2021/11/13 更新 自己分析

就活のネガティブ感情は気力に変えられる!

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就活ではネガティブな気分になることも多いでしょう。自分が社会に試されていると錯覚し、さらに「自分は社会から必要とされていないのではないか?」と心配になる人も少なくないと思います。就活なんて余裕だと思える人はほんの一握り。自分だけが上手くいかないと思っているわけではありません。誰もが同じようにネガティブに思う瞬間はあるでしょう。ただ、ここで二つのタイプに分かれます。それは、ネガティブ感情に飲まれて動けなくなるタイプとネガティブ感情を力に変えて行動できるタイプです。前者は、いつまでも就活が上手くいかないと思い込んで行動する気力が湧かなくなる人です。後者は、今は就活が上手くいかないだけと思い直し、何とか良くしようと行動する気力を湧かす人です。ネガティブ感情は、マイナスに働くだけではなく、プラスにも働く感情なのです。

人のネガティブ感情は、過去の後悔と未来への不安から生み出されることが多いです。例えば、就活における過去の後悔と言えば、ESや適性検査、面接の対策を行っておらず、結果がでなかった時です。未来への不安をあげたら切りはありません。例えば次の選考結果や内定が得られるかといった目先の不安も多いでしょう。就活では過去を後悔しても先には何も進みません。特に選考結果を覆すことはほぼ不可能と言っていいでしょう。それよりも、過去の行動を反省して、自分の行動を変え、未来を変えるほうが簡単です。目先の結果に一喜一憂していたら、身が持ちません。あなたがどんなに優秀であっても、面接で完璧にアピールできていたとしても、その会社に合った資質があると判断されなければ、不合格となってしまいます。不合格となった際は、自分に合わない会社だったのだと気持ちを切り替えてください。

もし仮に、全くあなたの資質がその会社に合わないのにも関わらず、面接官が適当に評価して、その会社に入社したらどうなるでしょうか。入社後にあなたに合わない苦手な仕事ばかりをやる羽目になったら、就活よりも辛い日々を送ることになるかもしれません。だから、内定が早かろうが遅かろうが関係ないのです。自分に合った会社から内定が出たらいいのです。まわりが早く内定が出たら、うらやましく辛くなるかもしれません。ただ、就活期間よりも入社後の社会人生活のほうが圧倒的に長くなる可能性は高いのです。最終的にあなたが納得できる内定を得ることができれば、それまでの苦労は一気に喜びに変わるはずです。焦らず諦めず一歩ずつ就活に向き合うことがあなたのより良い社会人生活に繋がります。就活はネガティブ感情に飲み込まれるのではなく、ネガティブ感情を気力に変えることを意識しましょう。

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文:丸山 智士(就活系Twitter:就活生に知られたくないっ!※フォロワー8万以上)
著書:不安を自信に変える!就活面接【正しい】答えかた/秀和システム