2026/6/11 更新 就活コラム
■就活を習慣化できる人:「やる気に頼らない」人
→決まった行動を生活の一部に組み込んでいる
■就活を習慣化できない人:「やる気が出たらやろうと考える傾向がある」人
→気分によって行動を変えているため、継続的な積み上げがない
■就活を習慣化するメリット
①自信が生まれる
→日々の積み重ねによって自己分析や企業研究が深まり、「これだけ準備してきた」という自信を持って臨むことができる
②改善のスピードも速くなる
→面接で失敗しても振り返りを行い、次回までに修正するため選考を受けるたびに成長する
就職活動では、学歴や能力だけで結果が決まるわけではありません。同じような大学に通い、同じ時期に就活を始めた学生でも、最終的な成果には大きな差が生まれます。
その差を生み出す要因の一つが「習慣化」です。
就活を習慣化できる人とできない人では、数か月後に驚くほど大きな差が生まれることがあります。
習慣化できる人の特徴は、「やる気に頼らない」ことです。
多くの学生は、「今日は気分が乗らないから休もう」「時間があるときにまとめてやろう」と考えます。
しかし、習慣化できる人は、気分に関係なく行動します。
例えば、毎日30分だけ企業研究をする、寝る前に自己PRを見直す、週に1回は面接練習を行うなど、決まった行動を生活の一部に組み込んでいます。
そのため、モチベーションの波に左右されず、着実に前進することができます。
一方で、習慣化できない人は「やる気が出たらやろう」と考える傾向があります。
就活への意欲が高い日は何時間も取り組みますが、疲れたり気分が乗らなかったりすると何日も手をつけなくなります。
その結果、企業研究が浅いまま説明会に参加したり、面接直前になって慌てて準備したりすることになります。
本人は頑張っているつもりでも、継続的な積み上げがないため、成果につながりにくいのです。
では、この違いはどのような結果の差となって表れるのでしょうか。
最も大きいのは、「自信」の差です。習慣化できる人は、日々の積み重ねによって自己分析や企業研究が深まり、面接経験も増えていきます。
そのため、本番でも「これだけ準備してきた」という自信を持って臨むことができます。
反対に、習慣化できない人は準備不足の不安を抱えたまま選考を受けるため、緊張しやすく、本来の力を発揮できないことがあります。
また、習慣化できる人は改善のスピードも速くなります。
面接で失敗しても振り返りを行い、次回までに修正します。
その結果、選考を受けるたびに成長していきます。
一方で、習慣化できない人は振り返りの機会が少なく、同じ失敗を繰り返してしまうことがあります。
就活は一発勝負ではありません。企業研究、エントリーシート、面接対策、振り返りといった小さな行動の積み重ねが、最終的な内定獲得につながります。だからこそ重要なのは、短期間だけ頑張ることではなく、無理なく続けられる習慣を作ることです。
就活を習慣化できる人とできない人の差は、最初はほんのわずかです。
しかし、その差は日々積み重なり、数か月後には大きな実力差となって表れます。
就活成功の秘訣は、特別な才能や根性ではありません。毎日少しずつでも前進し続ける習慣こそが、納得のいく内定を引き寄せる最大の武器なのです。
執筆:採用コンサルタント 丸山 智士
大手企業を中心に、新卒採用支援に携わる採用コンサルタント。
年間200社以上の採用活動に関与し、選考プロセスの設計、求める人物像の策定、面接官研修まで、採用の全領域を一貫して支援。
大手企業の合併に伴う採用戦略の再構築や、成長フェーズにあるベンチャー企業の採用立ち上げなど、企業規模・フェーズを問わず多様な現場での成功実績を持つ。
情報発信にも注力しており、就職活動分野の人気ブログランキングで1位を獲得。
X(旧Twitter)では約8万人のフォロワーを持つ就活系アカウントを運営し、採用担当者の意思決定や評価基準といった「面接官の本音」を発信している。
また、現場経験をもとに就活生の不安を解消し、内定獲得につなげる実践的ノウハウをまとめた著書『不安を自信に変える! 就活面接〈正しい〉答えかた』を出版。
面接官視点で評価されるポイントや、学生がつまずきやすい場面での対話例を具体的に解説。
大学でのキャリア教育支援や講演、キャリアカウンセリングを通じて、多くの学生を内定へと導くとともに、
企業と個人双方にとって「納得感のある採用・キャリア形成」の実現を支援している。
【保有資格】
キャリアコンサルタント/産業カウンセラー/健康経営エキスパートアドバイザー
X(旧Twitter):就活生に知られたくないっ!
著書:不安を自信に変える!就活面接【正しい】答えかた/秀和システム