2017/5/31 更新 インターンって何ができるの?

【山田ビジネスコンサルティング】実情に近い経営課題に取り組み、リアルな事業再生の現場を体感

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山田ビジネスコンサルティング

企業再生や業績改善、事業継承、M&Aなど、中堅・中小企業が抱えるさまざまな経営課題に対する幅広いコンサルティングサービスを提供

総務・人事部
増田祥人氏

明治大学大学院にて会計学を学び、 大手ECサービス運営会社に就職するが、「地方活性化のために中小企業を改善したい」という想いで同社に転職。コンサルティング事業本部にて幅広い案件に携わった後、2014 年に総務・人事部へ異動。現在は新卒採用を担当する

Q.プログラムの概要は?
A.事業再生の厳しさや醍醐味を体感できる

 中堅・中小企業を中心としたあらゆる経営課題の改善に取り組む山田ビジネスコンサルティング。事業再生を中心に、事業継承やM&A、医療関係、海外進出など幅広い領域のコンサルティングを手掛けています。

 経営課題の解決には財務や法務、事業分析など膨大な知識と、場数を踏んでいくことが必要。早期の成長を実現するために当社では入社1年目から裁量を与え、プロジェクトによっては、数カ月後の破たんが目前の企業の経営者の元に若手一人で出向くこともあります。
 緊迫した状況の中で企業の経営者ととことん向き合い、経営改善計画の策定を行う。数日間のインターンシップでは、そんなリアルな現場を体感できるようなプログラムを予定しています。

Q.具体的にどんな内容?
A.コンサルティングの一連の工程を経験する

 今年のプログラムは現在企画中ですが、昨年までは中小企業の事業再生をテーマに、経営数値分析からフィールドワークを通して金融機関に改善計画案をプレゼンするグループワークを実施しました。

 経営改善計画の策定には、まず課題抽出が必要。しかし、中小企業の経営者の多くは事業を悪化させている本質的な理由を把握していません。だからこそ、損益計算書や貸借対照表などで分析した課題とフィールドリサーチで抽出した課題を照合し、財務数値に落とし込むなど、数値を用いて事実を客観的に示す必要があります。
 大切なのは「事実を疑い、真摯に数字と向き合うこと」。実際に中小企業の経営数値はロジックが成り立たないことがほとんど。よってインターンシップでもあえて未完成な経営数値を渡します。そこから仮説を立て、検証し、正しく数値に表す。一通りの行程を何度も繰り返して事実を立証します。

 決して容易な内容ではありませんが、実情に限りなく近い事業再生コンサルティングの一連の業務が体験できるため、ビジネスの臨場感を味わいながら課題に取り組むことができると考えています。

Q.参加でどう変わる?
A.仕事の本質を知り、キャリア選択が明確に

 インターンシップでは第一線で活躍する現役コンサルタントも参加し、直接フィードバックをもらえる機会を設ける予定です。

 日常的にコンサルタントが挑むレベルの課題への取り組みを通して、難解な経営数値の分析や複雑化した課題抽出、それらを解決していくコンサルタントの生の思考法を学ぶことができるでしょう。その過程では、お客様と真摯に向き合い信頼関係を構築し、最後まで責任を持ってやり抜く当社ならではの「現場主義」のコンサルティングも体感していただけると思います。
 事業再生コンサルティングの現場の実態を余すことなく経験する中で、高い当事者意識のもと困難な課題にも逃げずに向き合い続けるコンサルタントの仕事の本質を知り、当社で働くイメージがよりリアルに形成されるはずです。

 世の中にはさまざまなコンサルティングファームがありますが、仕事に対して何に重きを置くかは千差万別。
 インターネットや情報誌では分からない部分だからこそインターンシップで実際に近い仕事を体感し、自分自身が一番フィットする環境や仕事を見つけてもらえればと思います。