2019/10/25 更新 20代15人、就職の決め手

【オプト】1社目で積む経験が将来の仕事の幅を決める 自分の可能性を広げてくれる会社を選ぼう

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“自分にベスト”な1社を見極めるには?
20代15人、就職の決め手
「自分に合う会社」って一体どうすれば見つかるんだろう? その答えを探るべく、この特集では、トップカンパニーでイキイキと働く先輩たちに、就職先選びで重視したことを聞いてみた。自分に最も合った会社とは何か、先輩たちの実体験を通して、“ベストな1社”を選ぶためのヒントを教えてもらおう。

オプト

ストラテジックプランニング部
ストラテジックプランナー
佐藤史織氏
2017年にオプトへ入社後、ストラテジックプランニング部に配属。化粧品、アパレル、金融、ゲームなど幅広い業界のクライアントに対し、プロモーション戦略を立案。新人賞など数々の賞を獲得し、現在では新卒教育や採用に関するプロジェクトにも携わる

どうせ週7日のうち週5日も働くなら、好きなことや趣味を仕事にしたい。でも、知らない世界にも飛び込んでみたい。そんな気持ちで就職活動を始めた大学3年生の頃、旅行、出版、人材など、さまざまな業界を見ていました。説明会などで訪問する企業は増えていきましたが、入りたい企業にはなかなか巡り会えません。困った私は基本に立ち返り、モチベーショングラフを用いて自己分析をし直しました。

これまでの自分を振り返ると、自分が全力になれているときには、ゴールに向かって一生懸命な仲間が必ずいました。高校時代のバレーボール部や大学時代の学生団体など、「人」の存在が、私の人生において重要な要素だと気付くことができたんです。それからは、「どんな人と、どう働くのか」を軸に企業を探すようになりました。そんな時に出会ったのがオプトでした。

面接で会う誰もが、仕事について本気で語ってくれる。「一人一人が社長」という文化が根付いており、たとえ入社1年目であっても、自ら判断し仕事を主体的に進められる。尊敬できる方ばかりで、私も将来こんな社会人になりたいと思いました。さらに魅力に感じたのが、メガベンチャーでありながら、組織として成熟しきっていないこと。社内制度など会社に必要な仕組みであれば、自ら発言してつくることができる。当事者意識を持って働く優秀な先輩たちと、仕組みをつくる経験ができる点に引かれ入社しました。

実力以上の仕事を経験することで挑戦の幅が拡大していく



入社後は、新規クライアントに対して、プロモーション戦略を提案する部署に配属されました。商品やサービスを世に広めるために、市場分析を重ね、広告手法を企画するプランナーとして1年半で数十案件のコンペに携わってきました。中でも最も成長を実感できたのが、入社1年目に担当したプロジェクトでした。

クライアントは、海外のIT企業。全世界で流行している塗り絵アプリを日本に展開する戦略を求めていました。提案まで、わずか1週間。質はもちろんスピードも求められる、難易度の高い仕事でした。参加メンバーは、私と同じく新卒の営業の2人だけ。お互い経験が少なかったのですが、「同期コンビで絶対に勝ちたい」という強い気持ちで挑みました。

まずは、アプリで遊んでみる。会社の同僚たちにも協力してもらい、アプリの感想を集めて回りました。その中で見えてきたのは、海外版のままだと日本人の感覚にマッチしないということ。そこで、“どうすれば日本人に刺さるのか”を考え、企画を練り始めました。日本でもこの塗り絵アプリを成功させるにはどうすればいいのか。同様の経験を持つ社内の先輩を探し、相談しました。デザイナーには、最適な広告ビジュアルを作るために気を付けるべきことを、マーケッターやアナリストには、ユーザーとなりうる人物の特定方法を聞いて回りました。集めた情報をもとに、分析データや広告プロモーション、クリエーティブの細部まで作り込んだプランを提案しました。

クライアントから頂いたのは、「日本人の一ユーザーとして考えてくれたのは、佐藤さんたちだけでした。ぜひ一緒に仕事をしよう」という言葉。短期決戦で臨んだコンペでしたが、無事に成功させることができました。

オプトに入社してからの2年間を振り返って今思うのは、成長を求めてオプトに入社した私の決断は、大正解だったということ。自分の実力以上の仕事を任せてもらえたからこそ、実力以上の力を発揮し続けることができました。そのおかげで、入社当時には思いもしなかった教育制度の構築や組織開発などの新しい仕事も手掛けることができるようになりました。

新卒から定年まで長くキャリアを築いていくと思うと、1社目で何を経験するかで、将来の仕事の幅が決まってくると思います。自分の可能性を最大化させる特別な1社を探してみてはどうでしょうか。これから就職活動を始める皆さんの選択肢を広げる一手になると自信を持ってお勧めします。

この会社を選んだ決め手

「一人一人が社長」という企業哲学が体現された組織

与えられた仕事をこなすのではなく、「一人一人が社長」という意識を持ち、ビジネスを動かす主体者という視点で全員が働いているのがオプト。一人一人に大きな裁量が与えられています。社員は皆、仲間でありライバル。そんな環境に身を置くことで、自分自身を高めていけると考えました

成長中の企業だからこそ組織づくりに携わることができる

組織や制度が完成しきっていないからこそ魅力的でした。学生時代のクラブ活動などで、組織の改善に携わっていたということもあり、私の場合は自分自身で、より良い組織を発案してつくっていける当社に引かれました。大企業でありながら、こうした風土があるのは非常に珍しいと感じましたね

多種多様な業界に触れられるビジネスモデル

食品、化粧品、ITなどあらゆる業界のクライアントと仕事ができる広告代理店の事業モデルに引かれました。ここで経験を積むことができれば、業界知識やビジネスのあり方などを、短期間で知ることができる。好奇心が強く、ある意味飽き性な私にとっては、ベストな選択だと思いました