2025/12/8 更新 選考対策
■想定外の質問に強くなるための3つのコツ
コツ①:“数秒の間”を取る
→「ご質問ありがとうございます。少し考えさせてください」とワンクッション置く
コツ②:結論 → 理由 → 具体例 の構成で答える
→突飛な質問でも、この型に当てはめるだけで筋の通った答えに変わる
コツ③:“完璧な回答”を目指さない
→「どれだけ短時間で整理できるか」が評価されるので、8割の完成度で十分
■おすすめの練習法
①友人や先輩にランダム質問を出してもらい、30秒で回答するトレーニングを繰り返す
②新聞の見出しを1つ選び、「この話題について自分の結論は何か?」を即興でまとめる
就活の面接では、どれだけ準備をしていても必ず“想定外の質問”が飛んできます。
「最近気になったニュースは?」「自分を色で例えると?」「もし〇〇だったらどうする?」など、
過去の経験だけでは答えにくい質問が出た瞬間、焦って沈黙する学生は少なくありません。
しかし、実は
面接官が見ているのは“正しい答え”ではなく、“予想外の状況での対応力”
です。
ビジネスの現場でも想定外は日常的に起こります。
そのため面接での反応から「この学生は落ち着いて対応できるか?」「論理的にまとめる力があるか?」を判断しているのです。
では、想定外の質問に強い学生は何が違うのでしょうか。ポイントは3つあります。
1つ目は、瞬時に考えるのではなく、まず“数秒の間”を取ること。
焦って話し始めると論点がズレたり冗長になったりしがちですが、
「ご質問ありがとうございます。少し考えさせてください」
とワンクッション置くことで頭が整理され、落ち着いて話せるようになります。
2つ目は、どんな質問にも 結論 → 理由 → 具体例 の構成で答えること。
たとえ突飛な質問でも、この型に当てはめるだけで筋の通った答えに変わります。
例えば「あなたを動物に例えると?」という質問でも、
「私は○○に似ていると思います(結論)。その理由は△△の特徴が自分と共通しているからです(理由)。実際に大学では□□という行動をとっており、その点が動物の特徴に近いと感じています(具体例)」
という流れにするだけで説得力が増します。
3つ目は、“完璧な回答”を目指さないことです。
想定外の質問は、そもそも正解がありません。「どれだけ短時間で整理できるか」が評価されるので、8割の完成度で十分です。
では、この対応力をどう鍛えるのか。
最も効果的なのは、“想定外の質問シャワー”に自分を慣らす練習です。
友人や先輩にランダム質問を出してもらい、30秒で回答するトレーニングを繰り返すと即応力が上がります。
また、新聞の見出しを1つ選び、「この話題について自分の結論は何か?」を即興でまとめる練習もおすすめです。
日常のテーマで即興話法を鍛えると、どんな場面でも軸を見失わずに話せるようになります。
さらに、回答後に「結論から言えたか?」「理由は明確だったか?」「具体例は適切だったか?」をセルフチェックすることで、短期間で話す力が伸びていきます。
想定外の質問は、面接官にとってあなたの対応力をアピールできる大きなチャンスです。
焦るのではなく、「自分の思考力を見せる時間だ」と前向きに捉えることが成功への第一歩。準備を積み重ね、どんな質問でも落ち着いて答えられる“強い就活生”を目指してください。
文:丸山 智士(就活系X(Twitter):就活生に知られたくないっ!※フォロワー8万以上)
著書:不安を自信に変える!就活面接【正しい】答えかた/秀和システム
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