就活中によくある5つのストレス例とその対処法
①選考結果を待つ間不安で集中できない
→対処法:目の前のタスクに集中して切り替える、ポジティブな面に目を向ける
②周囲の進捗と比較して焦り・プレッシャーを感じる
→対処法:自分の価値観を大切にして他人と比較しない
③複数企業用のエントリーシート作成のプレッシャー
→自己PRや学生時代の経験について基本の文を作成して企業ごとにカスタマイズ、テーマごとに時間を分けて作業する
④面接での緊張
→対処法:模擬面接など事前準備を徹底的にする、深呼吸やストレッチなどリラックスする習慣をつける
⑤就活が長期化したときの疲れ
→対処法:適度に休息も取る、家族や友人知人などに話を聞いてもらい精神的な負担を軽減する
就職活動は将来を決める重要なプロセスであるため、多くの就活生がさまざまなストレスを感じます。
このコラムでは、就活中によくある5つのストレス事例と、その対処方法について解説します。
ストレスとうまく付き合いながら、自信を持って就活を進めるためのヒントをお届けします。
■ストレス事例
面接が終わった後、結果通知を待つ期間が長く、不安で夜も眠れない。
「うまくいったのか」「不採用だったらどうしよう」と考えすぎてしまい、他の活動に手がつかない。
■対処方法
①切り替えの練習
結果を待つ間に、新たな企業の情報収集や次の選考の準備を進めるなど、目の前のタスクに集中する。
②ポジティブな考え方を持つ
「今回の面接を通じて成長できた」といったポジティブな面に目を向け、不安を軽減させる。
■ストレス事例
友人や同級生が続々と内定を獲得する中、自分の進捗が遅れているように感じ、焦りやプレッシャーを感じる。
「自分だけが取り残されているのではないか」と不安になる。
■対処方法
①自分のペースを大切にする
就活は個人ごとに異なるタイミングがあります。
自分の価値観や目標に集中することで、他人と比較する必要がないことを理解しましょう。
②小さな成功を振り返る
これまでに準備してきたことや成長した部分を振り返り、自己肯定感を高めます。
■ストレス事例
複数の企業にエントリーする中で、1社ごとに違うエントリーシートを作成しなければならず、「何を書けば良いのかわからない」とプレッシャーを感じる。
■対処方法
①基本のテンプレートを作る
自己PRや学生時代の経験についての基本的な文章を作成し、企業ごとに少しずつカスタマイズすることで負担を減らします。
②分割して作業する
1日ですべてを仕上げるのではなく、テーマごとに時間を分けて作業することで気持ちを楽にします。
■ストレス事例
面接で質問に答えるとき、頭が真っ白になったり、緊張で声が震えたりしてしまう。
「うまく話せない自分」を責めてしまい、次の面接がさらに怖くなる。
■対処方法
①事前準備を徹底する
頻出質問の答えを練習し、自信をつける。
友人やキャリアセンターを活用して模擬面接を行うと効果的です。
②リラクゼーションを実践する
面接の前に深呼吸や軽いストレッチを行い、リラックスする習慣をつける。
■ストレス事例
複数回にわたる選考や企業研究、面接準備が続き、心身ともに疲れ果ててしまう。
モチベーションが低下し、途中で諦めたくなることも。
■対処方法
①休息を確保する
スケジュールを詰め込みすぎず、適度に休息を取ることで集中力を維持。
リフレッシュのために趣味や運動を取り入れるのも効果的です。
②サポートを活用する
家族や友人、キャリアセンターの相談員に話を聞いてもらい、精神的な負担を軽減しましょう。
就活は人生の重要なステップであるため、ストレスを感じる場面が多くなるのは自然なことです。
しかし、ストレスに気づき、適切に対処することで、前向きな姿勢を保ちながら取り組むことができます。
「選考結果の不安」「周囲との比較」「エントリーシートのプレッシャー」「面接の緊張」「長期化による疲れ」の5つのストレス事例を参考に、自分に合った方法で対応してみてください。
心の健康を大切にしながら、着実に前進していきましょう。
文:丸山 智士(就活系X(Twitter):就活生に知られたくないっ!※フォロワー8万以上)
著書:不安を自信に変える!就活面接【正しい】答えかた/秀和システム
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