“ミッション”と“次の一手”
世の中を変える事業最前線
企業が発展し続けるためには、先を見据えて戦略を描き、事業を展開していくことが必要不可欠だ。
各業界をリードする企業が推進する注目事業は何か。
そして、その事業が担うミッションとは。
リーディングカンパニーのリーダーたちに聞いた。
フューチャー(フューチャーアーキテクト)
経営とITをデザインし
お客さまの未来価値を最大化する
代表取締役社長
経営とITをデザインし
お客さまの未来価値を最大化する
さまざまな場面でDXの重要性がうたわれる昨今ですが、フューチャーでは、1989年の設立当初から企業が成長し続けるためには、経営とITの両輪による変革が不可欠だと唱え続けてきました。私たちは、お客さまの経営戦略を描くだけのコンサルタントではありません。お客さまの未来に本当に必要なものは何かを考え抜き、陳腐化しない最適なテクノロジーを選定する目利き力とそれを実装する技術力を兼ね備えています。これが、フューチャーの強みであり、お客さまから選ばれ続けてきた理由です。テクノロジーを武器に戦略のデザインからITの実装までやりきることの一例に、私自身が携わってきた大手物流企業のプロジェクトがあります。
ECビジネスの成長とともに荷物の配送量が急増していた2005年頃、膨大なデータ処理にも耐え得る、止まらないシステムへの刷新は喫緊の経営課題でした。そこで私たちは、最新のテクノロジーを駆使し、数年をかけて大規模な基幹システムの刷新を実行。同時に、お客さまに伴走しながらプロジェクトを推進して、お客さま自身が最適なシステム運用を内製化できるようDX人材の育成を支援しました。さらに、荷物単位での物流コストを可視化させて単価を改善し、AI・ロボティクスを導入することで大幅な効率化を実現したのです。経営課題の解決とともに人手不足という社会課題を抱える物流業界に新たな価値を創造できました。
フューチャーでは、他にも社会的影響力の大きいお客さまを数多く支援しています。暮らしを支える流通や小売り、不動産、アパレルをはじめ地域経済の基盤となる地域金融機関、日本のものづくりを担う製造業、社会インフラである鉄道やエネルギーなど、業界・業種は多岐にわたります。お客さまと共に経営課題の先にある社会課題を解決することで未来価値を向上させ、より良い未来を実現することこそ、私たちが目指す真のDXだと考えています。
経営・業務・ITの三位一体で
あらゆる業界を変革に導く人材に
私たちは経営改革をデザインする際、「経営・業務・IT」の三位一体を大事にしています。いずれも不可欠な要素ですが、入社後はまず全員にテクノロジーの知見を身に付けてほしいと思っています。学生時代に専攻していなくても、入社してからの研修とプロジェクトでの経験を通じてITのスキルは高められます。また、当社には、業界に特化したコンサルタントだけでなく、AIやセキュリティーなど専門のテクノロジーに特化したコンサルタントもいます。その先人たちが開発した独自のソリューションもあり、難度の高いプロジェクト運営やお客さまの課題解決に寄与しています。
自分自身の興味のある分野や思い描くキャリアを自由に創造できるのもフューチャーの魅力です。私自身も、社長に就任する前には、お客さま先へ出向し30代で事業会社の社長、40代でグループ全体の担当役員を任され、DX戦略の推進をリードしてきました。さまざまな人材が集まる当社で、テクノロジーに加えて経営や業務などの専門性を兼ね備えたコンサルタントに成長すれば、あらゆる業界を変革に導くことができます。
制作担当/佐藤諒