まず意識したいのは、「自分の強みを具体的な経験で語れること」です。
これはエントリーシートでも面接でも共通して問われるポイントです。

失敗例

例えば、ある学生は大学での研究活動について、
「テーマに興味があって頑張った」と漠然と記載していましたが、選考には通りませんでした。

理由は、”頑張った”という主観に終始しており、
「どのような課題に直面し、どう乗り越えたか」「自分の役割や工夫したこと」などの具体性が欠けていたからです。

成功例

一方で、選考を突破した学生は、自分の強みである「粘り強さ」を、体育会の厳しい練習のなかでレギュラーを勝ち取った経験を通じて語っていました。

ただ頑張ったという話ではなく、
「自分より実力のある同期が多く、自分だけが置いていかれるような感覚がつらかった」といったリアルな心情の描写や、
そこから「自主練の頻度を週5から週7に増やした」「先輩にプレー動画を見てもらって改善点をメモにまとめた」などの具体的な行動がありました。

こうしたエピソードには、行動の裏にある思考があり、企業の目には“将来伸びそうな人材”として映るのです。



準備②|入念な企業研究

失敗例

また、インターン選考でよくある落とし穴が「企業研究の浅さ」です。
特に複数企業に応募していると、どの企業にも同じような志望動機を書いてしまう学生がいます。
しかし、企業側はその“使い回し感”をすぐに見抜きます。
実際、ある学生は「金融業界に興味がある」と言いながら、志望動機には「メーカーで商品開発に携わりたい」と書いてしまい、整合性が取れていないとして不合格に。

成功例

対して、ある学生はたった1社だけに絞り、その企業のプロジェクト事例や社員インタビューを読み込み、
「なぜこの会社なのか」を“共感ベース”で語りました。

その熱意が伝わり、実際に内定に直結するオファー型のインターンに進むことができました。

準備③|発言の質を高める事前準備

失敗例

さらに、グループディスカッション(GD)や面接がある場合は、事前準備が明暗を分けます。
GDでは「発言の量」が評価されると思い込み、発言数を稼ごうとして話がかみ合わず、チームの流れを乱してしまった学生もいます。

成功例
一方で成功した学生は、「他者の意見を受け止めながら、論点を整理して建設的な方向に導く」姿勢を評価されました。
つまり、目立つことではなく“チームに貢献する”意識が大切なのです。

準備④|“企業の視点”を意識する

面接では、「なぜそのインターンに参加したいのか」が問われますが、成功する学生は“企業の視点”を意識しています。

「御社のマーケティング手法に興味があります」と一方的に語るのではなく、
「その中でも新規ブランド開発に取り組んでいる点に魅力を感じ、自分の課題解決力がどのように活かせるのかを体感したい」といったように、 企業の提供する場と自分の目的を接続して話すことができるのです。

インターン選考の準備は、本選考の対策にも直結します。
自分をどう表現するか、相手企業にどのような姿勢を示すかという点において、本番と変わらないからです。
失敗から学んだ学生は、選考の反省をもとに自己分析を深め、次のインターンや本選考でリベンジを果たしています。

まとめ

最後にお伝えしたいのは、「準備が自信になる」ということです。
エントリーシートにしろ面接にしろ、事前にどれだけ自分と向き合い、企業を理解したかが、言葉の説得力に現れます。

たとえ不合格だったとしても、その経験があなたを必ず成長させてくれます。
大事なのは、「うまくいくか」よりも「どう準備するか」。
その姿勢こそが、あなたの就活における最強の武器になるのです。

文:丸山 智士(就活系X(Twitter):就活生に知られたくないっ!※フォロワー8万以上)
著書:不安を自信に変える!就活面接【正しい】答えかた/秀和システム

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