2019/6/4 更新 朝日新聞社

【朝日新聞社】多数の部門と社員に触れ自分の長期キャリアを描く場

  • 朝日新聞社
  • インターンシップ
  • ビジネス

トップカンパニーで働く先輩たちに聞く!
そもそも、インターンシップって何?
「インターンシップ」って、どんなことをするの? 一体、何のために参加するものなんだろう? そんな疑問を持っている人も多いかもしれない。そこで今回は、トップカンパニーで活躍する先輩たちに、過去の体験談と、インターンシップ参加を有意義なものにするコツを聞いた。

朝日新聞社

日本を代表する新聞社。新聞にとどまらず、展覧会・イベント企画の開催や、『朝日新聞デジタル』に代表されるデジタル戦略など、総合メディア企業として多様な事業を展開している

人材戦略本部 厚生業務担当 竹本早希氏 人材戦略本部
厚生業務担当
竹本早希氏

将来ビジネスを生み出したい。そう考えていた私は、お客さまに多彩なアプローチができる業界を中心に、複数社インターンシップを受けていました。その中の一つが朝日新聞社です。新聞社は「職種のデパート」と言われるほどさまざまな仕事が存在し、ビジネスを生み出すヒントを得られるかもしれないと期待していました。
私が参加した時の内容は、「販売」「メディアビジネス(広告)」「企画事業」「デジタル事業」「管理・財務」といった5つのビジネス部門の事業を4日間かけて理解するプログラム。展覧会や販売店への訪問、経営課題の解決策を考えるグループワークなどを通じて、ビジネス部門の日常を体験する内容でした。中でも、私の志望度が最も高い部門だったデジタル事業のワークは、紙面からデジタルへ変化する中で、新たなビジネスが生み出されるリアルな工程を体感でき、非常に興奮したことを覚えています。

4日間での大きな発見は、社員全員が変化に積極的で、どんな些細なアイデアでもビジネス化できないかと考え抜く姿勢を持っていたこと。どの部門の社員からもそれを感じられたことで、朝日新聞社ならビジネスを生み出せるイメージを持てました。インターンシップに参加していなければ、新しいサービスを発信していこうという社員の価値観や情熱を知れず、働くイメージも持てなかったでしょう。

目指すゴールに向けて「何をすべきか」という視点を得た

参加後、私の中で大きく変化した考えがあります。それは、ビジネスを生み出す上での管理部門の重要性です。デジタルや企画部門が表側で会社をまわす大切なピースだとすると、管理部門はそれぞれのピースが、価値を生み出す過程を部門横断で支える、ビジネス上必要不可欠な役割だと理解しました。その瞬間、ビジネスを生み出すために何がしたいかではなく、何をすべきか、何が必要かという考えに至ったのです。管理部門との出会いが、キャリア選択のターニングポイントになっただけでなく、さまざまな部門での体験が、働くということを一段高い視野で捉えるきっかけになりました。
入社後私は、最短距離で企画ができる部署や仕事ではなく、管理部門への配属を選択しました。部署異動ができると知っていたこともありますが、インターンシップを通じて、私が目指すゴールまで何をしていくべきかが見え、具体的な道筋と長期のキャリアが描けたからです。社員の価値観に触れ、その会社を深く知ることで、新たな発見があるのがインターンシップの魅力。先入観を捨て体験すること全てを素直に受け止めれば、必ず自分の琴線に触れる情報と出会えますよ。

インターンinfo

4日間で5つの部門の業務を日替わりで体験していく、実践型ワークショップ。ビジネス部門の仕事を網羅できる


合わせて読みたいこの企業の記事