2025/5/1 更新 就活コラム
就活で悩んだときには、「誰かに相談すること」が大切!
相談するときには、
・「何に悩んでいるのか」を明確に
・相談する前に一度自分なりの考えを整理
・相談相手の意見を聞いたら、自分で考える
ことが重要!
就活は、多くの就活生にとって人生で初めて経験する大きな挑戦です。
その過程で、「本当にこの業界でいいのか?」「なぜ選考が通らないのか?」といった悩みに直面することは珍しくありません。
しかし、その悩みを一人で抱え込んでしまうと、不安が募り、就活のモチベーションを失ってしまうこともあります。
そこで大切なのが、「誰かに相談すること」です。
適切な相手に相談し、フィードバックをもらうことで、視点が広がり、次の行動に活かせるヒントが得られます。
今回は、就活でよくある悩みと、相談相手の選び方、相談の仕方について解説します。
・適切な相談相手:先輩、キャリアセンター、OB・OG、就活仲間
・相談のコツ:「自分の価値観」や「過去の経験」を整理した上で相談する
例えば、
「私は○○のような仕事に興味がありますが、具体的な業界選びで迷っています。実際に働いてみて、どう感じていますか?」
といった質問をすると、リアルな意見を聞きやすくなります。
・適切な相談相手:キャリアセンター、就活仲間、OB・OG
・相談のコツ:「どこが課題なのか?」を具体的に伝える
例えば、
「面接で志望動機を話すときに、自分の言葉で話せていない気がします。どのように改善すればいいでしょうか?」
と相談すると、具体的なアドバイスがもらえます。
・適切な相談相手:キャリアセンター、就活仲間、先輩
・相談のコツ:「第三者視点」で見てもらう
例えば、
「このESを読んで、伝えたいことが明確に伝わっていますか?改善点があれば教えてください」
と頼むと、より客観的な意見をもらえます。
・適切な相談相手:就活仲間、家族、信頼できる友人
・相談のコツ:「共感」と「気持ちの整理」にフォーカスする
例えば、
「最近、面接で落ち続けていて自信をなくしています。同じような経験がある人はどう乗り越えましたか?」
と相談すると、共感を得られ、気持ちが軽くなることがあります。
「なんとなく不安」ではなく、
「○○の部分が分からない」「△△のような状況で困っている」
と具体的に伝えることで、相手も的確なアドバイスをしやすくなります。
「どの業界を選べばいいですか?」ではなく、
「○○の業界に興味があるが、△△の業界とも迷っています」
と伝えた方が、建設的なアドバイスがもらえます。
相談相手の意見は参考にしつつ、
「自分に合うかどうか」
を考えながら取り入れることが大切です。
誰にも相談せず、一人で悩み続ける
事例:「業界研究が進まず、エントリーの締切が近づいているが、どうすればいいかわからない…」
問題点:一人で考え続けても、新しい視点が得られず、状況が改善しない。
対応策:就活経験者やキャリアセンターに相談し、具体的なアドバイスをもらう。「まずは3社の業界研究を深める」など、具体的なアクションを設定する。
相談相手を間違える
事例:「親に相談したら、『公務員が安定している』と言われたけど、本当にそうなのかな?」
問題点:親の意見は参考になるが、必ずしも就活市場の最新情報を反映しているとは限らない。
対応策:実際にその業界・企業で働いている人(OB・OGや先輩)に話を聞く。親の意見も大切にしつつ、他の情報源も活用する。
アドバイスを聞きすぎて迷走する
事例:「キャリアセンターでは『大手を狙うべき』と言われたが、先輩には『ベンチャーの方が成長できる』と言われた…」
問題点:さまざまな意見を聞きすぎて、何が正解かわからなくなる。
対応策:最終的には「自分の価値観」で判断する。アドバイスを参考にしつつ、自分の軸に合う選択肢を選ぶ。
相談を上手に活用して、前向きな就活を!
就活の悩みは、一人で抱え込まずに、適切な相手に相談することで解決の糸口が見えてきます。
相談するときは、悩みを具体化し、相手の意見を参考にしながらも最終的には自分で判断することが大切です。
もし今、就活で悩んでいることがあれば、ぜひ「誰かに話してみる」ことから始めてみてください。
意外なヒントが得られたり、気持ちが軽くなったりするかもしれません。
就活は一人ではなく、周りの力を借りながら進めるもの。ぜひ、相談を上手に活用して、納得のいく就職活動を進めていきましょう!
文:丸山 智士(就活系X(Twitter):就活生に知られたくないっ!※フォロワー8万以上)
著書:不安を自信に変える!就活面接【正しい】答えかた/秀和システム
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