2019/3/28 更新 面接対策

面接は印象が命⁈入社後のあなたの印象が会社の印象となる!

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面接では印象が大事とよく言われます。何故なら、会社側にとっては、あなたの印象が入社後の会社の印象となるからです。例えば、暗すぎる印象の学生を企業が入社させたとします。先輩社員と営業先の外回りにいくこともあるでしょう。その際に、お客様に暗すぎる新入社員を紹介する先輩社員の気持ちはどうでしょう。少し心配になると思います。暗い印象だけならまだしも、寝ぐせのままで、靴も汚れていたらどうでしょう。営業先のお客様への印象が悪くなるかもしれません。つまり、面接官は印象が悪いような学生を「お客様に紹介したくないな〜」と不合格にするのです。


あなたも友人や恋人を誰かに紹介したことはないでしょうか?紹介できるということは、その人をあなたが信頼しているからです。紹介相手とも上手くやれると思っているからです。逆に、知り合いだけど印象が悪くて紹介できないような人はいないでしょうか。このように誰かを紹介する時は、その人の印象がとても大事です。面接官が就活生の印象を重要視するのも頷けますよね。


それでは、どのように人の印象は作られるのでしょうか。ご参考としてメラビアンの法則を紹介します。アメリカの心理学者アルバート・メラビアンの研究結果から言われるようになったものです。その法則によると、人に与える印象の割合は、見た目などの視覚情報が55%、口調や話の早さなどの聴覚情報が38%、話の内容などの言語情報が7%になります。つまり、見た目が一番印象を与えやすいというものになります。就活における見た目は「身だしなみ」です。スーツやシャツはダブダブではないか?ネクタイや襟は曲がっていないか?髪形は乱れていないか?靴は汚れていないか?など、基本的なチェックポイントではありますが、全てがあなたの印象に繋がります。この前、ある企業の面接官が言っていたのですが、「私はカバンもみます」とのことでした。カバンからペットボトルやコンビニの袋が飛び出していたり、カバンの中身が見えてぐちゃぐちゃだったら印象が悪くなるそうです。ここまで見るのかという所はありますが、あなたの印象が会社の印象にもつながるのですから、慎重になって当然です。ただ、あなたさえ気を付ければ、身だしなみの印象は悪くなりません。必ず面接会場には早く到着して、身だしなみを整えましょう。また、メラビアンの法則では、口調や話の早さなどの聴覚情報は38%の印象を占めております。必ず学生言葉は控えて敬語を使いましょう。敬語には慣れていないかもしれませんが、ご両親や社会人の知り合いに敬語を話す練習相手になっていただくことをおススメします。普段使っていないにも関わらず、面接でイキナリ敬語を使うとボロがでますので気をつけましょう。さらに、小さな声で早口にならないようにしましょう。面接官があなたの言葉を聞き取れなければ、どんなにあなたが素晴らしい人材であっても、面接官には伝わりませんよ。

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文:丸山 智士(就活系Twitter:就活生に知られたくないっ!※フォロワー9万以上)

著書:不安を自信に変える!就活面接【正しい】答えかた/秀和システム