インターンシップ参加×セルフチェックで準備する
「自分らしく働く」の始め方
「自分らしく働く」って素敵だけど、そもそも「自分らしく」って何だろう?働く上で自分が大事にしたいことは何なのか、何のためなら頑張れるのか、何に喜びを感じるのか……インターンシップを通して自分のことを深く知るための方法や、先輩たちが就職後に知った「自分らしく働く」への答えを紹介します。

刺激的な同僚とディスカッションをしながら
自身のやりたいことを実現していく

Lux Experience Brand
Assistant
私にとって「自分らしく働く」とは、同僚とディスカッションをして刺激し合い、お互いを高めながら、やりたいことを実現していくことです。現在のマーケティングの仕事では、まさにその働き方ができており、チームメンバーや営業、サプライチェーンといった関係者と議論を重ねた末に、ベストなマーケティング施策を形にできたときには大きなやりがいを感じています。
特に心に残っているのは、2024年3月に行ったヘアケアブランド『LUX』のイメージモデル就任発表会です。この発表会は、新しいブランドイメージを広く伝える重要な企画でした。私は入社当初から『LUX』ブランドに携わりたいと上司に伝え続けていたため、入社半年の新人ながら、その企画のリーダーを任せてもらうことに。テレビCMの制作や発表会当日のトークセッションの企画、ゲストのキャスティングなど、多岐にわたるコンテンツの準備を主導しました。準備を進める中で印象的だったのは、立場も考え方も違う同僚たちととことん議論を重ねたことです。一つの企画について、1カ月間、毎日3時間以上のミーティングを続けた時期もありました。さまざまな人と意見を交わし合うことは大変でしたが、年次や考え方、経験値も違う意見はどれも刺激的でしたね。互いに耳を傾けながらフラットな目線で議論することで、アイデアが洗練されていくことを強く実感しました。チームで高め合える充実感があり、皆と一緒に取り組むからこそ、中途半端にせず、しっかりやり切りたいという気持ちが強まったことを覚えています。
その結果、当初の想像をはるかに超えるクオリティーの就任発表会を実現することができました。これは自分一人の力では決して成し得なかったことです。チームでディスカッションを重ねてアイデアを磨き上げ、一体となって取り組んだからこそ実現できたのだと思います。周りの同僚から得る刺激が、自分の「やりたい」をベストな形で実現することにつながるのだと改めて確認できた貴重な経験です。

多様性を尊重する自由な環境で
独自の働き方を追求していく
私が自分らしく働けるのは、ユニリーバ・ジャパンの多様性を尊重するカルチャーのおかげです。会社全体で少数精鋭にこだわっており、『LUX』のマーケティング担当者も少人数で構成されています。一人一人の役割が大きいため、先輩や上司は私の意見にしっかりと耳を傾け、対等な目線で議論をしてくれます。新人期間を除けば、上司や先輩から一方的に「こうしなさい」と指示を受けたことは一度もありません。それほどフラットな関係性が築かれています。
また、働き方を個別に調整できる制度も、自分らしく働くことに大いに役立っています。例えば、入社時期を自由に決められる制度や、働く場所・時間を自由に選ぶことができる『WAA (Work from Anywhere and Anytime)制度』などがあります。私自身も、入社時期を半年遅らせて、北海道でのゲストハウス運営など、やりたいことに時間を充てました。そして私は人と話すことでアイデアが湧くタイプなので、あえて毎日オフィスに出社し、同僚とのコミュニケーションを楽しんでいます。このようにユニリーバ・ジャパンには、自分独自の働き方を追求できる環境があるのです。
社会に出て自分らしく働くためには、自身の思いを素直に発信することがとても大切です。周囲に自分の考えを知ってもらえれば、理想とする働き方をより実現しやすくなります。私が常に心掛けているのは、言葉だけでなく、表情やボディーランゲージでも、思いを全身でしっかりと表現することです。ユニリーバ・ジャパンの同僚たちは、そんな素直な発信を理解し、心から応援してくれます。このようにフラットな目線で考えを尊重してくれる風土と仲間がいる環境であれば、きっと自分らしく働けるのではないでしょうか。
制作担当/宮嵜夏南子
自分の価値観を知るために
インターンシップで確認すべきこと三つ
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1
やりたいことや学びたいこと
がある環境か学生時代に見つけたやりたいことや学びたいことを実現できる環境かを確かめることが大切です。朝から晩まで没頭したいと感じられる仕事を見つけられれば、入社直後だけでなく、長期的に意欲を持って活躍することにつながります。
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2
気を許すことができ
刺激を得られる仲間がいるか自身の成長をかなえるためには、一緒に働く人から得る刺激や学びは欠かせません。毎日一緒にいても気を許せる人や、一緒にいて成長を実感できる人がどれだけいるのか、という視点で現場社員の方と話すことをお勧めします。
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3
自分に合う働き方へと
柔軟に調整できるか求める働き方や環境は人それぞれ違います。自分の志向性に合った働き方を実現できる環境ならば、安心して活躍できるはずです。インターンシップでは、自分で働き方を調整できる環境かを確認すると良いでしょう。