2021/8/31 更新 面接対策

面接の質問と回答例「残業もありますが大丈夫ですか?」

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就活の面接では、「残業」についても質問されます。この質問は、「弱い気持ちを見せない」ことがポイントとなります。例えば、以下のように答えたとしたら面接官はどのように感じるでしょうか。

■残業もありますが大丈夫ですか?(通常例)
はい、できる限り頑張ります。ちなみに残業があるということですが、月にどれくらいの残業があるのでしょうか?

いかがでしょうか。この質問に対して、「対応できます!」が絶対条件であることは言うまでもありません。会社の業務上、一定の残業が発生することは珍しいことではありません。だからここでは、決して弱い気持ちを見せないことがポイントになります。さらに、面接官に「たしかに残業も乗り切れそうだ!」と思わせる裏付けエピソードも加えると良いでしょう。

■残業もありますが大丈夫ですか?(改善例)
もちろん、残業があっても大丈夫です。現在もアルバイトを週に5回やっておりますし、もともと体力には自信があります。何よりも御社が第一志望の理由は、仕事内容にやりがいを感じているからです。自分がやりがいを感じられる仕事内容であれば、残業があっても辛くありません。早く仕事を覚えて一人前になりたいです。

例えば、「体力的に自信があること」や「仕事内容にやりがいを感じている」など、前向きな姿勢をアピールするといいでしょう。学生なのですから、少し青臭いくらいが丁度いいかもしれません。なお、通常例のように、こちらから質問を投げるのは絶対にダメです。もちろん、残業時間がどれくらいあるのかを知りたい気持ちは当然です。その気持ちは分かりますが、面接の場で聞くことではありません。聞くとするならば、面接官ではなく、採用担当者に聞きましょう。面接官によっては、残業時間を心配する様子をネガティブに捉えて、評価を落とす可能性が十分にありますので、注意してください。

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文:丸山 智士(就活系Twitter:就活生に知られたくないっ!※フォロワー8万以上)
著書:不安を自信に変える!就活面接【正しい】答えかた/秀和システム