2018/7/4 更新 面接対策

学生言葉は非常識!?面接における言葉の重要性!

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面接では、面接官に自分の情報を言葉で伝える必要があります。今回は、言葉の重要性について考えていきたいと思います。まず言葉は、聞く相手がいるから効力を発揮します。その言葉は、人に影響を与える情報になります。言葉の情報は、人に変化を与えるものかもしれませんし、人の変化を抑えるものかもしれません。いずれにせよ、相手に自分の何かを伝えるための情報になります。

例えば、一人しかいない部屋の中で独り言を言うのと、声を全く発さずに頭の中で物事を考えることに大きな差はないと思います。しかし、二人いる部屋の中であなたの独り言を誰かが聞いていた時は、その意味が違ってくるのではないでしょうか。少なからず、相手はあなたの独り言を意識すると思います。その時点で、あなたの言葉は、相手に影響を与えたことになります。普段、何気なく言葉を使っていますが、あなたが思っている以上に言葉の影響力は強いものです。あなたも、今までに誰かに言われた言葉で、心に残るものが一つや二つあるのではないでしょうか。それは、嬉しかった言葉かもしれませんし、傷ついた言葉かもしれません。嬉しかった言葉は、誰かに言われたかった言葉かもしれませんし、傷ついた言葉は、誰にも言われたくなかった言葉かもしれません。もしかしたら、言われてからはじめて、「言われたかった言葉」や「言われたくなかった言葉」だと気付くこともあるのではないでしょうか。

就活の面接においては、面接官が「聞きたかった言葉」や「聞いて安心できる言葉」の積み重ねが面接評価に繋がっていきます。しかし、ここに明確な答えはありません。なぜなら、面接官も答えを知らないことがたくさんあるからです。学生の言葉を聞いて、会社側が求めていた答えだと気付くことも多いのです。そのためには、面接官が「気付きやすい言葉」を使う必要があります。「気付きやすい言葉」とは、社会人が使うマナーを守った言葉です。難しく考える必要はありません。単純に学生言葉から脱却することを意識するのです。面接官と話が盛り上がったから「それは、〇〇っす!」と言っただけで、不合格になることもあるのです。普段なら常識の言葉でも、面接では非常識にあたる言葉はたくさんあります。こういった学生言葉のようなミスをすると面接官は面接に集中できなくなります。結果、面接官はあなたの言葉が頭に入りにくくなり、どんなに良いことを言っても気付けない状態になってしまいます。

上記を防ぐためにも、社会人が使う言葉に慣れるよう意識してください。知り合いの社会人に会ったり、インターンや就活イベントに足を運んで、積極的に企業の社員と話す機会を作りましょう。そこで、言っていいことや悪いことを肌で感じて、社会人が使う言葉を吸収してください。面接じゃないのですから、いくら失敗しても問題ありません。失敗できる環境を有効活用してください。その経験が面接本番でのあなたの言葉に良い影響力を与えるはずです。

文:丸山 智士(就活系Twitter:就活生に知られたくないっ!※フォロワー9万以上)

著書:不安を自信に変える!就活面接【正しい】答えかた/秀和システム

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