世界をリードするDXパートナーとして各種サービスを提供すると共に、これらを支える最先端、高性能かつ高品質のプロダクトおよび電子デバイスの開発、製造、販売から保守運用までを総合的に提供する、トータルソリューションビジネスを行っている
エンジニア
Enterprise&Finance ITS CPS&Retail Group
早稲田大学法学部卒。2021年4月、富士通に新卒入社、現在の部署に配属。リテール業界の顧客を担当し、基幹システムの新規構築や機能改修に携わる。1年目の後半、大手宅配サービスのプロジェクトで初の責任者に。その後、希望を出して大手家電量販店のプロジェクトに異動、現在に至る
社会的インパクトが大きいプロジェクトを次々に経験し
「プログラミング知識ゼロ」からの成長を実感できる
多くの人と関われる環境で、他者への貢献を通じて自分の成長も実感できる。それが私の就職活動の軸でした。これまでの人生を振り返った時、自分よりも人のために頑張れるタイプだということ。そしてその時に自分が成長してきたことに気付いたからです。また、高校時代にアメリカに3カ月間留学した経験も影響を与えていると思います。現地でさまざまな価値観に触れた経験は私の考え方を大きく変えました。引っ込み思案だった私は自分の周りの環境だけに閉じこもりがちでした。しかし、留学経験を経てもっと広い世界で多くの経験を積みたいと考えるようになったのです。
就職活動開始時は、幅広い分野の顧客と関わる金融業界、多くの消費者と接するリテール業界を志望していましたが、次第に同じく幅広い分野に顧客を持つIT業界へ興味を持つように。プログラミングを学んだことがない文系の私にできるのか不安はありましたが、システム開発を通じて顧客の課題解決に直接貢献できるシステムエンジニア(以下、SE)になりたい気持ちは日に日に強くなっていきました。
そんな私の思いを受けとめてくれたのが富士通です。面接で私のSE像と実際の仕事を丁寧にすり合わせてくれ、不安を解決してもらえたことに加え、当時ICTサービスの売上高は国内外共にトップクラス。富士通なら、インパクトの大きな仕事ができると感じて迷わず入社しました。入社後は希望していたリテール業界を担当し、基幹システムの新規構築・改修の一部を担当。驚いたのは、就職活動時に想像していたより開発時間は少なく、社内外の方とのコミュニケーションの時間が多いこと。私たちのミッションは開発を行う協力会社やグローバル拠点のメンバーに、顧客の要望を橋渡しすることなので、人と接する時間が多いことは良い意味でのギャップです。とはいえ、円滑なコミュニケーションを取る上でプログラミングの知識は不可欠。現在も開発に携わり知識を深めています。
初めてリーダーに抜てき
大手顧客から感謝の言葉をもらう
この仕事のやりがいを強く感じたのは1年目の秋。食材の宅配サービスを手掛ける大手顧客のプロジェクトで、初めて一機能のプロジェクトリーダーを任された時です。工場の作業員や配送ドライバーの方々が使うシステムを設計から実装、リリースまで一貫して担当。責任あるポジションに喜びを感じる一方、知識不足から協力会社に曖昧な指示しか出せず苦戦しました。プログラミングやテストについて指示を出している私に、横で聞いていた先輩から「青木さん自身は理解できている?」と、一言。相手の理解力に甘えず、依頼したいことを正確にイメージして伝えることが大事だとアドバイスを受けました。同時に、先輩がリーダーを務めるプロジェクトは、細やかな配慮が行き届いていたからスムーズだったことにも気が付いたのです。自分の未熟さを痛感したことで、今まで以上に技術的な知識の習得に励み、つまずきと発見を繰り返しながら無事にシステムをリリース。顧客の情報システム部の方から「現場社員も便利になったと喜んでいます」と感謝の言葉を頂くことができました。その後、希望して海外の開発メンバーと関われるより大規模なプロジェクトへの異動をかなえました。改めて、当社が数多くの大手顧客の大規模プロジェクトを有していることに驚かされています。
仕事を通じて、就職活動時に思い描いていた他者への貢献や自己成長を早い段階から実現できており、迷いながらも飛び込んで良かったです。もし仕事選びに迷ったときには、「できるか」ではなく、「やってみたいと思うか」で判断することをお勧めします。
新人研修で同期と支え合い
文系出身という不安を払拭
自分だけが文系出身なのではないか?と不安に思っていましたが、いざ入社すると未経験の同期がたくさんいました。研修期間中、支え合いながら学ぶことができ、文系出身であることをあまり意識せず社会人としてスタートできました
配属2日目からプログラムと
格闘し、少しずつ知識を付ける
配属2日目、とある改修プロジェクトで先輩から手渡されたプログラムが全く理解できず悪戦苦闘。正直に「わかりません」と伝え、教えてもらいながら知識を付けるうちに、自分で解決できることを増やしたいという意欲が生まれました
フィリピンで現地のメンバーと
接したことが大きな転機に
グローバル拠点のフィリピンに出張し、現地の開発メンバーと協業の課題などについて意見交換をしました。生の声を聞き、フィリピンの働き方を肌で感じたことでもっと一緒に働きたいと思うように。これが私にとっての大きな転機でした
フィリピンのメンバーがいる
大規模プロジェクトに異動
フィリピンの開発メンバーと協業できるような、より大きなプロジェクトに参加したい。その思いを上司に伝えたところ、思いをくんでいただき、異動が実現。年代の近いメンバーが多く、意見交換をしながら、日々新しい知識を吸収しています