2020/6/15 更新 内定者ブログ

自分が成長できるインターンの探し方

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就職活動においてやることは山ほどあると思いますが、その中の1つとして「長期インターン」をオススメします。「自分は何に向いているのか」「何がしたいか」と考え込む前に、インターンに参加し実際に経験してみるのも大きな「決め手」になったり、面接などを有利に進めることにつながるはずです!

今回の記事では私が実際にやっていた長期インターン、そこで感じたメリットなどをお伝えします。

2020年4月に社会人になる私が、後輩に伝えたいコト。

こんにちは、type就活事務局の松川です。
私は2020年4月から社会人になります。2月に関西の大学から上京し、type就活で短期インターン生として働いていました。
この企画は昨年も19卒の先輩がやっていましたが、これから就活を始めていく“この春大学3年生の皆さん”に、就職活動を後悔なく終えるため、3年生の夏からするべきことを伝えられればと思って書いています。ぜひ最後までご覧ください!

私が選んだインターン

私が実際に参加したインターンの業界は「不動産」でした。
期間は1ヶ月、勤務地は東京。普段関西に住んでいる私は、インターン参加のために1ヶ月間東京に住む友人の家に居候させてもらうことになりました。

インターンの仕事内容は、朝の10時から19時まで収益不動産を扱う企業に【一人で飛び込み営業をする】というものです。真夏の昼間に屋外営業。想像以上に暑い。アポなしの飛び込み営業なので、せっかく訪問しても留守だったり、必要ないと相手にしてもらえない企業ばかり…肉体的にも精神的にも過酷な1ヶ月でした。

「飛び込み営業インターン」なんて、つらそうだということはやる前からわかりきってますよね。なのになぜ私はこのインターンを選んだと思いますか?

自分の興味のある業界より、社会のことを知りたい!

インターンに参加する際「その業界・企業に興味がある/知りたい」という目的を持っている方が多いと思います。きっとこの記事を読んでいる皆さんも、自分の志望業界・志望企業でインターンしたいと思っている方が多いはずです。

しかし私は、不動産業界や、インターンに参加した企業に興味があったわけではありません。正直なところ不動産の志望度は「ゼロ」でした。ではなぜこの企業のインターンに参加したのか。それは「社会について学ぶ/環境に慣れる」という目的からでした。

夏休み前、インターンを探していたときには「業界・企業」ではなく、「インターンで行う内容」を重視して探していました。「どこまで経験することができるか」も重要だったので、できるだけ長期間のインターンを選ぶようにしました。せっかくの経験も短期のインターンでは身につくとは思えなかったので、基本的には1dayインターンなどはあまり見ていませんでした。
そこでたまたま目についたのが不動産業界の1ヶ月飛び込み営業インターンだった、というわけです。

選考の一環としてインターンを行う企業も増えているため、「選考に有利」ということからインターンに参加している人が多いように思いますが、「環境に慣れる」「社会のことを知る」などの目的を持って参加するのも私はオススメしたいです!そもそも社会のことを何も知らない状態で、自分が将来就職する会社を選ぶことはできません。インターンに参加することで、自分の中の評価軸が定まります。

たとえばインターンで経験したことを、
●自分らしく働ける環境
●やりやすかった仕事
●うれしかった瞬間
などとひもといていくことで、自分の働きたい企業像がより明確になるはずです!すでにインターンに参加している人も、参加しただけにならないように日頃から整理しておきましょう!

実際に長期インターンを経験して

まず、私がインターンに参加した目的「社会について学ぶ/環境に慣れる」ということを達成することができました。

私の参加したインターンは、常に社員の方やお客様と関わることができる内容だったので、友だちに対するものとは異なる言葉遣い・接し方で過ごす必要がありました。「面接の場になったら、できる」という考えは甘いです。日ごろの行いや、言葉遣いはふとしたときに出てしまいます。また、そればかりに意識を向けてしまうと、肝心な面接の内容まで頭が回らず、力を出し切れない結果になってしまうかもしれません。
私は長期インターンで社会人としてのマナーに自信がついたので、安心して面接に臨むことができました。

さらに、自分が成長することのできたインターンは、面接で話せるネタになります。
多くの学生が「ガクチカ」で、アルバイトやサークルでの経験を話す中、長期インターンで自分に仕事を任せてもらい、成長できたエピソードはかなりのインパクトになると思います。また、説明会やネットで調べただけの志望理由より、実際に自分の目で見て体験し、企業を比較した中での志望理由は根拠があり、企業側に信用してもらいやすいとも感じました。

また、実際に社会の場に出ることで、面接などの緊張する場面でも普段の自分らしく振舞うことができるようになったのも、インターンに参加してよかったと思えるポイントです。もちろん今まで社会に出たことはないので、何の経験もない状態の自分に自信がありませんでしたが、場数を踏むことで緊張感に慣れることができました。

ほかにも、社風や仕事内容を体験することで自分の価値観と一致しているかどうかを確認することができたり、同じインターン生と就職活動の情報を共有できたりなど、インターンにはさまざまなメリットが存在します。

個人的には、学生のうちに社会の経験ができることは誰しもができるわけではなく貴重な時間であると考えています。基本的に、社会人になると失敗は許されません。社会人になる前の学生のうちに、何事にも積極的に取り組み失敗をすることで、それまでより1つ上の目線が持てるようになり、自信につながりました。そのおかげでグループディスカッションや面接の場面では、あせることなく落ち着いて乗り越えてこれたと感じています。
こうやって振り返ると、インターンに参加することで大きな何かが身についたというよりかは、経験することで自信につながり、その結果就職活動を自分のペースで乗り越えることができたのだと思います。

最後に

せっかくの大学の夏休み、遊びたい気持ちは痛いほどわかります。しかし、長期インターンに参加する前と、参加した後で、私は大きく変わったと感じました。
また、業界・企業選びを選ぶと同様に、どのインターンに参加するかも重要になってきます。活用の仕方次第で、得られるものは大きく変わります。後悔しない就職活動をするためにも、まだ引き出せていない自分の可能性と出会うために、ぜひインターンに参加してみてください。

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