ローソン2021/4/01 更新

ビッグデータやIoT活用が成長の鍵
リアルとITを掛け合わせた街づくりを

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リーディングカンパニー37社の人事に聞く
学生が知らない成長企業の真実

就職活動に臨むにあたって、企業研究を行う学生は多いだろう。その時に気になるポイントの一つが、会社の成長性だ。では、会社の成長とは何か。その成長を支えるものとは何なのか。そして、成長企業に新卒入社し、働く醍醐味とは……? 国内リーディングカンパニー37社の人事・採用担当者に、各社の事例で“成長企業の真実”を聞いた。

※この記事は特別冊子「インターンシップ・ラボ2021」のweb転載です

ローソン

1日あたりの客数約1200万人を誇るコンビニエンスストア『ローソン』を国内に約14400店舗展開。会員数9671万人の『Pontaカード』が持つビッグデータを活用した革新的なサービスで世の中に新しい価値を生み出している

人事本部 人事企画部
新卒採用担当
村田くるみ

「私たちは〝みんなと暮らすマチ〞を幸せにします。」この企業理念の具現化に向けて業界の常識を変えてきたローソン。今や定番商品となった『プレミアムロールケーキ』もその一つです。従来の「忙しい男性が手軽に買い物をする場」というコンビニの概念を覆し、あえて女性をターゲットにすることで幅広い世代・性別のお客さまから選ばれる店づくりを実現。業界初のスイーツブームを巻き起こしました。最近でも人気アイドルグループやアニメなどのエンターテインメント業界とのコラボレーションを数多く企画。あらゆる世代を意識した挑戦を続けています。

日頃ローソンを利用される方にとって、こうした取り組みは身近ではないでしょうか。しかし、実はローソンは10年以上前からIT活用の促進にも注力しているのです。膨大な会員を持つPontaカードのビッグデータ活用もその一つ。これまでレジ会計時に手打ちで集計していた年齢・性別などの顧客データを、詳細かつ正確に蓄積することで、オーナーさんが時間と労力をかけて行っていた発注業務の効率化を実現。それだけではなく、データを基にした適切な発注が食品ロス削減にもつながり、環境面、コスト面ともにうれしい店舗運営を実現できています。さらに、KDDIさまとの協業により、ビッグデータで解析した情報を基に、店舗付近にいるお客さまのスマートフォンへおすすめ商品の情報を通知するサービスも始動。店舗とITを掛け合わせた、より便利な取り組みが進行中です。

この他にも、自身のスマートフォンをレジ代わりにできる『ローソンスマホレジ』や完全レジ無し店舗『ローソンゴー』の運営、人工知能を搭載した品出しロボットの導入などを試験的に実施。従業員は業務効率化により接客や店づくりに一層注力できる時間が増え、お客さまはこれまで以上に快適な買い物を楽しんでいただけるという、私たちが理想とする空間に近づいています。これらの取り組みが全国のローソンに導入される日もそう遠くはないでしょう。

そして何と言っても、ローソンが目指す、お客さまの生活をより豊かで便利にする次世代コンビニを語るには、最新テクノロジーが欠かせません。これは一例ですが、将来的には家電に搭載されたIoTと連携し、冷蔵庫の卵が切れる前にローソンの卵のセール情報を通知するなど、より暮らしに入り込んだサービスも構想中。近い未来、ローソンがある街の暮らしはもっと豊かで便利になるはずです。

理想をかなえるため
行動できる人が未来を開く

変化を求められる時代だからこそ、従来のやり方は通用しない。私たちは、常に競合他社に先んじて、革新的な挑戦を続けてきました。前例にとらわれず理想を実現するために行動できる方であれば、そんなローソンの一員として、活躍できるでしょう。

実際に、これまでローソンが行ってきた革新的な挑戦の背景には、社員の柔軟で新しい発想と行動力が欠かせませんでした。だからこそ私たちは、多様な価値観を醸成する環境と、アイデアの発信を推奨する風土づくりを重視しています。積極的に外国籍社員を採用しているローソンには、現在約9カ国の社員が在籍。国内外の多様な価値観が融合することでつくりだされるボーダーレスな環境も、柔軟な発想が生まれる要因の一つかもしれません。また、社員から生まれたアイデアをしっかり実現できるのもローソンの強みです。ボトムアップ型の意思決定により、入社1年目の社員が全社に影響を与えることだってあり得ます。今後、一層新しい意見を取り入れるため、社内コンペを勝ち抜いた社員に資金を渡し、アイデア実現を促す「1億円チャレンジ」や、評価軸に「チャレンジ枠」を追加するなどさまざまな施策が始動します。一人一人がエッセンシャルワーカーとして価値を発揮し、ローソンの企業理念の具現化に向けて挑戦しましょう!