2026/4/24 更新 就活コラム
■説明会に参加するメリット:「一次情報」に触れられる点
→現場社員の言葉や雰囲気、価値観を直接感じ取ることができる
■情報整理のコツ:「事実」と「感想」を分けて記録する
→志望動機に直結する材料になったり企業選びの軸が明確になったりする
■会社説明会の選び方:「目的」を持って選ぶ
→目的を持って参加することで、知りたい情報を効率よく入手できる。
就職活動において会社説明会は、多くの学生が最初に企業と接点を持つ重要な機会です。
しかし、「とりあえず参加するだけ」「話を聞いて終わり」となってしまい、その価値を十分に活かせていないケースも少なくありません。説明会は単なる情報収集の場ではなく、志望動機の材料を得る場であり、自分に合う企業かを見極める機会でもあります。そのメリットを理解し、戦略的に活用することが、就活成功への近道となります。
まず、会社説明会に参加する最大のメリットは、「一次情報」に触れられる点です。
企業のホームページや就活サイトには載っていない、現場社員の言葉や雰囲気、価値観を直接感じ取ることができます。
特に社員の話し方や表情、質疑応答の内容からは、その企業の文化や働き方が見えてきます。
また、複数の会社説明会に参加することで、伝え方や強調ポイントの違いに気づき、より深い理解につながります。
さらに、説明会で得た具体的なエピソードは、面接での志望動機に説得力を持たせる材料としても有効です。
次に重要なのが、説明会で得た情報の整理方法です。
参加して満足するのではなく、その後の振り返りこそが価値を生みます。
おすすめは、「事実」と「感想」を分けて記録することです。
例えば、「若手でもプロジェクトを任される機会がある」という事実と、
「自分も早くから裁量を持って働きたいと感じた」という感想をセットで整理すると、志望動機に直結する材料になります。
また、「他社と比較してどう違うか」「自分の価値観と合っているか」という視点で整理することで、企業選びの軸が明確になります。
さらに、会社説明会を選ぶ際のポイントも押さえておく必要があります。
すべての説明会に参加するのではなく、「目的」を持って選ぶことが重要です。
例えば、業界理解を深めたい段階であれば、異なる業界の説明会に幅広く参加する。
一方で志望業界が絞れてきたら、同業他社の説明会を比較しながら参加することで、企業ごとの違いが見えてきます。
また、社員との距離が近い少人数形式や座談会付きの説明会は、よりリアルな情報を得やすいため優先的に参加するとよいでしょう。
執筆:採用コンサルタント 丸山 智士
大手企業を中心に、新卒採用支援に携わる採用コンサルタント。
年間200社以上の採用活動に関与し、選考プロセスの設計、求める人物像の策定、面接官研修まで、採用の全領域を一貫して支援。
大手企業の合併に伴う採用戦略の再構築や、成長フェーズにあるベンチャー企業の採用立ち上げなど、企業規模・フェーズを問わず多様な現場での成功実績を持つ。
情報発信にも注力しており、就職活動分野の人気ブログランキングで1位を獲得。
X(旧Twitter)では約8万人のフォロワーを持つ就活系アカウントを運営し、採用担当者の意思決定や評価基準といった「面接官の本音」を発信している。
また、現場経験をもとに就活生の不安を解消し、内定獲得につなげる実践的ノウハウをまとめた著書『不安を自信に変える! 就活面接〈正しい〉答えかた』を出版。
面接官視点で評価されるポイントや、学生がつまずきやすい場面での対話例を具体的に解説。
大学でのキャリア教育支援や講演、キャリアカウンセリングを通じて、多くの学生を内定へと導くとともに、
企業と個人双方にとって「納得感のある採用・キャリア形成」の実現を支援している。
【保有資格】
キャリアコンサルタント/産業カウンセラー/健康経営エキスパートアドバイザー
X(旧Twitter):就活生に知られたくないっ!
著書:不安を自信に変える!就活面接【正しい】答えかた/秀和システム