2018/8/23 更新 面接対策

就活の面接って練習したほうが良いの?もちろんなので、面接練習方法をご紹介。

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あなたは今までに面接を経験したことはあるでしょうか。アルバイトの面接等はあるかもしれません。ただ、就活の面接は、あなたの人生に影響を与えるかもしれない企業に対して、自分のことをアピールするものです。可能な限り、万全な体制で臨みたいものです。今回は、就活に向けた面接練習法を紹介していきます。

面接練習の第一歩としては、気心が知れた友人と練習をはじめていきましょう。人数は多くても3人がおススメです。人数が多くなると集中力が薄れます。また、ポイントは、面接練習にいきなり突入しないことです。お互いの事前情報として、どのような業界を志望していて、自分にはどのような良さや強みがあるのかを雑談ベースでそれぞれ共有してください。その際に、決して相手の批判をしないことが重要です。一度、批判されるとその後の面接練習も相手の欠点を探したくなってしまいます。最初は話す内容云々よりも、誰かに自分のことをうまく話せるようになることを重要視します。大まかでも良いので、相手のアピールしたいことがイメージできたら面接の練習に入りましょう。

面接の練習人数が3人の場合は、一人が話し手、一人が聞き手、もう一人がオブザーバーとなってください。はじめは、3分程度の持ち時間で、それぞれの役割を回していきましょう。話すテーマは自己PRなど、基本的な内容を回しながら変えてください。話し手のポイントは、言葉が詰まっても良いので、話し切ることです。その経験が面接本番でも活きるからです。聞き手は、うなずきや相づちを交えて、話し手が話しやすい状況を作りましょう。話し終えたら、話し手自身から上手く話せた部分と上手くできなかった部分を2分程度でざっくばらんに話してもらいます。その後、オブザーバーからも2分程度で話し手の良い点と改善点について話してもらいます。その際も、批判ではなく、あくまでもアドバイスということを意識しましょう。この役割を交代しながら、何回もこなすと格段に面接の質があがります。自分が話したことを内省し、まわりから客観的にアドバイスをもらい、さらに他メンバーの良いところや改善点を吸収できるからです。仮に二人で練習する場合は、聞き手がオブザーバーも兼任しましょう。慣れてきたら、練習のレベルアップです。時間を5〜10分くらいに増やして、話し手が話す内容に対して、聞き手からの質問を織り交ぜるようにしてください。さらに、面接の質があがり、面接本番での急な質問にも耐えられるようになるでしょう。

実際に面接の練習をしていると気付くことが多いと思います。練習で聞き手から質問された回答内容が、気付かなかった自分のアピールポイントであることも多いでしょう。オブザーバーからのアドバイスが、自分の課題点かもしれません。誰かと話すことで、自分の言葉に納得できたり、新たな発見があったりします。ここで、しっかりと自分というものが理解できるようになると、面接での自信につながります。オドオドして自分をアピールするのではなく、自分が納得している自信のある言葉で、堂々と語れるようになるからです。就職活動は、誰かと話してなんぼです。とどのつまり、就職活動は、面接官との対話の中で、その会社のパートナーと認められることで、内定の獲得につながります。誰かとの会話が就職活動のゴールにつながっていくのです。是非、自分自身の言葉で、相手に自分をアピールできるようがんばってください。心からあなたの就職活動を応援しております。

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文:丸山 智士(就活系Twitter:就活生に知られたくないっ!※フォロワー9万以上)

著書:不安を自信に変える!就活面接【正しい】答えかた/秀和システム