2022/6/19 更新 自己分析

あなたの面接アピールポイントは他人が知っている!

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まず、就活生が最初にぶち当たる壁。それは、「自分は一体何者なのか?」という悩みではないでしょうか。何がしたいかも分からない、そもそも自分の強みも弱みもよく分からない。今まで自分の性格といっても、血液型占いや星座占いなんかで何となく考えたことがある程度という人も多いと思います。自分のことを知る機会が少なかった場合は特にそうでしょう。

では、こういう機会はなかったでしょうか?見知らぬ海外や国内に旅行へ行ってみようと思い、実際に自分で旅行先を決めて、そこに行った経験です。旅行先を決める時、最初、皆さんはどうしましたか?自分の持っている知識からなんとか旅行の情報を引っ張り出したのではないでしょうか。そして、自分の知識を頼りにネットや本、友人の話を聞いて、情報を集めて、決心を固めたのではないでしょうか。つまり、客観的な情報を取りに行き、決断するための比較対象を作ったはずです。また、友人と話す中で、寒いところよりも暑いところ、美味しいものが食べられるところ等、優先する価値観も変わっていったのではないでしょうか。きっと、自分の知識だけを頼りにしていたら旅行先の判断もできなかったことでしょう。

ここで重要なことは、客観的な情報を取りにいくことです。そして、他人の価値観に触れて比較し、自分の価値観を整理することです。一人で考えていても始まりません。就活でも同じようにできる限り自分の知識を増やしながら様々な人と話してください。友達、先輩、社会人、そして両親にあなたのことを聞きましょう。良いこと悪いことをたくさん言われるかもしれませんが、それが自分の知らない自分であることが多いのです。

面接では、あなたが気付いていないあなたらしさが、面接評価ポイントになることが多いです。そのためにもできる限り、人と話しましょう。そして相手の良い部分も探してあげましょう。就活は自分のことを話してなんぼです、沢山話して自己理解も深めましょう。相手に自分のことをよく知ってもらいましょう。気付けば、お互いのことを深く知るという新しい関係が発生しているのです。ともに成長できる生涯の仲間にもなれるでしょう。

就活も同じです。面接官があなたに「仲間になってほしいと感じること」が内定につながるのです。就活のゴールは面接官との会話の先にあります。是非、自分の言葉で面接官に自分をアピールできるようがんばってください!

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文:丸山 智士(就活系Twitter:就活生に知られたくないっ!※フォロワー8万以上)
著書:不安を自信に変える!就活面接【正しい】答えかた/秀和システム