・人は初対面の数分で相手の印象を形成する
・声のトーンや速さ、表情によって面接官が受けるあなたの印象は大きく変わる!
・オンライン面接では、カメラの位置や背景、ネットワークの安定性も重要!
・第一印象を良くすることで面接を突破しよう
人は初対面の数分で相手の印象を形成すると言われています。この印象形成には、言葉のみならず、非言語的な要素も大きく関わっています。
心理学者アルバート・メラビアンは、コミュニケーションにおける情報の受け取り方を示す法則を提唱しました。その法則によれば、メッセージの受け取りは、言葉の内容よりも非言語的な要素によって決定されるとされています。具体的には、話者の声のトーンや速さ、表情、身振りなどがその例です。
つまり、面接官も同じように、あなたの言葉だけでなく、あなたの身だしなみや表情、姿勢などの非言語的な要素から印象を受け取ります。その第一印象が悪ければ、その後の面接は厳しいものになる可能性が高まります。
さらに、近年ではオンライン面接が増えています。
オンライン面接では、直接対面の場合とは異なる注意点があります。
例えば、カメラの位置や背景の整え方、ネットワークの安定性などが重要です。画面越しでも自信を持って笑顔で接することが大切です。また、周囲の騒音や家族の邪魔が入らないようにすることも重要です。
もし、面接官が感覚的にあなたの印象が悪いと感じた場合、その感情を面接質問によって立証しようとします。
そのため、直感的に不合格にしようと面接官が思った場合は、深堀り質問であなたのアラを探し、回答を聞きながら「やっぱり、この学生はダメだな」と確信を持ちたいのです。
逆に、第一印象で「この学生は良いかもしれない」と感じた場合、面接官は、その印象を裏付ける根拠を見つけようとします。
つまり、第一印象をクリアしたあとは、的確な回答を出せれば、面接合格につながる可能性が高まります。
したがって、面接で話す内容を事前に考えるだけでなく、第一印象を良くする努力も怠ってはいけません。
オンライン面接の際は特に、技術的な準備や環境の整備も重要です。
自分の身だしなみや振る舞い、言葉遣いなど、非言語的な要素にも気を配りましょう。
良い第一印象を与えることが、面接の合格につながるのです。
文:丸山 智士(就活系Twitter:就活生に知られたくないっ!※フォロワー8万以上)
著書:不安を自信に変える!就活面接【正しい】答えかた/秀和システム
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