2025/2/21 更新 就活コラム
日々を振り返って、就活における自分の行動を改善する方法!
①具体的に振り返る
②成功と改善点の両方に目を向ける
③振り返りの記録をつける
④改善案を次から実行する
⑤振り返りの時間を区切る
就活は振り返りと改善の繰り返しが成功へのカギです。
しかし、振り返りの方法を間違えると、反省が無意味な自己批判に終わり、前進する力を失いがちです。
このコラムでは、日々の就活を効果的に振り返り、次の行動につなげるためのコツと、よくある失敗事例とその対応方法を解説します。
振り返りをしないと、同じミスを繰り返したり、何がうまくいったのかがわからなくなったりします。
一方で、日々の活動を適切に振り返ることで、自己改善を重ね、選考通過率を上げることが可能です。
■失敗事例
「今日はなんとなくうまくいかなかった」と思うだけで終わり、具体的に何が問題だったのかを掘り下げない。
結果、次回以降も同じミスを繰り返す。
■対応方法:質問形式で振り返る
「何がうまくいったのか?」「何がうまくいかなかったのか?」を具体的に問いかけ、原因を明確にする。
例:「面接で〇〇の質問に答えられなかった理由は準備不足だった。次回は想定問答を作る」
■失敗事例
ミスや失敗にばかり注目し、「自分はダメだ」と自己否定に陥る。
結果、就活に対する自信を失い、行動力が低下する。
■対応方法:成功と改善点をバランスよく見る
成功した点をしっかり認識し、それを次回も活かす意識を持つ。
振り返りの際、必ず「今日の良かった点」を3つ挙げる習慣をつける。
例:「今日は話し方が自然で面接官の反応が良かった」
■失敗事例
面接や説明会の後に感想を頭の中で考えるだけで記録しないため、同じ問題点を再確認することができず、振り返りが形骸化する。
■対応方法:就活日記をつける
ノートやデジタルツールを使い、日々の活動内容、成功点、改善点を記録する。
振り返りが具体的になり、選考の準備にも役立つ。
例:「〇月〇日 面接で〇〇の質問に回答できた。△△の質問で詰まったので、次回の準備に反映」
■失敗事例
振り返りで改善点を洗い出しても、次の行動に反映しないため、選考が進むたびに同じ失敗をする。
■対応方法:改善策をアクションプランに落とし込む
振り返りで得た改善点を具体的な行動に落とし込み、翌日から実践する。
例:「面接で短所について聞かれた際に具体例が出てこなかった。次回までにエピソードを3つ準備する」
■失敗事例
反省や記録に時間をかけすぎて疲れ、就活の準備やリフレッシュの時間を削ってしまう。
■対応方法:時間を区切る
振り返りの時間は1日15~20分以内に設定し、要点を簡潔にまとめる。
次の行動にすぐ取りかかれるようにする。
例:「振り返りは夜の10時に20分間。翌日の計画を立てて終了」
1.その日の活動を具体的に書き出す
参加したイベントや選考内容、質問されたこと、得られたフィードバックを記録します。
2.成功点を3つ挙げる
自分の良かった点をポジティブに評価し、自己効力感を高めます。
3.改善点を1~2つ挙げる
重要な改善ポイントに絞り、課題を明確にします。
4.改善策をアクションプランにする
改善点に対して、具体的にどう取り組むかを決めます。
5.翌日の計画を立てる
振り返りを次の日の行動に反映させ、常に前進する仕組みを作ります。
就活の振り返りは、単なる反省の場ではなく、成長へのステップです。
具体性を持たせ、成功点と改善点をバランスよく見つめることで、モチベーションを保ちながら自己改善を続けることができます。
振り返りを通じて、就活の精度を高め、自信を持って選考に挑みましょう。
文:丸山 智士(就活系X(Twitter):就活生に知られたくないっ!※フォロワー8万以上)
著書:不安を自信に変える!就活面接【正しい】答えかた/秀和システム
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