2024/9/27 更新
ビジネスリーダーたちが挑む
“ミッション”と“次の一手”

世の中を変える事業最前線

企業が発展し続けるためには、先を見据えて戦略を描き、事業を展開していくことが必要不可欠だ。

各業界をリードする企業が推進する注目事業は何か。

そして、その事業が担うミッションとは。

リーディングカンパニーのリーダーたちに聞いた。

シンプレクス・ホールディングス

FinTechの国内市場のパイオニア企業として金融領域に強みを持ち、コンサルティングからシステム開発・運用保守まで、一気通貫でITソリューションを提供。現在はビジネスとテクノロジーに精通したプロフェッショナル集団として、各業界のDX推進にも注力している
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Mission

金融領域で培った高度な技術力であらゆる産業のDX化を推進

シンプレクス株式会社
執行役員
赤本大輔
2009年にシンプレクス・ホールディングスへ入社。FXシステムの開発・運用保守担当からキャリアをスタートし、徐々にインフラ領域に軸足を移す。ミッションクリティカルな金融システムのインフラ導入、サイバーセキュリティー領域のマネジメントを担当。23年にインフラ・セキュリティー領域の責任者として執行役員に就任

デジタル庁と共創するDX
行政サービスの変革を一気通貫で支援

金融×テクノロジーを表す「FinTech」が一般化する前から、金融領域に特化したITコンサルティングに強みを持つシンプレクスグループ。現在は『Vision1000』という長期成長戦略を掲げ、売上収益1000億円を目指しています。その達成の鍵を握るのが、私がリードするエンタープライズDX事業です。当事業部のミッションは、金融領域で培った高度な技術力を活用し、他の産業のDXを支援すること。金融システムは決して止まってはならない社会インフラであり、その開発には極めて高い技術力と正確さが求められます。当社グループはAI、クラウド、ブロックチェーンなどの先端技術を駆使し、高品質なシステムを金融機関に対して提供してきました。そうした実績を強みに、今後は他の業界・業種のDXにより一層注力しようとしているのです。その最たる例として、現在手掛ける公共領域のDX支援プロジェクトが挙げられます。官公庁や自治体のシステムの多くはレガシーであり、その刷新は国の重要課題。社会的影響の大きいプロジェクトだからこそ、受注の決め手になったのは技術力の高さです。実際に、デジタル庁が提供する行政手続きのオンライン窓口『マイナポータル』の刷新プロジェクトでは、UI/UXやクラウド技術の知見を活かし、要件の調整から設計・開発、リリースまで、複数の事業部が連携して一気通貫でご支援しました。デジタル庁と当社グループには「ITの力で国民の生活をより良くしたい」という信念をはじめ共通点も多く、現在もさまざまなご支援をしています。われわれの手で国民向けの行政サービスに変革を起こせることが大きな誇りです。

ビジネス×テクノロジーの視点を
併せ持つハイブリッド人材へ

前述以外にも多岐にわたるプロジェクトを手掛けています。例えば、サンリオピューロランドに対して、人的コスト削減やパーク運営の効率化・収益化を促進する動員予測AIシステムを導入したり、エンターテインメント企業であるアミューズに対しては、オンラインショップなどで入手したNFTを管理できるブロックチェーン技術を活用したウォレットサービスを開発したり。すでに当社が持つ技術力は他領域に大きなインパクトを与えており、メディアで話題になることも増えました。このような幅広いビジネス領域のDXを支援するやりがいを味わえることに加え、一気通貫でソリューションを提供しているからこそ、顧客ビジネスの成功、企業価値の向上に貢献している手ごたえも強く感じられます。

また当社グループには、挑戦を後押しする風土があり、当事業部の若手にも積極的に責任ある役割を任せています。例えば入社3年目で大手企業の管理職を相手に商談を行うリーダーや、得意な技術領域で新しいプロダクトを開発した社員など。若くして顧客の課題解決に直結する経験を積めるのです。

こうした企業風土のもと、さまざまな業界・業種が抱えるビジネス課題をデジタル技術で解決していく。そんな最前線のDX支援に若くから挑戦できる当事業部は、社員がビジネスとテクノロジーに精通したハイブリッド人材として成長するための最適な環境といえるでしょう。

制作担当/宮嵜夏南子

事業を成長へと導く人材とは?

ビジネス×テクノロジーをハイブリッドで提供する志向を持ち、シンプレクスの『5DNA』への共感できることが大前提です。加えて、われわれが手掛ける新たなDX支援においては特に、顧客と共創するスタンスが重要。テクノロジーの活かし方に精通するわれわれが、顧客と同等以上にビジネスも理解することが、価値の高いソリューションを生み出すことにつながります。顧客と目線を合わせ、共に考えながら、新しいプロジェクトを推進できる方こそが活躍できるでしょう
金融領域で培った技術力を活かし、領域を問わずあらゆるビジネスでのITソリューションの提供を目指す

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