2021/10/10 更新 自己分析

面接ではあなたの良さを味わってもらう準備が大事

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面接では様々な視点で面接官に評価されていることをご存知でしょうか?就活生が面接で失敗しがちなことは、何を面接で話せば良いかということで頭がいっぱいになり、他の評価視点で不合格となってしまうのです。今回は、面接官の基本的な評価軸を抑えることで、失敗しにくい面接方法をご紹介します。

早速ですが面接官の評価軸にはどのようなものがあるのでしょうか?よりイメージしやすくなるように、初めての「食べ物」と紐づけて説明します。海外でも地方でも良いので、初めていく土地で初めて食べた「食べ物」を思いだしてください。その食べ物を食べたのは、「どのような場所だったか?」「その食べ物の見た目や匂い、味はどのようなものだったか?」を思い出してください。例えば、「不衛生な場所」であれば、食べ物を注文することさえしなかったこともあるでしょう。注文して持ってきたとしても、ひどい見た目だったり、匂いだったら、食べなかったかもしれません。一口食べて、もう残したこともあるでしょう。外国人からしたら日本の納豆はゲテモノですよね。これは初めて食べるものに対して、人間は警戒心を持つからです。食べて、体調を壊さないか、不味くないかを本能的に判断しようとしているのです。実は面接官も初めて会う就活生に同じような思考回路が働いているのです。つまり、「変な就活生を採用してしまわないか?」という警戒心です。

まず、最初の「食べた場所」はオンライン面接におけるPC画面越しのあなたの背景に当たります。自宅でオンライン面接を行うこともあるでしょう。そのため、PC画面越しで面接に相応しくないものが映りこまないよう気を付けましょう。もちろん、音声も雑音が入らないよう気を付けてください。ここで違和感を持たれると面接官も面接に集中できなくなってしまいます。次に「見た目」です。食べ物は彩りによって食欲もそそられます。面接では面接に相応しい服装や身だしなみであるかを評価されます。「匂い」は雰囲気や、話し方、ビジネスマナーに当たります。食べ物の「見た目」や「匂い」次第で、味の期待値も変わります。「見た目」や「匂い」が悪ければ、食べさえしない判断もありえます。あなたがどんなに行動力があって、仕事ができる人材であっても、面接官が評価しようという気持ちの準備が整っていなければ、面接評価されません。面接評価されないということは不合格になるということです。あなたの味である「あなたの強み」を面接官に聞いてもらうためにも、「場所、見た目、匂い」に該当する「オンライン面接環境や雰囲気、話し方、ビジネスマナー」にも必ず注意を払いましょう。

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文:丸山 智士(就活系Twitter:就活生に知られたくないっ!※フォロワー8万以上)
著書:不安を自信に変える!就活面接【正しい】答えかた/秀和システム