働く醍醐味
私が仕事に熱中する理由
仕事で圧倒的な成果を出したい。
経験を積んで、専門スキルを身に付けたい。
では、いち早く成長を遂げたトッププレーヤーたちは
どう仕事に取り組んできたのだろう。
注目企業の若手社員が、仕事の魅力を実体験を交えて語る。
事業支援と事業創出の両方を経験し
自分だけの強みを持つ人材へ
アシスタントマネジャー
家族がガスや電力に関わる仕事をしていた影響で、社会インフラに携わる仕事に興味を持っていました。オリックスとの出会いは、大学でのとある講義。公共施設の運営を民間企業が行うコンセッション事業の一例としてオリックスの空港運営が紹介され、新しい社会インフラへの貢献手法に興味を抱きました。その後OB訪問で「オリックスは、祖業のリースだけでなく投融資、不動産、環境エネルギーなど事業の幅が広いからこそ顧客の課題さえ見つかれば、必ず力になれる」と知り、魅力を感じ入社を決意しました。
入社後は、法人営業としてあらゆる経営課題の解決提案を担当。顧客の課題に合わせて、自社の幅広い専門性とネットワークを強みに顧客との信頼関係を深めていました。中でも印象深いのは、ある中古車販売会社への数億円規模の融資案件。大型の案件であったため、従来の融資手法では顧客のニーズを満たすことが困難でした。そんな時、上司の「顧客のために何ができるか常に考える」という教えにのっとり、既存の枠組みにとらわれず、社内外で解決策を模索。その結果、社内でも事例の少ないABL(自動車在庫担保融資)という手法で顧客の希望をかなえることに成功しました。カーリース事業を行うオリックスならではの融資の切り口だったと思います。顧客ファーストで主体的に行動したことが結果につながり、大きな成功体験となりました。こうした事業支援を通して経験を積む中で、培われた課題解決力や交渉力を活かして、新しい挑戦をしたいと考えるようになったのです。
習得した交渉力・折衝力を活かし
新プロジェクトの立ち上げを推進
2024年3月にキャリアチャレンジ制度を利用し、入社前から興味があったコンセッション事業推進部に異動。現在は上工下水道の新規案件創出を担当しています。官民連携事業は多くの利害関係者を巻き込むため、自治体や官側のアドバイザー、パートナーとなる民間企業など多数の関係者と信頼関係を築くことが重要です。自治体が抱える課題を解決する官民連携のかたちを探しつつ、社会貢献と事業性を両立させる難しさに直面しています。
1つ目のキャリアでは個の力を高め、2つ目のキャリアではチームでプロジェクトを推進する力を習得している最中ですが、既に次のキャリアも見据えながら日々の業務に取り組んでいます。その背景にあるのは、VUCAの時代において、社会に必要とされる事業を自分で創出し、運営できる人材になりたいという思い。オリックスも、社会の変化に柔軟に対応しながら事業の幅を広げてきました。そんな当社だからこそ、多様な経験を積み、自分だけの強みをつくれると確信しています。
制作担当/向川巧真
やって分かった仕事の魅力
顧客の幅広い要望を実現できる
さまざまな事業領域に挑戦できる