カルチャーフィットをかなえた先輩たちに聞いてみた
「自分に合う会社」を見極める三つのポイント
年収の高さや企業の知名度は、必ずしも入社後の満足度や活躍を保証してくれない。長期的なキャリアの満足度には、本人と企業の相性を見極める視点が不可欠だ。
そこで、カルチャーフィットをかなえた若手社員たちのリアルな就職活動に注目。先輩たちの経験から、納得感のある会社選びのヒントをもらうべく、彼らが何を重視し、いかにして自分に合う会社を見つけたのかを「三つのポイント」で聞いた。

SAP事業部 第一SAP統括部 第一SAP担当

プロフェッショナルとして高品質を追求し
最後までやり抜く真面目な姿勢
Q1.今の仕事内容は?

食品メーカーを対象としたSAPシステム統合・アップグレード案件に参画し、会計領域を中心とした構想策定や要件定義を担当しています。60名規模の大型プロジェクトの一員として、顧客と対話しながら要件を整理し、システムのあるべき姿を共に描いていく役割です。また、入社3年目で新規案件獲得の提案活動にも挑戦。戦略や見積もりの検討から提案資料作成、商談の支援まで携わり、結果として受注につなげることができました。
Q2.仕事のやりがいは?

お客さまとの打ち合わせの場面で、学んだ知識を生かし、ご要望に的確に応えられたときには、大きな達成感を得られます。また、NTT DATAのエンジニアは、プロジェクトを俯瞰しながら取りまとめる立場にあるのが特徴。そのため、マネジメントや方向性の意思決定にも、若手のうちから関与する機会があります。単なる作業者にとどまらず、自らの意見をもとに全体像を捉えて推進役を担える点に、当社ならではの魅力を感じています。
Q3.入社の決め手は?

クライアントファーストとチームワークという理念に共感し、それが社員一人一人に確かに根付いていると感じたからです。インターンシップでは、「それは本当にお客さまのためになっているか?」と繰り返し問われ、価値提供の本質に気づくことができました。さらにOB・OG訪問を通じて現場の社員の方々からも同じ価値観を伺い、理念が日々の行動として根づいていることを実感。その姿勢に強く共感し、入社を決意しました。
Q4.会社のカルチャーは?

真面目に仕事に向き合い、最後までやり遂げる文化が根付いています。納期が迫る状況でも品質に一切の妥協を許さず、細部にまでこだわる姿勢が当たり前となっている環境です。責任感の強い仲間と共に協力できる安心感があり、日々の取り組みから学ぶことも多く、心から尊敬しています。また、プロジェクト業務はもちろん、若手主体の社内企画でも、自らの意見を発信し、形にしていける風通しの良さも大きな魅力です。
徹底した自己分析で
価値観を明確化
価値観を明確化
就職活動初期に、強みや価値観を明確にしました。私は過去の経験から「チームで何かを成すことに喜びを感じる」という特性や他己分析による自分の「真面目さ」を把握。この自己理解が会社との相性を見極める土台になりました
インターンに参加し
社風の違いを体感
社風の違いを体感
業界・職種問わずさまざまなインターンに参加し、カルチャーを直接感じることを重視。「どんな部下と働きたいか」「仕事で大切にしていることは何か」といった質問を通じて、会社の価値観や合う人物像を探りました
OB・OG訪問で
社員の本音を確認
社員の本音を確認
インターンで感じた会社の理念やカルチャーが、実際に現場にも浸透しているかを確認する場としてOB・OG訪問を活用。人事の話だけでなく、実際に働く社員の声を聞いたことで、入社後のミスマッチを防げたと思います