2026/4/14 更新

AI時代、理系に求められる力はどうなる?

技術職の新しい必須条件

AIの急速な進化が続く今、技術職に求められる定義も変化するのではないだろうか。従来の「専門知識の量」だけでは測れない時代において、選考官は学生のどこを見ているのか。理系採用の最前線に立つ責任者たちが、これからの技術職に求める能力を公開。激変する環境下で、理系学生が磨くべき真の専門性、そしてインターンシップで確かめるべきポイントも紹介する。

旭化成
AI活用は手段の一つにすぎない
理想を描き新たな課題に挑む意志こそ価値となる
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人事部 人財採用室
博士(工学)
倉嶋晃士
東北大学 大学院 工学研究科 応用物理学専攻を修了後、2017年に旭化成エレクトロニクス株式会社へ入社。赤外線・磁気・ガスセンサーなどの基礎研究に従事する。24年より人事部 人財採用室へ異動し、旭化成グループ全体における技術系総合職の新卒採用を担う。技術の最前線を知る「元・研究職人事」
創業から百余年、旭化成は基礎化学品から繊維、住宅、医療へと事業ポートフォリオを大胆に入れ替え続けてきた「変革」の会社です。組織の壁を越えて人が動き、新たな価値を生む「アメーバ体質」が、この進化を支えてきました。時代が常に移り変わることを前提とする私たちにとって、AIの台頭も一つの変化に過ぎません。最先端の技術がAIに移り変わろうとも、新しいツールを使いこなしながら社会の課題を解決しようとする姿勢は、今後も変わることはないでしょう。

AIは周知のとおり、ビジネスの根底を覆す強力な武器ですが、AIの活用自体が目的とはなり得ません。AIが進化する今、技術者に問われるのは、人間にしかできない「未来を描く力」でしょう。企業が等しくAIのみを使うのであれば、導き出される答えは画一的なはず。だからこそ「どんな未来を創りたいか」という理想を描き、そこから逆算して「今、解くべき課題」を設定することに新たな価値が生まれます。当社においてその象徴と言えるのが、再生可能エネルギーで水を電気分解するため製造中にCO2を排出しない「グリーン水素」事業。IPCCが脱炭素の必要性を示した07年、当時まだ若手だった社員が「水素の時代が来る」と予見し、基礎研究から立ち上げたプロジェクトでした。社内外の専門家たちを次々と巻き込みながら拡大し、今では世界的に注目を浴びる新規事業に。前例にとらわれず、領域横断しながらブルーオーシャンを開拓したのです。挑戦心を育て、描いた未来をドライブさせる醍醐味を、ぜひあなたも。

Q.
活躍している社員の特徴は?

「やりたい」を実現する推進力や、アイデアを発信する積極性を持つ社員です。例えば、さまざまな分野で専門性を磨いた社員が集う社内コンペや発表会から、新たな研究テーマが生まれることも珍しくありません。既存の枠にはまることなく、未知へ「越境」できる人財が、シナジーを発揮します

Q.
インターンで体験して欲しいポイントは?

自身の専門性や強みをどう活かし、将来の理想を実現するか。「化学」のイメージが強い旭化成ですが、実は事業領域や職種は幅広く、皆さんが輝ける場所が必ずあります。先輩社員も、皆さんにそれを体感いただけるよう準備して待っています。ぜひ先輩の姿と自身の理想を重ねてみてください

インターン中に発見
こんな学生は入社後も活躍しそう!

やはり、何事にも主体性を持つ方は将来が楽しみだと感じます。現状に満足せず、「ここは改善できるのでは」と能動的に提案したり、現場社員の懐に飛び込んで知見を吸収してみたり。ボトムアップの風土かつ個人の裁量が大きい環境のある旭化成だからこそ、前のめりな社員にはチャンスが巡ってきます。そのような方は成長が早いと確信しています

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