2026/3/13 更新 記事
こんにちは、type就活編集部です!
「就活でTOEICのスコアって本当に必要なの?」
「何点取ればESに書けるの?」
「いつまでに受験すればいい?」
就職活動を控える28卒の皆さんにとって、TOEICへの疑問や不安は尽きないのではないでしょうか。
結論から言えば、TOEICスコアは就活において「あると有利な武器」であり、特に大手企業やグローバル企業を志望する場合は準備しておいて損はありません。
一方で、TOEICだけで就活を突破できるわけではなく、あくまで総合的なアピールの一要素であることも実情です。
結論として、就活で主に求められるのは、聞く・読む力を測る「TOEIC L&R」のスコアです。
まず、TOEICの基本を押さえておきましょう。
TOEIC(Test of English for International Communication)は、英語を母国語としない人を対象に、ビジネスや日常生活における英語コミュニケーション能力を測定する世界共通のテストです。
世界160カ国以上で実施されており、日本では約3,100の企業・団体・学校で採用されています。
履歴書やES(エントリーシート)の資格欄に記載するのは、原則として「TOEIC L&R」のスコアになります。
| 試験名 | 測定技能 | 満点 | 就活での重要度 |
|---|---|---|---|
| TOEIC L&R | 聞く・読む | 990点 | ★★★(最重要) |
| TOEIC S&W | 話す・書く | 各200点 | ★★(補助的にアピール可) |
| TOEIC Bridge | 初〜中級者向け | 100点 | ★(就活では使用しない) |
TOEIC L&Rはリスニング(約45分・100問)とリーディング(75分・100問)の合計200問で構成され、990点満点のスコアで評価されます。
合否ではなくスコア制のため、「不合格」がなく、何度でもチャレンジして伸びを確認できるのが特徴です。
なお、近年では一部の企業でTOEIC S&W(Speaking & Writing)のスコアも参考にする動きが出てきています。
特にアウトプット力を重視する企業やポジションでは、L&Rだけでなくスピーキング・ライティングの力も合わせてアピールできると、差別化につながるでしょう。
TOEICは客観的な英語力の証明になるだけでなく、目標に向けて努力できる「自己研鑽力」を示す指標として評価されやすいです。
結論として、約7割の企業が採用においてTOEICスコアを要件・参考にしており、非常に信頼性の高い指標です。
IIBC(国際ビジネスコミュニケーション協会)の「データでみるTOEIC Tests」によると、採用時にTOEICスコアを要件・参考にしている、もしくは新たに要件・参考とする可能性がある企業は全体の73.6%にのぼります。
企業が社員に期待するスコアは平均で500〜600点台となっており、グローバル化に対応できる人材を求める多くの企業において、スコアは客観的な英語力の証明として重視されていると言えます。
スコアという連続的な数値によって、採用担当者が応募者のレベルを客観的に比較・評価しやすくなる仕組みが信頼されています。
新卒採用では実務経験が少ない分、客観的な数値指標があると、自分の能力を具体的に伝えやすくなります。
一定のスコアを持っていることで、将来的な海外赴任やグローバル業務への適性を示すシグナルになります。
国内市場の縮小に伴い、多くの業界が海外展開を進めています。
入社直後に英語を使わないポジションであっても、将来の可能性を考慮して英語力を確認する企業は少なくありません。
スコア取得に至るまでのプロセスが、ビジネスパーソンに不可欠な計画性や継続力の証明になります。
面接で「なぜTOEICの勉強をしたのか」「どのように学習を進めたのか」を語ることで、自己PRのエピソードとしても活用できます。
多くの企業が昇進・昇格の要件としてTOEICスコアを設定しており、早期取得がキャリア形成に有利に働くことがあります。
例えば、ある国際系企業では入社3年目までに730点の取得を目安としており、管理職昇進には800点が必要とされるケースもあります。
履歴書に記載してアピールに繋がる目安は「600点以上」が一般的です。
730点を超えると多くの企業で高得点と認識され、800点以上で大きなアドバンテージとなります。
| スコア帯 | 評価イメージ | 履歴書記載 | 就活での位置づけ |
|---|---|---|---|
| 900点以上 | 英語でビジネス交渉ができるレベル | ◎ | 外資系・商社で大きな武器 |
| 800〜895点 | 英語での実務に対応できるレベル | ◎ | グローバル企業で高評価 |
| 730〜795点 | 英語を使った業務に取り組めるレベル | ◎ | 多くの企業で「高得点」と認識 |
| 600〜725点 | 基本的な英語力があるレベル | ○ | 履歴書に書ける最低ライン |
| 500〜595点 | 平均前後のレベル | △ | 業界による(書かない方が無難な場合も) |
| 500点未満 | 基礎力に課題があるレベル | × | 記載がマイナスに働く可能性あり |
外資系や総合商社では800点以上、メーカーやIT企業では600〜700点以上がひとつの目安となります。
結論として、志望する業界のグローバル展開度合いによって、求められるスコア水準は大きく変動します。
| 業界 | 目安スコア | 特徴 |
|---|---|---|
| 外資系企業全般 | 800〜900点以上 | 社内公用語が英語の場合も多く、高い英語力が前提 |
| 総合商社 | 730〜860点以上 | 海外駐在の可能性が高く、ビジネスレベルの英語力が必須 |
| コンサルティング | 700〜800点以上 | グローバル案件への対応力が求められる |
| 金融(メガバンク・証券) | 700〜800点以上 | 海外部門・グローバルマーケッツでは特に重要 |
| メーカー(グローバル展開) | 600〜730点以上 | 海外拠点との連携、技術文書の読解に英語力が必要 |
| IT・テクノロジー | 600〜700点以上 | 技術ドキュメントや海外エンジニアとの協業に活用 |
「TOEICのスコアだけ」で内定は出ませんが、基礎能力や努力の証明として十分に意味があります。
スピーキング力は直接測れませんが、実務の土台となるリーディング・リスニングの基礎力は十分に評価されます。
新卒採用はポテンシャル重視であるため、TOEICはあくまで人柄や思考力を「補強する要素」として捉えるべきです。
将来的に英語が必要になるポジションが増加傾向にあるため、持っておくことでキャリアの選択肢が広がる可能性があります。
28卒の学生は「大学3年生の夏(2026年8月頃)」までに目標スコアを取得しておくのがベストです。
3年生の夏インターン直前になって、ES提出にTOEICスコアが書けることに気づきましたが、申込から結果が出るまで時間がかかるため間に合いませんでした。
時間に余裕のある2年生のうちから、計画的に受けておくことを強くおすすめします。
本選考が本格化する前にスコアを確定させるため、逆算したスケジュールを立てることが重要です。
現在の英語レベルに合わせて「基礎の徹底」「頻出パターンの攻略」「精度とスピードの両立」とアプローチを変えることが効率的です。
結論として、中学〜高校レベルの英文法と、TOEIC頻出の基本語彙(約2,000語)の定着を最優先で行います。
TOEIC特化の単語帳を使用し、公式問題集で出題パターンやPart別の解法テクニックを身につけます。
ほぼ全問を時間内に解き切る「処理スピード」と、長文の「精読力」を鍛える訓練が必要です。
履歴書には正式名称で記載し、面接では「スコア取得までの努力プロセス」を語ることが重要です。
企業はスコアの高さだけでなく、『なぜその点数を目指したのか』『多忙な学業の中でどう学習を継続したのか』というプロセスを見ています。
このプロセスを論理的に語れる学生は、入社後も自律的に成長できる人材として高く評価される傾向にあります。
資格欄には「TOEIC Listening & Reading Test 〇〇〇点 取得」と正式名称で記載しましょう。
ガクチカのメインテーマにするのではなく、計画性や継続力を裏付ける「サブエピソード」として活用するのが効果的です。
スコアが低い場合は無理に記載せず、今からでも計画的に受験準備を始めることが最善策です。
500点未満のスコアはマイナス印象を与える可能性があるため、記載を控えるのが無難です。
月1回実施されているため、今すぐ公式サイトで日程を確認し、直近の試験に申し込みましょう。
※注意点:スコアの詐称は絶対に避けるべきです。内定取り消しのリスクもあります。
志望業界から逆算して目標スコアを設定し、大学3年生の夏までに取得できるよう今すぐ学習と申し込みを開始しましょう。
TOEICスコアは「ないと落ちる」ものではありませんが、「あると選考に有利に働く可能性が高くなる」強力な武器です。
28卒の皆さんはまだ時間があります。
焦らず、しかし計画的にTOEIC対策を進めて、就活を有利に進めてください。
28卒の学生から多く寄せられる、TOEICに関する疑問にお答えします。
基本的には記載可能ですが、企業によっては「公開テストのスコアのみ有効」としている場合があります。
募集要項をよく確認し、本選考に向けては公開テストも受験しておくことをおすすめします。
公式認定証の再発行期限は試験日から2年以内とされていますが、企業側から指定がなければ過去のスコアを記載しても問題ありません。
ただし、現在の実力を示すためにも直近1〜2年以内のスコアを記載するのが望ましいです。
ビジネスシーンでの英語力を測る指標として、就活においては一般的に「TOEIC」の方が多くの企業で重視される傾向にあります。
特に大手企業やグローバル企業を目指す場合は、TOEICのスコアを持っておくことをおすすめします。
執筆:S.I.(東北大学4年 / type就活インターン)
大学3年次よりtype就活インターンに従事。無事に卒業が決まり、4月からはコンサル業界に就職。自身の就職活動で感じたリアルな悩みや役に立つ豆知識をtype就活のコンテンツを通して皆さんにお届け。
監修:type就活フェア局 SEO責任者 前原可奈
2022年よりSEOキャリアをスタート。教育業界での経験を経て、2023年に株式会社キャリアデザインセンター入社。現在は「type就活」のSEO戦略を統括し、データに基づく緻密な分析で会員登録数を前年比141.1%へと成長させる。一方で、数字以上に「就活生の生の声」を重視。年間20件以上の就活イベント運営や、東北大・京大などの現役インターン生との日常的な対話から、AIでは汲み取れない「今の学生が直面するリアルな葛藤や失敗談」を直接ヒアリング 。
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執筆:type就活編集部 インターン生
株式会社キャリアデザインセンター type就活にて、月5件以上のイベント運営や就活記事執筆、SNS運用などtype就活のサービス運営を担当。
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監修:増野 杏奈(株式会社キャリアデザインセンター type就活フェア局)
外資系ホテルでの戦略立案・販売管理を経て、2024年8月に株式会社キャリアデザインセンターへ入社。「type就活」の運営メンバーとして、イベント企画や公式LINE運用、サイト改善まで幅広く担当。
ホテル業界で培った「顧客ニーズの先読み」をSEOに転用。公式LINEの反応や学生の行動データといった「一次情報」を徹底解析し、コンテンツ改善を牽引 。その結果、PV数119%・CV数165%の大幅成長を実現。
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