2024/11/01 更新
20代29人に聞く
働く醍醐味

私が仕事に熱中する理由

仕事で圧倒的な成果を出したい。

経験を積んで、専門スキルを身に付けたい。

では、いち早く成長を遂げたトッププレーヤーたちは

どう仕事に取り組んできたのだろう。

注目企業の若手社員が、仕事の魅力を実体験を交えて語る。

パナソニック エナジー

地球に優しい電気自動車の実現を目指し
仲間と共に次世代電池技術を探求する

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研究開発センター要素開発
御堂有希
同志社大学修士課程修了。2023年にパナソニックグループの体制変更により、電池事業を引き継いで設立されたパナソニック エナジーの1期生として入社した。以来、車載向けリチウムイオン電池の次世代製造技術開発に従事。現在は負極に使用する材料の開発を担当しており、素材の選定や組み合わせに関する検討を行っている

大学時代に実験やデータ解析の楽しさに目覚めた私は、就職時に研究職を希望しました。当時、世間で注目されていたのが環境に優しい電気自動車です。燃料となる電池技術の社会を変える力に魅了され、この分野をけん引するパナソニック エナジーで働きたいと考えました。決意を強固にしたのは、選考で出会った社員たちの姿勢。大変なことも楽しそうに語る姿が輝いて見えたのです。また、若手に裁量を与える社風は自ら考え試行錯誤したい私にとって魅力的でした。

入社後から現在まで、車載用リチウムイオン電池の次世代製造技術開発に携わっています。これは、製造方法を根本から見直す一大プロジェクト。長年、世界中で同じ方法を用いて電池が作られてきましたが、環境への配慮やコスト削減、安全性を追求するため、新しい材料や工法を取り入れるのです。中でも私は負極に使用する最適な材料開発をミッションとしています。製品を世に出すには、常にゴールを見据え、スピード感を持って進めることが不可欠です。最初は学生時の研究室との考え方の違いに戸惑いました。しかし、時間の制約がある中で成果を求め工夫するうち、多くの人々と協力する重要性に気付いたのです。チームメンバーや他部署、各メーカーとも積極的にコミュニケーションを取り、新たな知識を獲得しました。当社には、電池分野に限らず多彩なバックグラウンドを持つ社員が集まっており、思わぬ相乗効果が生まれることも。こうして得た新しい視点を活かして仮説・検証を行うプロセスは非常に刺激的で、高い成果を生む原動力になっています。

社会や環境への影響を常に考慮し
研究を行うほどに視座が高まった

私自身、リチウムイオン電池の知識が全く無い状態からのスタートでしたが、多種多様な制度により専門知識を深められています。外部講習や社内勉強会はもちろん、技術者同士がつながれるコミュニティーまで。加えて、社員の誰もがいつ質問をしても手を止めて、親切にアドバイスをしてくれます。すぐに答えが出ない問いにも時間をかけて一緒に悩んでくれる姿勢に、感謝の気持ちが絶えません。同期たちとも論文を共有し合うなど、助け合い切磋琢磨し、共に成長できています。

知識が増えることで視座が高まり、社会貢献のミッションを意識しながら研究できるようになりました。私たちなら、パナソニックが誇る安全性の高さに加えて、環境に優しく「人類の未来に貢献できる新しい技術」を生み出せると確信しています。自分が開発した技術を搭載した電気自動車が、日常風景の一部として当たり前に走る姿を見たい。そのために、頼れる仲間たちと共に研究を続けていきます。

制作担当/須子田夏海

やって分かった仕事の魅力

若手から注目領域の最前線で
研究プロセスに没頭できる
専門性を超えたチームワークで
新しい技術の可能性を切り開く

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