2024/6/8 更新 面接対策

なぜ「失敗」は就活で必要な経験なのか?

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就活において、失敗は避けたいものと考えられがちです。しかし、実際には失敗から学ぶことが多く、成長の機会となります。
なぜなら、失敗は自己成長や適性の発見につながるからです。

失敗による効果

・自己成長が促進される

・自分の適性・志向性を発見する手助けをしてくれる

・リスクを恐れずにチャレンジする勇気を養う

→失敗を避けると入社後のミスマッチに繋がることも…

1.自己成長の促進

まず、失敗から学ぶことで自己成長が促進されます。
失敗は自分の限界や課題を浮き彫りにし、その克服方法を模索するきっかけとなります。
例えば、面接での失敗は、自己プレゼンテーションのスキルやコミュニケーション能力に不足があることを示唆します。しかし、その失敗を振り返り改善点を見つけ出し、次回に活かすことで、より成長した姿で再挑戦できるでしょう。

2.自分の適性を発見する手助け

また、失敗は自分の適性や志向性を発見する手助けをしてくれます。就活中にさまざまな企業の選考を受ける中で、自分が本当に興味や適性を持っている分野や業界が見えてきます。
失敗を通じて、自分の強みや弱み、好き嫌いを理解し、それに基づいた選択をすることができるようになります。

3.チャレンジする勇気の醸成

さらに、失敗はリスクを恐れずにチャレンジする勇気を養います。
失敗を経験することで、それほど恐れる必要がないことに気付きます。その結果、新たなことに挑戦する意欲や積極性が高まります。
就活においても、失敗を恐れずに積極的に企業にアプローチすることで、自分の可能性を広げることができるようになるのです。

失敗は就活で必要な経験

ここで失敗を避けてしまったエピソードを紹介します。
先日、新卒入社2年目になる方から転職の相談を受けました。現在、事務職なのだが転職したいとのこと。ほぼ一日、会社で座って事務仕事をしているが、もともと体育会系なので営業会社に転職したいそうです。
就活中に営業職は検討しなかったかと聞いたところ、就活を始めてすぐにいまの企業の内定が出て、事務職だけど良さそうな企業だったから入社したと言ってました。
これは内定を手放すという失敗を避けたために、入社後の適性判断に失敗したケースです。

もし、この方が就活中にいろいろな企業の面接に行って失敗を重ねていたら、自分の適性を考えることもできたと思います。失敗は就活において必要な経験であり、その経験から多くを学び取ることができます。
失敗を恐れずに、チャレンジし続けてください。その度にあなたは成長し、入社後も納得できる理想のキャリアに近づいていけるでしょう。

文:丸山 智士(就活系Twitter:就活生に知られたくないっ!※フォロワー8万以上)
著書:不安を自信に変える!就活面接【正しい】答えかた/秀和システム

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