2025/10/31 更新

カルチャーフィットをかなえた先輩たちに聞いてみた

「自分に合う会社」を見極める三つのポイント

年収の高さや企業の知名度は、必ずしも入社後の満足度や活躍を保証してくれない。長期的なキャリアの満足度には、本人と企業の相性を見極める視点が不可欠だ。

そこで、カルチャーフィットをかなえた若手社員たちのリアルな就職活動に注目。先輩たちの経験から、納得感のある会社選びのヒントをもらうべく、彼らが何を重視し、いかにして自分に合う会社を見つけたのかを「三つのポイント」で聞いた。

日本ヒューレット・パッカード
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インダストリー営業統括本部
エンタープライズ営業本部 チームリーダー
藤田博之
学生時代に参加したアフリカでのボランティア活動で、ITが社会に与える大きな影響を目の当たりにし、就職活動ではグローバルとITを軸に企業を探す。2017年に、日本ヒューレット・パッカード(以下、HPE)に入社。入社5年目に社内公募制度を活用してチーム異動を実現し、25年からはチームリーダーを務めている
会社のカルチャーで特に好きなところは?

立場に関係なく自由に意見を言え
上司も真摯に向き合ってくれる

Q1.今の仕事内容は?

HPEが提供する製品やサービスをはじめ、多様なテクノロジーを組み合わせて、お客さまのビジネス課題を解決する提案を行っています。現在は、事業規模の大きな企業1、2社を重点的に支援するチームに所属。支援先企業の経営陣の方々とも深く関わりながら、ITを通じて事業戦略の推進を後押ししています。企業のビジネス基盤を支える基幹システムに関わることも多く、プロジェクト規模が十数億円に及ぶことも珍しくありません。

Q2.仕事のやりがいは?

お客さまのビジネスに欠かせない中核システムを提案できることです。ハードウエアやソフトウエア、ネットワークを網羅した幅広い製品群を持ち、提案から運用保守まで一貫して支援できるHPEでは、事業運営の生命線となるようなシステムの開発依頼をいただく機会も多数。私も、日本有数のクレジットカード会社における基幹システムの導入プロジェクトを通して、自分の提案が顧客のビジネス成長に直結するやりがいを感じました。

Q3.入社の決め手は?

入社の決め手は二つあります。一つ目は、若手のうちから裁量が大きい仕事に挑戦できる風土。OB・OG訪問時に、入社3年目の社員が数億円規模の案件をリードしていると聞き、「この会社なら早期から大きな仕事に挑戦できる」と確信しました。二つ目は、提案できるソリューションの幅広さ。顧客の多様なニーズに応えられるだけでなく、HPE一社の中でキャリアや経験の幅を広げられる点に魅力を感じました。

Q4.会社のカルチャーは?

国籍や年齢、役職に関係なく意見し合える風通しの良さがあります。アメリカやインド在住のエンジニアと協働したり、時に経営層に直接相談したり、立場に関係なく協力し合う環境だから、自然と発言しやすい風土が育まれているのでしょう。私は入社2年目で難易度の高いグローバル案件に携わることができたのですが、これは「チャレンジングな仕事を通して成長したい」と上司に日々伝えていたからこそ得られたチャンスだと思います。

私はこれで会社を見極めた!

社員の生の声から
リアルな環境を知る

社員に直接話を聞くことで、ウェブ上の情報だけでは分からないことまで見えてきます。私の場合、独り立ちまでのスピード感や若手に与えられる裁量について質問し、若手のうちから挑戦できる会社なのかを見極めていました

他者の視点を交えて
自己理解を深める

会社のことを知るのと同様に、自分のことを正しく理解するのも重要。私は、大学院の友人たちと「将来やりたいこと」を語り合う中で、新しい自分の一面に気づき、漠然としていたITへの関心が確かなものになりました

納得がいくまで
多角的に考え抜く

一つの情報源に頼らず、多角的に検討することで、情報の信頼性が高まり、自分の判断にも自信が持てます。私は信頼できる先輩に相談し、助言を受けながら、その選択が自分にとって最適かを深く考えていました

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