住友電気工業2021/5/14 更新

売上高の約6割を占めるのは国内ではなく海外
直近10年で1兆円の拡大に成功

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リーディングカンパニー37社の人事に聞く
学生が知らない成長企業の真実

就職活動に臨むにあたって、企業研究を行う学生は多いだろう。その時に気になるポイントの一つが、会社の成長性だ。では、会社の成長とは何か。その成長を支えるものとは何なのか。そして、成長企業に新卒入社し、働く醍醐味とは……? 国内リーディングカンパニー37社の人事・採用担当者に、各社の事例で“成長企業の真実”を聞いた。

※この記事は特別冊子「インターンシップ・ラボ2021」のweb転載です

住友電気工業

1897年の創業以来、電線製造に関する技術をコアとして自動車、情報通信、エレクトロニクス、環境エネルギー、産業素材の五つの領域で事業を展開。新価値創造を目指しグローバルでの成長を実現している

人事部 人材採用部 東京人事・採用グループ
高橋 碧

「電線御三家」のトップ企業として数えられる住友電気工業。1897年の創業以来、研究開発力を武器に、多くの社会インフラ・最先端技術を生み出してきました。主要事業はモビリティ・エネルギー・コミュニケーション(情報通信)の三つ。技術発展のスピードが速く注目度の高いビジネスです。特筆すべき点は、国内だけでなく、海外においてもオンリーワンの存在感を発揮していることです。

その事例の一つが、超高圧海底ケーブルです。各国で脱化石燃料が叫ばれる中、再生可能エネルギーを迅速かつ安定的に供給することは急務。当社独自の伝送技術を基に、ベルギーとイギリスをつなぐ全長141.5キロメートルの海底電力ケーブルの布設に成功しました。

またもう一つ、当社の技術が世界各国から評価される要因となった事例をご紹介します。当社の主力製品である、自動車用ワイヤーハーネスの新たな素材開発です。従来、銅素材で生産していた車内伝送システムを、軽量素材のアルミニウムに転換するというミッションです。軽量化・調達コスト改善という意味だけでなく、社会的課題とされる二酸化炭素排出削減に貢献する、当社としても大きなビジネスのターニングポイントでした。課題となったのは、銅と同等の強度をアルミニウムで実現できるかどうか。結果、もともと当社が有していた非鉄金属に関する研究が奏功し、事業構想がスタートしてからわずか3年で素材開発、製造、量産体制構築に成功しました。

この二つの事例は、いずれもここ10年の出来事。学生の皆さまにぜひお伝えしたかったのは、国内にとどまらずグローバルに当社の研究開発力をアピールすることに成功したという事実です。

財閥系の由来も相まって、国内マーケットに注力するイメージを持たれがちな当社ですが、実は全社売り上げの内訳においては海外の実績がおよそ6割にも上ります。さらに、直近の売上高3.1兆円に対し、ここ10年での純増額は1兆円。これは、当社が日本だけでなくグローバルで評価されており、かつ安定企業ではなく成長企業として今まさに活況であることを示す何よりの裏付けになると確信しています。そのため、当社のカルチャーも、安定よりも挑戦を重視する、アグレッシブな姿勢が色濃く反映されています。

次世代の製品をつくる会社
支えるのは「異端児」たち

目標に対して自分ならではの視点で取り組み、柔軟に発想していく。そんな人材像を当社は「気骨ある異端児」と表現しています。多様な製品・事業がひしめく中で、自身を一つの中小企業の経営者として見立て、徹底的にトライアルアンドエラーを繰り返すのです。

それを実現するための仕組みを二つお伝えします。一つ目は裁量の大きさ。入社数年の若手が数億円規模の取引を担当するケースもあるなど、社歴ではなく意欲と実績を評価し大きな仕事を任せるスタンスがあります。とはいえ全て任せきりにするのではなく、上長が責任者として後方支援し、適宜フィードバックしていく面倒見の良さも強み。失敗も成功も学びとして捉える社風です。

二つ目に、海外へのチャレンジ。グローバルにビジネスを展開しているため、所属する部署や業務の内容によって、海外への出張や転勤の機会は豊富にあります。6年目を迎える頃には4割以上の社員が海外業務(駐在・トレーニー・出張)を経験。この二つの仕組みに加えて、上長との「キャリア対話」の機会もあります。そのため、自身がチャレンジしたいことを発信でき、成長のロードマップを描きやすい制度が備わっているのです。

世界情勢はこれからも大きく様変わりしていくでしょう。ですが当社が大切にしている「次世代の製品をつくる」は普遍。自分の信念を持って仕事に取り組みたい方にとって、当社は絶好の環境ではないでしょうか。