こんにちは!type就活事務局の奥富です。
今回は3月20日に行われた「【21卒向け】就活スタートアップセミナー in京都」の様子をお伝えします。東京では5日前に開催しており、私はそちらにも内定者として参加しました。このレポートの最後では関西と東京の違いについてもまとめられればと思います!
京都の就活スタートアップセミナーのプログラムも、以下の3部構成。
1)就活のプロによる就活講座
2)グループディスカッション体験
3)19卒内定者とのQ&Aセッション
当日は約30名の関西の学生さんにご参加いただきました。
それでは各プログラムの内容をご紹介いたします!
就活講座では、内定までのステップ(選考フロー)と就職活動全体のスケジュールを説明しました。
就活は、ただ内定を得ることだけがゴールではありません。自分が何をしたくて何ができて、どんな企業でどんな役割を発揮しながら社会人になりたいのか、そのようなことを考えながら活動していくことが大事です。
就活においてはしっかりとした準備が必要となってきますが、ここ数年、就活時期が年々早まってきています。
19卒の学生は6月1日時点で内定率65.7%となっており、そのうちの約5割が就職活動を終了しています。また、3月1日以前に内定を獲得している学生も増加しており、就職活動(企業の採用活動)の早期化はますます顕著になっています。(出典:株式会社ディスコ)
まずは、”就活全体の流れを把握”し、いま自分が何をすべきなのかを考えて、早めに動き出していきましょう。
そして今回は、多くの企業が選考フローにいれる「グループディスカッション」を体験してもらいました。GW(グループワーク)とGD(グループディスカッション)の違いが皆さんはわかりますか?
GW:その場で集まったグループのみんなと力を合わせ、出題されたミッションをクリアする選考
GD :1つのお題に対して、みんなが話し合い、最終的に1つの結論を導き出す選考
全部で2つの問いを用意し、1問目は講師からの説明なしで行い、その後講師からの解説やGDにおけるポイントをお伝えした後に2問目に挑戦していただきました。
1問目のテーマ「無人島に1つ持っていくなら次のうちどれ(ライター・懐中電灯・水筒・ナイフ・虫眼鏡)」
タイムキーパーや書記などの役割を最初に決めるグループもあれば、特に何も決めず自由に話し合うグループなど、グループごとに進め方が違うのが印象的でした。
この問いのあとに、講師からGDにおいて大切なことや1問目のテーマのポイントが解説されました。
まず、GDにおいて大切なのは「役割分担・時間管理・定義づけ」です。この中で最も大切になってくるのが定義づけ。
班内の認識がそれぞれ違うまま話し合いを進めてしまうと、イメージが合わず結論までもっていくことが難しくなります。定義をきちんと考えて設定できれば、具体的な案や解決策が出てくるでしょう!
2問目のテーマ「ゴミを減らすには」
このGDには、定義づけだけでなく、解決の実現可能性があるかどうかも必要になってくるお題でした。本当の選考さながらの緊張感をもちつつ、1つの答えを導き出そうとする参加学生さんの意気込みがよかったです。
GD体験後は、就活全体のスケジュールに戻り、ここからの就活でまずはじめに21卒の前に立ちはだかるインターンについて説明をしました。 インターンに行くメリットや、業界によってインターンへの参加時期や重要性が異なってくることをお伝えしました。
どのインターンに参加するか迷っている学生さんはぜひ京都でも開催予定の「インターンシップ・ラボ」へご参加ください!
「【21卒以降】type就活フェア インターンシップ・ラボ in京都」のエントリーはこちら
最後に、19卒内定者とのQ&Aセッションを行いました!19卒内定者とは…私です(笑)
どんなことをどこまで質問していいのかわからない…という声もあるので、東京と同じく匿名で質問ができるシステムを使いました。
さまざまな質問が投稿される中、多くの方が気になっていた質問は以下です。
「インターンにはどれくらい参加しましたか」
「就活の軸はどのように定めましたか」
「企業を選ぶ、見る基準は何でしたか」
「資格やTOEICなどは必要ですか、勉強しておいたほうがいいですか」
時間が許す限り、たくさんの質問に答えさせていただきました!
関西での21卒向けイベントは初開催でしたが、色んな声をたくさんいただきました!
(来場者アンケートより)
「今日のセミナーでいい意味で焦りがうまれました」
「経験者の方々による説得力のある就活事情を聞けて、動き出しに自信を持って取り組めそうです。」
「グループディスカッション形式の面接にかなり不安がありましたが、実践的な講義を通して進める上でのコツを知ることができてよかった。」
違う点(1):参加人数と応募状況
東京のセミナーはtype就活に掲載し始めてからなんと3日で全日程定員を超える人数からの応募がありました!しかし関西のセミナーは満席になるのに2週間かかりました。この数字の動きから見ても、東京の方が学生の母数が多いとはいえ、関西と東京では就活に対する意識の差やスピード感に違いがあることを実感しました。
違う点(2):GD体験における班内の雰囲気
東京のGD体験は班によって差はあるものの、はじめから定義づけをおこなっていたり時間管理・役割分担ができている班が関西と比べて多かったように感じます。
GDはコツをつかんで、練習あるのみです!関西のみなさんもスタートダッシュはここで決められたと思うので今からがんばっていきましょう!
違う点(3):開始前の雰囲気
やはり関西だからといっていいのかわかりませんが、始まる前からこちらから何も言わずとも自己紹介が各グループで始まっており、皆さん色んな話をしながら仲良くなっていました。
実はこのコミュニケーション能力は非常に就活においても重要になってきます。GDやGWがあるような選考会で、事前に班内の人と仲良くなっておけば一人ひとりの性格や特徴をつかみつつ自分の役割を理解して選考にのぞむことができます。
以上が東京と関西を比較してみて思うことでした!関西学生は就活に対する動きが遅いなんて言われているのは悔しいですよね。ただ東京に比べて機会が少ないのは確かです。
type就活では今後も関西で少人数制のセミナーや、大規模な合同企業説明会などを開催する予定です。興味のあるものにはぜひ積極的にエントリーください!