2018/12/5 更新 ES対策

就活の証明写真!キーワードは「安心感」

  • ES
  • コラム
  • 就職活動
  • 選考対策

就活では必ずといって良いほど、証明写真が必要となります。基本的には履歴書に張り付けて提出し、書類選考という流れが多いですが、近年はWEB上でエントリーシート提出の際に、証明写真データのアップロードを求める企業も増えてきました。証明写真は企業側にとっては、視覚情報になります。それでは、どのような資格情報になると良いのでしょうか。キーワードは「安心感」です。例え話になりますが、仮にラグビー部入団に向けた書類選考の決裁権があなたにあったとします。応募書類の文字情報には、どんなタックルにも負けないという強い意気込みが書いてあります。ただ、証明写真を見ると身体が細過ぎるように感じます。他にも、目を引く有望な応募書類はたくさんあります。さて、あなたは、細身の彼を合格にするでしょうか。同じように、コミュニケーション能力が非常に求められる会社があったとします。一人で仕事するよりも、他人に提案したり、誰かと一緒に協力して成果を出すことが求められる会社です。そのような会社の書類選考で、ネクタイが曲がっていたり、表情がとても暗かったりする証明写真があったら、どのような印象を持つでしょうか。きっと、当社には合わない人材と判断するのではないでしょうか。一度、あなたも想像してみてください。第一印象が良いと思う人は、どのような雰囲気でしょうか。きっと、「安心感」がある人だと思います。その要素を証明写真に表現することを意識して撮影してください。

証明写真で「安心感」を演出するポイントは、以下の3点です。面接官の視点から考えるとイメージしやすいと思います。
①服装
・ワイシャツやスーツ選びは、他人の目線を意識できるかどうかに繋がります。必ず自分の体形にフィットするものを選びましょう。自分の体にあっていないブカブカなスーツを着ている無頓着な人を、面接官は他人に対しても無頓着な人と想像します。
・男性であればネクタイ、女性であれば襟元を正しましょう。ビジネスシーンで初対面の方と会う時に、ネクタイや襟元が曲がっていたら、身だしなみが整えるマナーが無い人と想像されます。

②髪形
・目や眉毛に前髪が掛からないよう注意しましょう。暗い印象を与えてしまいます。
・無造作ヘアやガチガチに固めた髪形は避けましょう。若者すぎる印象を与えてしまいます。仕事で相手にする他人は、ほとんどが若者ではありません。若者すぎる印象は、大人の社会人とコミュニケーションが苦手そうな印象に繋がります。

③表情
・軽くあごを引きましょう。あごを上げると見下すような印象を与えてしまいます。
・まっすぐ前を見ましょう。視点がずれていると自信が無い印象を与えてしまいます。
・軽く微笑みましょう。その際、歯を見せないように気をつけて、口角をあげましょう。笑いすぎや無表情をさけ、相手に安心感を与える表情を意識してください。

実は、腕や足に筋肉があるように顔にも表情筋という筋肉があります。喜怒哀楽などの表情を作り出すもので、普段使っていないと衰えてしまいます。就活では、他人との会話の連続です。その際、相手が安心できるような微笑みを意識的に作れるかどうかは、面接の合否にも影響します。何故なら、面接官は応募者に対して、入社させたいと思える「安心感」を求めているからです。この微笑みも作る表情筋を簡単に鍛える方法があります。口角を左右に引いた「い」の口形にして、割りばし等のスティックを横に噛んでください。スティックに唇が触れないように意識して、60秒間キープしましょう。これを毎日続けることで、表情筋も鍛えられ、自然と微笑みやすい筋肉が作られます。是非、安心感を与える微笑みで、就活の面接にも臨みましょう。

【20卒、19卒向け】就職活動やインターンイベント、セミナーに簡単登録

新規会員登録・エントリーはこちらから

 

文:丸山 智士(就活系Twitter:就活生に知られたくないっ!※フォロワー9万以上)

著書:不安を自信に変える!就活面接【正しい】答えかた/秀和システム