2025/4/15 更新

インターンシップ参加×セルフチェックで準備する

「自分らしく働く」の始め方

「自分らしく働く」って素敵だけど、そもそも「自分らしく」って何だろう?働く上で自分が大事にしたいことは何なのか、何のためなら頑張れるのか、何に喜びを感じるのか……インターンシップを通して自分のことを深く知るための方法や、先輩たちが就職後に知った「自分らしく働く」への答えを紹介します。

富士通
世界をリードするDXパートナーとして各種サービスを提供している企業。信頼できるテクノロジー・サービス・ソリューションを幅広く提供してお客さまのDX実現を支援するとともに、デジタルの力によって業種間の垣根を超えた価値創造に取り組んでいる
「自分らしく働く」って何?

失敗を恐れず未経験の仕事に挑戦して
新しい自分に出会える毎日を過ごす

  • 富士通
  • インターン
  • キャリア
  • 若手社員
ソフトウエアオープン
イノベーション事業本部
田中祐大

現時点で自分にできるか分からない未経験の仕事にチャレンジしている時、自分らしく働けていると実感できます。そんな私にとって富士通は、常に前向きに挑戦させてくれる理想の会社です。

富士通との出会いは学生時代にさかのぼります。当時大学院生だった私は、約1カ月間の有償インターンシップで、大学院での研究テーマをビジネス化し提案するという課題に取り組みました。魚の空腹度をAI技術で判断し、給餌を自動化するという研究を、いかにビジネスに落とし込むか。試行錯誤を繰り返した結果、全国各地のいけすに対応できるよう水産試験場と連携してデータを集め、システムの製品化を企画しました。興味・関心から始まった研究内容をビジネス化し、プランを提案する経験は、私にとって未知の挑戦。難しさとともに、提案する面白さを強く感じました。

そうした背景から、お客さまに大きなプラスの影響を与える提案を仕事にしたいと考え、日本を代表するシステムインテグレーターである富士通への入社を決意。現在は、セールス(営業)とエンジニア、そしてお客さまの間に立ち、最適なシステムソリューションを提案する業務を担当しています。この仕事の難しさは、システム改善を実現するソリューションを、限られた予算内で生み出すこと。要望を満たす製品の組み合わせは企業ごとに異なります。まずはお客さまのシステム環境を理解しながら、100種類以上ある自社製品の知識も学ばなければ、最適な提案内容を企画することはできません。そのため、基礎的な素養を身に付けることから苦戦を強いられます。当初私は、1人でできる限り学び対応するべきだと考え、必要以上に時間を費やし、うまく仕事を進めることができませんでした。

そんな私を変えてくれたのは、先輩や上司の存在。「一度自分で考えるのは大切だけど、先輩を頼ることはもっと大切」だと気付かせてくれたのです。まだ一人前とは言えませんが、独りよがりにならず周囲を巻き込みながら仕事を進めることで、顧客満足度の高い提案が行えるようになった実感があります。

担当業務の枠を超えた挑戦に
伴走してくれる企業文化がある

2025年1月、私にとって忘れられない挑戦の機会がありました。それは、富士通が開催した『Fujitsu Software Open Innovation Day 2025』というイベントでの登壇。事業部を代表して、担当している業務の意義や詳細なサービスの内容を周知することが目的でした。実は私は、吃音という発話障害を抱えています。それでも、自分の発信で多くの人に影響を与えたいという思いから、ぜひチャンスがあれば挑戦させてほしいと、かねてより上司に相談していました。その意欲をかたちにしてくれたことに感謝すると同時に「自分にできるだろうか」と不安になったことを覚えています。高いレベルでの資料作成やプレゼンテーションが必要だからこそ、自分の先輩や上司だけでなく、事業部をまたいであらゆる方々にアドバイスを求めて準備を行いました。結果、社内・社外を含む約900名に対し、事業部の意義や取り組みの内容を周知することに成功。部長をはじめ、役員クラスの方々からも評価をいただき、大きな自信と実績を得ることができました。

また、ワーケーション制度を利用して、地元の落ち着いた環境の下で仕事に集中できていることも、より成長を加速させているのではないかと思います。テレワーク制度の積極的な推進など、会社が柔軟な働き方を整え、挑戦する社員の背中を押してくれるからこそ、新しい一歩を踏み出せるのです。できないかもしれないことに挑戦するのは不安がよぎります。けれど、チャレンジしなくては得られない成長がある。新しい自分に出会いに行くような毎日を過ごすことが、私にとって自分らしく働く秘訣です。

制作担当/向川巧真

自分の価値観を知るために
インターンシップで確認すべきこと三つ

  • 1

    業務内容への興味・関心と
    自身の持つスキルの適合性

    インターンシップを通して、業務内容が自分の興味やスキルに合っているかをチェックしましょう。その内容をもとに、実際に働くイメージを具体的に持つことで、自分が仕事に求める要素の解像度が上がります。

  • 2

    企業ごとに設けられた
    成長機会とキャリアパス

    どんな成長機会があるか、どんなキャリアパスが広がっているかを意識的に確認することが重要。現時点での理想の将来像をイメージしながら照らし合わせることで、よりキャリアビジョンが明確になるはずです。

  • 3

    自分の生活スタイルに合った
    働き方を実現できるか

    会社の事業内容や業務内容だけでなく、働く環境の制度を確認することも大切です。入社後の生活スタイルを想像し、やりがいを持って長期的に働くために、どのような環境が自分に必要かを具体化しましょう。


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