2025/4/15 更新

インターンシップ参加×セルフチェックで準備する

「自分らしく働く」の始め方

「自分らしく働く」って素敵だけど、そもそも「自分らしく」って何だろう?働く上で自分が大事にしたいことは何なのか、何のためなら頑張れるのか、何に喜びを感じるのか……インターンシップを通して自分のことを深く知るための方法や、先輩たちが就職後に知った「自分らしく働く」への答えを紹介します。

コンチネンタル・オートモーティブ
150年以上の歴史をもつドイツ生まれのグローバルカンパニー。現在では自動運転やコネクテッドカー、そしてEV向けのソリューション、HMI、高性能なタイヤなど、未来のモビリティーを創造する先進技術を開発している
「自分らしく働く」って何?

好きな仕事に携わる中で成長を実感し
また新しい仕事にチャレンジしていく

  • コンチネンタル・オートモーティブ
  • インターン
  • キャリア
  • 若手社員
オートノマスモビリティ部門
ソフトウエア・エンジニア
蒋 楚涵

好きな仕事で成長を重ね、新しいチャレンジを続けていくことが、私にとっての「自分らしく働く」です。
就職活動の際、漠然と「ソフトウエア開発に携わりたい」と考えていた私は、半年間の基礎研修の後、半年ごとに計3回、自身が希望する部署を会社に伝え、仮配属先で現場を経験できる『J.DRIVEプログラム』があるこの会社に興味を引かれました。必ずかなうとは限りませんが、自分の進みたい道を時間をかけて探せるチャンスがここにはあると感じたことを覚えています。

入社2年目の現在は、3回目の仮配属先として先進運転支援システムを手掛ける部署に所属しており、駐車状況を3Dモデリング機能を用いて確認するシステム開発に携わっています。カメラで周辺環境の風景を取り込み車体をバーチャル連携させ、そしてリアルな駐車状況を可視化する最新鋭のシステムです。私は車体の配置や動作確認を担当。お客さまへの進捗状況の報告や要望をヒアリングし、開発担当者に橋渡しする役割を務めています。例えば、システム上で実現不可能な動作があったときは、お客さまに原因を説明の上、ニーズに応えられる代替案を提案します。少しずつ技術的な専門知識が身に付き、お客さまの期待に応えられる喜びを味わう中で、やがて「プログラミングやこの領域の技術を習得し、より深い専門性を発揮したい」と感じるようになりました。ドイツ本社の開発チームで働くエンジニアのように、面白いアイデアを自身の手で実現させたい。『J.DRIVEプログラム』を通じて、将来はこの領域のエキスパートとして、ドイツ本社で開発に携わりたいという目標ができました。

自分に合った仕事や職場を
自ら選択することで得られた目標

仮配属で複数の仕事を経験し、比較検討できたことで、自分らしく働ける仕事や携わりたい領域を見定めつつ、実現したい目標を見つけられたのだと思います。1回目の仮配属先ではテスト業務を担当しましたが、別の職種も経験したいと考え現部署を次の仮配属先として希望。扱う商品やビジネスモデルに強く興味を持ったことで、3回目も現部署に残る選択をしました。複数の職種を経験する中で自身がやりたいことや好きなことの理解ができ、「開発を手掛けるエンジニアを目指したい」という目標ができました。今後、数十年携わっていくであろう自身の仕事を、働くことへの解像度が低い学生時代に決めるのではなく、「入社後に、自分に合う仕事や進みたい道を見つけられる会社を選びたい」と判断したことに、間違いはなかったと実感しています。

また、仮配属によって、よりオープンな風土が自分に合うこともわかりました。私が所属するチームには外国籍のメンバーが多く、育ってきた文化も違うためか、互いを尊重しつつ、率直に意見を交わせる風土が醸成されていると思います。上司はメンバーの意思や希望にいつも耳を傾けてくれ、「プログラミングを学びたい」という私の要望に対しては、開発ベースのプロジェクトと、お客さまに近い距離で開発に関われるプロジェクトの、二つの選択肢を提示してくれました。仮配属の段階でもやりたい仕事・領域に挑戦できたことでキャリアの目標も見つけられたのだと思います。

さまざまな仕事を経験する中で、私は自発的にコミュニケーションを取ることの大切さを実感しました。考えを率直に伝え合うことはチームの強みを十分に発揮することにつながりますし、困難に直面したときは周囲に助けを求めることも必要です。今の仕事では、ドイツ本社の開発メンバーに直接質問する場面が多いのですが、ときには職位が高く、本来であれば気軽に声を掛けにくいような相手にアドバイスを求めることもあります。恵まれた環境があっても、自ら求めなければ成長や気付きは得られません。受け身にならず自ら発信することが、「自分らしく働く」への近道ではないでしょうか。

制作担当/岩城篤

自分の価値観を知るために
インターンシップで確認すべきこと三つ

  • 1

    仕事内容や成長できる環境を
    体感できる機会があるか

    私は、『J.DRIVEプログラム』を通じて自分に合う仕事が見つかりました。実際の業務や会社で学べることを知る機会は重要です。インターンシップの機会があれば、積極的に参加することをお勧めします。

  • 2

    上司や同僚と協力し
    困難を乗り越えられるか

    社会人になると一人では解決できない多くの課題に直面します。一緒にどんな苦難も乗り超えられる仲間との出会いは、形成する価値観を方向付けるものだからこそ、自身の目で確かめてみてはいかがでしょうか。

  • 3

    若手のうちから仕事や
    キャリアの選択肢があるか

    将来、目指す姿や携わりたい仕事など、社員が描くビジョンにどのように向き合ってくれる会社なのか。仕事のステップやキャリアの分岐点は異なるため、自身で選択できる機会があるか聞いてみると良いでしょう。


合わせて読みたいこの企業の記事

\type就活限定イベント多数掲載/
新規会員登録はこちら!