あなたは就職活動をする中でどのような職種があるかご存知でしょうか?何となく営業、何となく事務系に就きたいと考えている人も毎年少なくありません。ただし、他にどのような職種があるか知らないだけで、あなた自身にフィットする職種を見過ごしているかもしれません。今回は代表的な9つの職種をご紹介します。あらためて、あなた自身が興味をもつ職種を確認してみましょう。
■代表的な9つの職種
1.事務・管理系
例:人事、労務、経理、財務、法務、特許、物流、貿易事務、一般事務等
→これらの職種の求められる力は「規律性」があげられます。
2.企画系
例:広報、宣伝、商品開発、マーケティング、調査研究、経営企画等
→これらの職種に求められる力は「主体性」「働きかけ力」「計画力」「想像力」「発信力」があげられます。
3.営業系
例:顧客開拓、営業推進、販促推進等
→これらの職種に求められる力は「主体性」「働きかけ力」「実行力」「発信力」「傾聴力」「情況把握力」「ストレスコントロール力」があげられます。
4.技術・研究系
例:研究、製造技術、機器設計、土木建築測量設計、品質管理、生産管理、施工管理等
→これらの職種に求められる力は「実行力」「課題発見力」「創造力」があげられます。
5.販売、サービス系
例:接客、店長、スーパーバイザー、バイヤー等
→これらの職種に求められる力は「傾聴力」「柔軟性」「規律性」があげられます。
6.専門系
例:コンサルタント、薬剤師、介護士等
→これらの職種に求められる力はそれぞれの専門性になります。
7.金融系
例:融資・資産運用マネージャー、為替ディーラー・トレーダー等
→これらの職種に求められる力は「計画力」「情況把握力」「規律性」があげられます。
8.クリエイティブ系
例:デザイナー、編集・政策、記者・ライター、ゲームクリエイター等
→これらの職種に求められる力は「創造力」「柔軟性」があげられます。
9.IT系
例:システムエンジニア、システム保守運用、プログラマー、ITコンサルタント等
→これらの職種に求められる力は「課題発見力」があげられます。
<出所 / 企業の「求める人材像」調査2007~社会人基礎力との関係~>
さて、すべての職種をご存知だったでしょうか?一つ一つの職種があなたの可能性の一つです。就職活動は一つの職種にとらわれずに、様々な職種を知る機会を作ることをお勧めします。何故なら、あなた自身の志望職種が明確になるからです。複数の職種を知ることで、それぞれを比較し、あなた自身に最もフィットする職種を自覚できるようになるからです。入社後に「自分にフィットしない職種だった・・・」とならないよう、就職活動中に職種の見極めを必ず行いましょう。
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文:丸山 智士(就活系Twitter:就活生に知られたくないっ!※フォロワー8万以上)
著書:不安を自信に変える!就活面接【正しい】答えかた/秀和システム