2025/7/11 更新 選考対策

【玉手箱対策】27卒向け|もう迷わない!勉強法・おすすめ参考書・出題形式まで完全攻略

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こんにちは!type就活です。
就職活動を始めた皆様の中には、

「玉手箱って、どんなテストなんだろう?」
「SPIと何が違うの?」
「周りはもう対策を始めているけど、今からじゃ間に合わないかも…」

と感じている方もいるのではないでしょうか?

この記事では、Webテストの一種である玉手箱について、その特徴や出題形式、 効率的な対策法、さらにはおすすめの勉強ツールまで、玉手箱を徹底的に攻略するための情報を網羅しています。

そんな玉手箱に関するあらゆる疑問や不安を、この記事がまるっと解決します。 ぜひ最後までお読みください。


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玉手箱対策 目次

Webテストとは?玉手箱の特徴と他のテストとの比較

まず、就職活動の初期選考で多くの企業が導入している「Webテスト」の全体像を掴みましょう。Webテストにはいくつか種類があり、企業によって採用するテストが異なります。代表的な3つを知っておけば、大半の企業に対応できます。

                                                                                                               
テストの種類特徴特に問われる能力
玉手箱スピード重視型:短時間で大量の問題を正確に処理する能力を測る。情報処理のスピードと正確性
SPIバランス型:人柄・ポテンシャル重視。基礎的な学力と処理能力を測る。基礎学力と丁寧な処理能力
TG-WEB思考力・難解型:従来型はなじみのない難問が多く、思考力を測る。高度な論理的思考力と読解力

自分が受ける企業がどのテストを使うかは、選考案内メールや募集要項などで調べるのが基本です。 この記事では、「玉手箱」について詳しく解説していきます。

玉手箱とは?SPIとの違いを徹底解説

玉手箱は、日本エス・エイチ・エル株式会社が提供するWebテストです。SPIと並び、多くの企業で導入されています。
SPIと玉手箱の大きな違いは、出題形式が異なるため、それぞれ異なる対策が必要になる点です。

玉手箱の主な特徴:
自宅のPCで受検するWebテスト形式がほとんど
電卓の使用が許可されている
・出題形式が決まっており、同じ形式の問題が繰り返し出題される傾向がある
・1問あたりの解答時間が非常に短く、時間との勝負になる

SPIが幅広い基礎能力を測るのに対し、玉手箱は「大量の情報を短時間で正確に処理する能力」を重視しています。そのため、問題一つ一つを深く考える時間はありません。
いかに素早く、正確に解答できるかが玉手箱攻略のカギとなります。

玉手箱の出題形式と内容(計数・言語・英語・性格)

玉手箱の能力検査は主に「計数」「言語」「英語」の3分野と「性格検査」で構成されています。
それぞれの分野で特徴的な出題形式があり、パターンを把握しておくことが重要です。

       
【計数分野】計算と情報処理の速さがカギ
       

玉手箱の計数分野は、主に以下の3形式が出題されます。
電卓の使用が許可されているため、計算ミスを防ぎ、素早く処理する練習が重要です。

四則逆算:方程式を解くように、空欄に入る数値を導き出す問題。計算の正確性とスピードが求められます。
図表の読み取り:グラフや表から必要な情報を正確に読み取り、計算して解答する問題。情報量が多く、素早い判断力が重要です。
表の空欄補充:与えられた表の規則性を見抜き、空欄を埋める問題。論理的思考力が問われます。

【計数分野 図表の読み取り コツ】
玉手箱の計数で最も配点が高い傾向にあるのが「図表の読み取り」です。
いかに効率よく情報を処理するかがカギとなります。
1. 設問を先に読む:何の情報が必要か把握してから図表を見ると、無駄な情報に惑わされません。
2. 単位と項目を確認:特に%や前年比、合計値など、単位や項目を正確に確認しましょう。
3. 電卓を効率的に使う:計算の途中結果をメモし、電卓に素早く打ち込めるよう練習しましょう。

       
【言語分野】長文読解で情報を素早く把握
       

玉手箱の言語分野は、主に以下の2形式が出題されます。
SPIの言語とは異なり、長文読解に特化している点が特徴です。

GAB形式:提示された長文の内容と一致するかどうかを問う問題(「本文の内容と合致する」「本文の内容と合致しない」「本文の内容からは判断できない」のいずれかを選択)。
IMAGES形式:長文の空欄に当てはまる適切な語句を選択する問題。

【言語分野 コツ】
長文の読解スピードが重要です。
1. 設問を先に読む:計数分野と同様、設問で問われている内容を把握してから本文を読み始めると効率的です。
2. キーワードを見つける:設問と関係の深い語句に注目し、本文から該当箇所を素早く探し出しましょう。
3. 消去法も有効:迷ったときは、明らかな誤答から消去していくと、正答にたどり着きやすくなります。

       
【英語分野】長文読解がメイン
       

玉手箱の英語分野は、長文読解が出題されることがほとんどです。
企業によっては英語が出題されない場合もあります。

GAB形式:提示された英文の内容と一致するかどうかを問う問題。
IMAGES形式:英文の空欄に当てはまる適切な語句を選択する問題。

【英語分野 コツ】
英語の長文読解は、日頃からの英語に触れる習慣も重要です。
1. 設問と選択肢を先に確認:設問を把握してから本文を読み始めることで、効率的に情報を探せます。
2. 速読と精読の使い分け:全体を速読して内容を把握し、その後、設問部分を精読して理解しましょう。
3. 時間配分を意識:問題数に対して時間が短いので、一つの問題に時間をかけすぎないように注意が必要です。

       
【性格検査】正直かつ一貫性のある回答を
       

玉手箱の性格検査は、一般的なWebテストと同様に、あなたの行動特性や考え方を問う問題です。

正直に、かつ直感でスピーディーに回答しましょう。自分を偽って企業の求める人物像を演じようとすると、回答に矛盾が生じ、かえって評価を落とす可能性があります。
質問の意図を深く考えすぎず、極端な回答ばかり選ぶのは避けるべきです。

【玉手箱の受検方式】Webテストが主流!

玉手箱の受検方式は、基本的に「Webテスティング(自宅受検)」です。
企業から送られてくるURLにアクセスし、自宅や大学などのPCで受検します。試験中は電卓の使用が許可されていますが、メモ用紙やペンは自分で用意する必要があります。

稀に、企業内でPCを使用して受検する「CBT形式」や、マークシートで受検する「ペーパー形式」もありますが、
玉手箱ではWebテスティングが圧倒的に主流です。

27卒の玉手箱対策、いつから始めるべき?

結論から言うと、大学3年生の夏休み(2025年8月頃)までには始めるのが理想です。
玉手箱は、SPIと同様に早期選考やサマーインターンシップで実施されることが多いため、夏休み前から対策を始めることで余裕を持って就職活動に臨めます。秋以降はエントリーシートの作成や企業研究で多忙になり、まとまった時間を確保するのが難しくなります。

■夏インターンで玉手箱を使う人 → 大学3年生の4月~6月
■本選考で高得点を取りたい人 → 大学3年生の夏休み
■部活や学業で忙しい人 → 大学3年生の10月~12月

初心者でも迷わない!玉手箱対策の始め方5ステップ

1. 自分の実力を知る:まずは無料の練習問題や模試を解き、現状のレベルと苦手分野を把握します。玉手箱は形式が決まっているので、まず問題に慣れることが重要です。

2. 目標点数を決める:志望企業群のボーダーライン(一般的には7割以上、人気企業は8〜9割以上)を意識します。

3. 学習計画を立てる:目標から逆算し、「いつまでに」「何をやるか」を決めます。玉手箱は出題形式が限られているため、集中的に対策しやすいのが特徴です。

4. 参考書を1冊決めて繰り返す:何冊も手を出すのはNG。信頼できる1冊を最低3周は解き、解法パターンと時間配分の感覚を体に染み込ませます

5. アプリや模試で実践練習:PC画面での解答や時間配分の感覚を養います。特に時間配分は玉手箱攻略の最重要ポイントです。

時間配分がカギ!玉手箱を攻略するコツ

玉手箱の最大の難しさは、1問あたりにかけられる時間が非常に短いことです。
例えば、計数分野の「四則逆算」では1問あたり約15秒、言語分野の「GAB形式」では1問あたり約60秒しかありません。

「時間がない!」と感じる方は、以下のポイントを意識して対策を進めましょう。

・解法パターンの暗記:
玉手箱は同じ形式の問題が繰り返し出題されます。問題を見た瞬間に解法が頭に浮かぶまで、徹底的に演習を繰り返しましょう。

・得意分野を伸ばす:
苦手な分野に時間をかけるよりも、得意な分野で確実に得点できるよう練習する方が効率的です。特に計数分野は電卓が使えるため、練習すればするほど点数が伸びやすい傾向にあります。

・捨て問題を見極める:
すべての問題を完璧に解く必要はありません。どうしても時間がかかりそうな問題は、潔く諦めて次の問題に進む勇気も必要です。

・本番を意識した練習:
参考書を解く際も、必ず時間を計って本番と同じ時間配分で練習しましょう。電卓を実際に使いながら解くことも重要です。

【2025年最新版】厳選!玉手箱対策のおすすめ参考書&問題集・アプリ

玉手箱対策で最も重要なのは、「繰り返し問題を解いてパターンを覚えること」です。
そのためには、質の良い参考書や問題集を厳選し、繰り返し取り組むことが効果的です。

【鉄板の参考書】『これが本当のWebテストだ!(1) 2027年度版 【玉手箱・C-GAB編】』(洋泉社)

これが本当のWebテストだ! の表紙画像

特徴:玉手箱の対策本としては、この「SPIノートの会」シリーズが定番です。特に『これが本当のWebテストだ!』は、玉手箱の主要な出題形式を網羅しており、解説も丁寧で分かりやすいと評判です。玉手箱対策を始めるなら、まずこの1冊を完璧にすることを目指しましょう。

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【おすすめアプリ】CAB(WEB-CAB) 一問一答 適性試験対策問題集

Webテスト対策アプリのアイコン画像

特徴:このアプリは、CABに対応しており一問一答形式での学習ができるので、隙間時間での学習に最適です。
通学中やちょっとした待ち時間にもサッと問題に取り組めます。様々なモードがあるため、ご自身の状況に合わせた学習ができます。

→ App Storeで見る
→ Google Playで見る
※Appストアの情報を参考に作成

緊急対策:「時間がない!」と焦る人向けの短期集中法

「もう時間がない!」と諦めるのはまだ早いです。
1〜2週間の短期集中でも、以下の戦略でボーダー突破は狙えます。

1. 主要な出題形式に絞る:
玉手箱は出題形式が決まっているので、計数の「図表の読み取り」「四則逆算」、言語の「GAB形式(論理的読解)」に集中して対策しましょう。

2. 解法パターンを徹底的に暗記:
応用問題には手を出さず、基本パターンの解法だけを体に染み込ませるまで徹底的に反復演習します。特に図表の読み取りは、パターンを覚えることで劇的にスピードアップします。

3. 無料の練習問題やアプリを活用:
参考書を全てこなす時間がない場合は、無料のWebテスト対策サイトやアプリで、ひたすら問題を解いて慣れることに集中しましょう。

よくある質問(FAQ)

   
       

・Q:玉手箱で高得点(8〜9割)を取るには、どれくらいの勉強時間が必要ですか?

       

個人の基礎学力にもよりますが、一般的に合計で30~50時間が一つの目安です。
玉手箱はパターン学習が非常に有効なので、短期間でも集中して取り組めば高得点を狙えます。        

   
   
       

・Q:玉手箱は「答えの使いまわし」ができますか?

       

玉手箱は、企業が「成績を使いまわすことを許可している場合」に限り、過去に受けたテストの結果を別の企業に提出できることがあります。
しかし、多くの企業では選考ごとに受検を求めるため、基本的に使いまわしはできないと考えて準備を進めるのが安全です。        

   
   
       

・Q:玉手箱のボーダーラインは企業によってどれくらい違いますか?

       

大きく異なります。一般的には7割程度が通過ラインと言われますが、
外資系コンサルや総合商社、大手金融などの人気企業では8割以上
時には満点に近いスコアが求められることもあります。志望企業の傾向を把握することが重要です。        

   
   
       

・Q:玉手箱対策におすすめの無料練習問題はありますか?

       

無料で玉手箱の練習問題を提供しているWebサイトやアプリがいくつかあります。
例えば、「玉手箱 Webテスト 解説付き 就活対策問題集」や例題が掲載されているサイトなど、
本記事で紹介したアプリ以外でも玉手箱形式に対応しているものがあります。まずはそういった無料ツールで問題形式に慣れることから始めましょう。        

   
   
       

・Q:玉手箱は難しいと聞きますが、本当ですか?

       

問題自体が非常に難しいというよりは、「時間制限が厳しく、素早い処理能力が求められる」という点で難しさを感じる人が多いです。
しかし、出題形式がパターン化されているため、繰り返し練習すれば着実に点数を伸ばすことが可能です。
対策をしっかり行えば、決して「難しい」テストではありません。        

   

玉手箱対策まとめ

玉手箱は、正しい知識と正しい戦略で準備すれば、決して怖くないテストです。

・玉手箱は「スピード重視型」のWebテスト。SPIとは異なる対策が必要。
・「計数」「言語」「英語」の出題形式を把握し、パターン学習が最重要。
対策は大学3年の夏休みまでに始めるのが理想。時間がない場合も短期集中で対応可能!
参考書は1冊を完璧に。電卓を使いこなし、時間配分を意識した練習を。

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計画的に対策を進め、自信を持って選考に臨み、見事内定を勝ち取れるよう、心から応援しています!

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執筆者

執筆:type就活編集部 増野杏奈
株式会社キャリアデザインセンター入社後、年間20件以上のイベント運営や就活記事執筆など、type就活のサービス運営を担当。
入社8か月で、累計2000PVを超える記事を執筆するほかオリジナルイベントを6件企画し、就活生向けの情報発信を行う。
公式X:https://x.com/typeshukatsu
公式Instagram:https://www.instagram.com/typeshukatsu/

監修:森雅基
2009年、キャリアデザインセンターに新卒入社。6年間、広告営業に従事。大手企業中心の営業チームにて、主に大手コンサルティングファームや外資系投資銀行を担当。ボストン コンサルティング グループ、アクセンチュア、ゴールドマン・サックスなどの採用支援を行っていた経験を活かし、2015年より企業向けの商品企画やマーケティングを手掛ける。現在、type就活の事業責任者。

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