2025/3/14 更新 選考対策
面接では話す内容以上に、「第一印象」「話し方」「態度」が影響を及ぼす!
気を付けるべき3つのことは…
・明るく笑顔で挨拶する
・結論から話し、1つの回答は1分以内にまとめる
・模擬面接で、言葉遣いや態度についてのフィードバックを受ける
面接は単なる質疑応答の場ではなく、「この人と一緒に働きたいか?」を見極める場でもあります。
スキルや経験はもちろん重要ですが、それ以上に「第一印象」「話し方」「態度」が合否を左右することも少なくありません。
本コラムでは、面接官に好印象を残すための具体的なコツと、失敗しがちな事例、そしてその改善方法について詳しく解説します。
「好印象=明るくハキハキと話せばOK」と思う人も多いですが、それだけでは不十分です。
面接官が求める「好印象」とは、以下の要素が揃ったものです。
1. 明るく爽やかな第一印象
笑顔・姿勢・清潔感のある服装
2. 聞き取りやすく、簡潔な話し方
長すぎず、論理的な説明ができる
3. 礼儀正しく、感じの良い態度
敬語が適切で、礼儀正しいコミュニケーション
4. 企業に対する熱意と誠実さ
企業研究をしっかり行い、志望理由を明確に伝えられる
これらを意識することで、面接官に「この人と一緒に働きたい」と思ってもらいやすくなります。
■失敗事例
・入室時の声が小さく、うつむきがち
・目を合わせず、緊張しすぎて表情が硬い
■なぜ失敗か?
第一印象は数秒で決まると言われています。
元気がなく暗い印象を与えると、「この人は積極性がない」「一緒に働くイメージが湧かない」と思われることも。
■対応方法
・入室時は笑顔で「本日はよろしくお願いいたします!」と明るく挨拶
・面接官の目を見て話し、意識的に頷くことで親しみやすさを演出
・鏡の前や動画撮影で自分の表情をチェックし、改善する
■改善例
入室時に明るく笑顔で「本日はお時間をいただき、ありがとうございます!」と挨拶。
これだけで面接官の印象は格段に良くなります。
■失敗事例
・質問に対してダラダラと話し続ける
・結論が曖昧で、何を伝えたいのかわからない
■なぜ失敗か?
面接官は多くの応募者を評価しなければならないため、長すぎる回答は集中力を奪い、悪印象につながります。
また、論理的思考力が低いと判断されることも。
■対応方法
・PREP法(結論→理由→具体例→結論)を使う
・1つの回答を1分以内にまとめることを意識する
・結論から話し、補足説明をする
■改善例
「私の強みは〇〇です。理由は、△△の経験を通じて□□を達成したからです。(具体例)
この経験を活かし、貴社では××に貢献できると考えています。」
■失敗事例
・「御社の成長性に惹かれました」といった抽象的な志望動機
・他社と同じような理由で、特に差別化がない
■なぜ失敗か?
企業が知りたいのは、「なぜこの会社なのか?」という明確な理由。
曖昧な志望動機は「他社でもいいのでは?」と思われ、選考通過が難しくなる。
■対応方法
・企業の強みや特徴をリサーチし、それを踏まえた志望理由を話す
・「自分の経験と企業の特徴がどうマッチするか」を具体的に説明する
■改善例
「御社の〇〇事業に興味を持ちました。特に□□の取り組みに魅力を感じており、
私の△△の経験を活かせると考えています。実際に貴社の社員の方とお話しし、〇〇な社風にも共感しました。」
■失敗事例
・「御社」と「貴社」を混同する
・語尾を伸ばした話し方(例:「~なんですけどぉ」)
・足を組んだり、姿勢が悪い
■なぜ失敗か?
言葉遣いや態度が悪いと、ビジネスマナーができていないと判断される。
特に企業の顔として働く場面が多い職種では、大きな減点要素になる。
■対応方法
・普段から正しい敬語を意識し、友達と話すような口調を避ける
・背筋を伸ばし、落ち着いた態度を心掛ける
■改善例
・「貴社」は文書で、「御社」は口頭で使うと覚える
・言葉遣いをチェックするために、模擬面接でフィードバックを受ける
面接官に好印象を残すには、第一印象、話し方、態度、企業研究の4つを意識することが重要です。
失敗しやすいポイントを押さえ、それぞれの改善策を実践することで、より良い印象を与えられます。
ぜひ事前に練習し、自信を持って面接に臨みましょう!
文:丸山 智士(就活系X(Twitter):就活生に知られたくないっ!※フォロワー8万以上)
著書:不安を自信に変える!就活面接【正しい】答えかた/秀和システム
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