2018/7/17 更新 ES対策

就活で初めに躓くこと!?自分の良さがわからない時はどうするの?

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就活が始まって最初に躓くことはなんでしょうか?それは、自分がどういう人間なのか、わからないということです。企業の選考を受けるためには、エントリーシート(ES)の提出が求められます。そこで、自己紹介や学生時代に打ち込んだことを記載し、自分をアピールする必要が出てきます。その時に、自分はどういう人間で、どのような良さがあって、どのように他人にアピールできるのか、とても悩んでしまうのです。当たり前ですよね。今まで、誰かに愛の告白をしたことはあっても、自分の良さを認識して、誰かに伝える経験は少ないのではないでしょうか。
それでは、どのように自分の良さを認識すれば良いのでしょう。コツは、自分のことを客観的に紙に書き出すことです。なぜなら、紙に書くことで、自分のイメージを視覚化できるからです。普段、頭で想像しても、すぐに忘れてしまったり、他のことを連想して、何が大事かわからなくなることはないでしょうか。紙に書き出すことで、大事なことや重要ではないことも、比較しやすくなります。まずは、ひたすら、自分がどういう人間かを書き出してください。良い部分だけでなく、強みや弱みも、思い付く限り書き出すことがポイントです。意外と「意識してなかった自分」を自己理解できるはずです。

次の段階は、書き出した粗削りの自分の言葉を誰かに伝えてください。最初は、話しやすい身近な友人が良いでしょう。出来れば、事前にお互いのことを話す約束をしてください。なぜなら、初めはとても恥ずかしいからです。自分のことを話していて、変な自慢になったり、カッコつけたりと、慣れない感じになると思います。そのため、片方の人だけが話すことになると、「なんだか私だけしゃべって恥ずかしい」とすぐ切り上げたくなり、話せなくなってしまうのです。ただ、これからあなたを待ち受けているのは、企業に自分をアピールするESや面接です。友人に話せない内容を、他人にアピールすることは、もっとハードルが高いはずです。ハードルを下げるためには、やはり、自己理解をすることが肝心です。
自己理解を高めるためには、できる限り、多くの人に自分のことを伝え、自分が発する言葉の違和感を認識することです。違和感がある部分は、きっと自分らしさを表していない部分だからです。紙に書いて納得できた言葉であっても、話してみると変な感じになることがあります。そのことに気付かずに、面接本番でその言葉を使ったらどうなるでしょう。面接官にも、その違和感は伝わるものです。なぜなら、あなたが自信を持てない言葉になるからです。すると、面接官にも、自信の無さそうな学生と見えてしまうでしょう。

就活のESや面接を攻略するためには、自分がどのような人間かを自己理解する必要があります。そのためには、自分のことを紙に書き出したり、誰かに伝えることが重要です。意外と自分のことは、わからないものです。ただ、就活では自分のことを初めて会う他人に伝えなければなりません。是非、上記を参考にして、自己理解を高めてください。それが、あなたの就活を成功させる一歩になるでしょう。

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文:丸山 智士(就活系Twitter:就活生に知られたくないっ!※フォロワー9万以上)

著書:不安を自信に変える!就活面接【正しい】答えかた/秀和システム