トップカンパニーで働く先輩たちに聞く!
そもそも、インターンシップって何?
「インターンシップ」って、どんなことをするの? 一体、何のために参加するものなんだろう? そんな疑問を持っている人も多いかもしれない。そこで今回は、トップカンパニーで活躍する先輩たちに、過去の体験談と、インターンシップ参加を有意義なものにするコツを聞いた。
日本を代表する新聞社。新聞にとどまらず、展覧会・イベント企画の開催や、『朝日新聞デジタル』に代表されるデジタル戦略など、総合メディア企業として多様な事業を展開している
4日間での大きな発見は、社員全員が変化に積極的で、どんな些細なアイデアでもビジネス化できないかと考え抜く姿勢を持っていたこと。どの部門の社員からもそれを感じられたことで、朝日新聞社ならビジネスを生み出せるイメージを持てました。インターンシップに参加していなければ、新しいサービスを発信していこうという社員の価値観や情熱を知れず、働くイメージも持てなかったでしょう。
参加後、私の中で大きく変化した考えがあります。それは、ビジネスを生み出す上での管理部門の重要性です。デジタルや企画部門が表側で会社をまわす大切なピースだとすると、管理部門はそれぞれのピースが、価値を生み出す過程を部門横断で支える、ビジネス上必要不可欠な役割だと理解しました。その瞬間、ビジネスを生み出すために何がしたいかではなく、何をすべきか、何が必要かという考えに至ったのです。管理部門との出会いが、キャリア選択のターニングポイントになっただけでなく、さまざまな部門での体験が、働くということを一段高い視野で捉えるきっかけになりました。
入社後私は、最短距離で企画ができる部署や仕事ではなく、管理部門への配属を選択しました。部署異動ができると知っていたこともありますが、インターンシップを通じて、私が目指すゴールまで何をしていくべきかが見え、具体的な道筋と長期のキャリアが描けたからです。社員の価値観に触れ、その会社を深く知ることで、新たな発見があるのがインターンシップの魅力。先入観を捨て体験すること全てを素直に受け止めれば、必ず自分の琴線に触れる情報と出会えますよ。