入社後に「成長できる環境」をどう見極める? 企画者が教えるインターン活用ポイント 不安定な時代だからこそ、「個の力」の重要性を感じている人は多いはず。これからの就職活動で見つけたいのは、自分の力を最大限に伸ばせる会社、ビジネスパーソンとして存分に成長できる会社だ。では、そんな就職先を見つけるために、インターンシップ参加はどう役立つの……?国内のリーディングカンパニーでインターンシッププログラムの企画を担当している大人たちに、入社後に成長できる会社を見極めるためのインターン活用ポイントを聞いてみた。 ローソン 国内店舗約14,700店。全店売上高約2兆円。1日の客数は約1,000万人を誇るコンビニエンスストア「ローソン」を柱に新しい便利さや楽しさを提供する 人事本部 人事企画部頴川将貴さん 「マチの暮らしにとって、なくてはならない存在」になるために、IoTやAI技術などを活用し、社会課題の担い手として未来のコンビニを創造するローソン。インターンシップでは、スーパーバイザー(以下、SV)が実際に行う、加盟店の売り上げ改善を目的とする年間計画の提案を想定した2日間のプログラムを用意しています。 1日目はSVに必要な知識の習得がメイン。市場や数字を分析し、マーケットを読み解くグループワークです。2日目は人事が扮する加盟店オーナーに対し、個人で売り上げの年間計画を提案。最後に個別フィードバックを行い、今後の就活に何が必要か、伸ばすべき長所はどこかなどをお伝えします。 実はこのワークは、本来なら入社後に何カ月もかけて習得するSVの業務を2日間に凝縮したもの。決して簡単ではなく、提案が一回で通ることはほぼありません。しかし、厳しい環境の中にこそビジネスの楽しさは隠れています。失敗を乗り越え、生み出した企画が受け入れられた時の達成感こそがローソンの仕事の面白さだと体感してほしいと思っています。こうしたSVの仕事の難しさと醍醐味をより一層体感するため、私がおすすめするのは、最終課題において失敗を恐れずに何度も提案することです。 失敗を恐れず、糧にすることで提案の質を向上させる 学生の皆さんがつまずきやすいポイントとして昨年のエピソードを紹介します。売り上げ実績を読み解き、弁当のマーケットに伸び代があるのではないかと考え「弁当の種類を増やす」という提案をした方がいました。しかし客層を分析すると、あまり弁当を購入しない主婦が多い店舗だと分かります。これでは需要と供給が一致しません。まずは品ぞろえを増やし、のぼりを立てて新規顧客を開拓することがセオリー。何度も考えてさまざまな切り口から提案することが大切です。コンビニが身近だからこそ、自分の行動や生活圏内の店舗を軸に考えがちですが、求められるのは奇抜なアイデアだけでなく店舗の客層や過去の売り上げに向き合った上で企画を立てること。提案数に制限はないので、何度も挑戦し、フィードバックを受け、アドバイスを次に活かして前に進んでください。何度も提案すれば情報量が増えるだけではなく、「客層に合った現実的な企画ができた」「根拠ある改善提案ができた」など短期間で成長を実感できるはずです。 こうした挑戦をインターンシップ終了後に振り返ってみてください。自分に欠けていた発想や課題の発見に役立ててもらえたら本望です。そしてもし、この2日間で、少しでもできることが増えたなら、きっと入社後にはさらなる成長が待っていることでしょう。 インターン活用ポイント 1.導き出した答えが本当に最適なのか何度も問う 自分が出した答えに満足するのではなく、一度離れて課題に立ち返ることをおすすめします。「本当にこれでいいのか」と自分に問うことで、新しい発想が生まれ、より課題解決に近い答えを導き出すことができます 2.対話を増やしアウトプットの質を大きく上げる 自由に発言できる空気を生み出すためには、チームメンバーとの対話の量を増やすことが大切。お互い助け合える関係や、緊張せず過ごせる環境が構築されることで集中力が高まりアウトプットの質が上がります インターンinfo SVとして活躍する社員向けの研修をもとに組み立てたプログラムを用意。店舗運営コンサルティングに必要な専門知識を習得後、仮想のオーナーに対して年間の売り上げ計画を提案する。最終日には担当上司から個別フィードバックを受ける
入社後に「成長できる環境」をどう見極める? 企画者が教えるインターン活用ポイント 不安定な時代だからこそ、「個の力」の重要性を感じている人は多いはず。これからの就職活動で見つけたいのは、自分の力を最大限に伸ばせる会社、ビジネスパーソンとして存分に成長できる会社だ。では、そんな就職先を見つけるために、インターンシップ参加はどう役立つの……?国内のリーディングカンパニーでインターンシッププログラムの企画を担当している大人たちに、入社後に成長できる会社を見極めるためのインターン活用ポイントを聞いてみた。 三井住友カード SMBCグループの一員として、長年培ってきたクレジットカード事業のノウハウを基にキャッシュレス社会そのものを創造し、よりよいサービスを提供する 人事部 兼 研修室楠田奨磨さん キャッシュレスが注目を集める中、カード・決済業界では多くの会社が台頭し、サービスが乱立しています。その中で三井住友カードは、日本で初めて「VISA」を発行した業界のパイオニアとして、革新的なサービスを生み出し続けてきました。世界初のチャージの要らない後払い方式ICカード乗車券「PiTaPa」や、おサイフケータイ「三井住友カードID」などに代表されるように、社会インフラそのものを変革しようと、挑戦を続けています。 失敗を恐れない行動の原点にあるのは、社員一人一人が日本をもっと良くしていきたいと考え、実行しようとする、チャレンジ精神です。当社のインターンシップはそうした当社のマインドや、大きな可能性を秘めているキャッシュレス業界について、理解できる内容になっています。 冒頭で業界構造や三井住友カードのビジネスについての知識をインプットした後、「Have a good Cashless.」という当社のビジョンについてグループごとに討論し、それぞれの考えを共有します。 メインとなるワークは二つ実施する予定で、まず一つ目はマーケティングのワーク。カード決済から得たデータはもちろんのこと、さまざまなデータを組み合わせたうえで、ある加盟店のお客さまに対する、ビジネスモデルの改善に取り組みます。カード会社の新たなビジネスモデルを感じ取れるワークとなるでしょう。二つ目はキャッシュレスにフォーカスした新規事業の立案。配布資料を読み、グループメンバーとの議論を通して、新たなビジネスの可能性を追求します。 より良くするにはどうすべきか大事なのは、模索し続けること インターンシップの一連のプログラムにおいてみなさんに意識してほしいのは、三井住友カードが大切にしている思いが何かということです。ワークの一つ一つの情報や社員の行動・発言にちりばめられたピースを集めることで、当社の価値観が少しずつ見えてくるはずです。 もちろん、インターンシップの中で、その答えが分かる様にはなっていますが、自分自身の力でその答えにたどり着いていただきたいのです。そのための鍵となるのが、視点を変えること。三井住友カードの社員ならどのように考えるのか、事実の裏側に隠されている本質は何かを、模索し続けることが重要となります。こうしたアクションにより答えにたどり着いた時、三井住友カードを深く理解でき、ビジネスの本質に触れられるでしょう。 三井住友カードとは、ビジネスの本質とは、大事にしている思いとは何かを探り当てるインターンシップで自身の成長を実感してみてください。 インターン活用ポイント 1.三井住友カードの一員としての視点を持つ この情報の裏側には何が隠されているのか、本質は何か。社員としての視点を持ってワークに取り組むことで、当社が大事にしている視点を理解することができ、より学びを深められるでしょう 2.インターンシップで学びたいことを明確にする 参加することを目的にせず、何を得たいのかを明確にしてから臨んでください。事業内容や社風、人柄など何についてでも構いません。自分の目的を明確にすることで実りのあるインターンシップになるはずです インターンinfo インターンシップのメインである3daysインターンシップは、カードや決済業界、三井住友カードについての講義に加え、実際のビジネスになぞらえたワークを体験するプログラム。新規事業の立案などに取り組むグループワークとなっている
入社後に「成長できる環境」をどう見極める? 企画者が教えるインターン活用ポイント 不安定な時代だからこそ、「個の力」の重要性を感じている人は多いはず。これからの就職活動で見つけたいのは、自分の力を最大限に伸ばせる会社、ビジネスパーソンとして存分に成長できる会社だ。では、そんな就職先を見つけるために、インターンシップ参加はどう役立つの……?国内のリーディングカンパニーでインターンシッププログラムの企画を担当している大人たちに、入社後に成長できる会社を見極めるためのインターン活用ポイントを聞いてみた。 JSOL 2006年に株式会社日本総合研究所から会社分割して誕生。09年には株式会社NTTデータと業務提携を結び、専門性の高いICTソリューションを提供している HR本部 人事部 採用課 課長 灰野 みのりさん 最新テクノロジーとICT戦略実現力を武器にしたソリューションを提供しているJSOL。最適解の提案からシステム化・運用・保守に至るまでをトータルサポートしています。 幅広いお客さまのニーズにお応えしている当社では、手掛けるプロジェクトも多種多様。多岐にわたる業務の中から興味のあるものを見つけてほしいという思いから、インターンシップでは約40種類のテーマをご用意しています。システム導入コンサルティングやAIチャットボットの導入、IoTやAIを活用した新ビジネス創出など、豊富な選択肢から希望するテーマを選んでいただきます。 大多数は実際に社員が手掛ける稼働中のプロジェクト。インターンシップを通じて視野を広げ、リアルに〝働く〞ということについて体験する機会にしてほしいと思っているため、希望を最優先してテーマを決定したいと考えています。 当社のインターンシップのもう一つの特徴が、社員によるサポートの手厚さです。各テーマ最大5人の少人数制となっており、ビジネスの第一線で活躍する社員がきめ細かくフォローし、随時フィードバックします。例えば営業職であれば、実際にお客さまへ訪問してプレゼンテーションを行い、同行した社員から直接フィードバックをもらえる、といったことも珍しくありません。 「豊富な選択肢」と「少人数制の手厚いフォロー体制」のもとで、リアルな仕事を体感できる濃厚なプログラムとなっています。 目標を定め行動することは、圧倒的な学びの差を生み出す 当社のインターンシップに参加するにあたって皆さんには、目標を定めてプロジェクトに取り組んでいただきます。「お客さまに直接提案する」「20人の社員と話す」など、業務に関係することでも、それ以外でも構いません。明確な目標を持つことで、積極性が変わりますし、目標を達成した時の〝成功体験〞も得ることができます。学生のうちに成功へのプロセスを経験することで、入社後も良いサイクルを継続していけるはずです。もし目標を達成できなくても、インターンシップの中で浮き彫りになった課題や学びを自覚することができるため、これもまた大きな糧となるでしょう。 リアルなビジネスを体験するという貴重な経験と、自分が立てた目標を達成するための主体的な行動。インターンシップを通してそれらを体感することで、自身の視野を広げることができ、さらには当社で自分がどのように成長していけるかを感じとることができるはずです。ぜひインターンシップに参加し、自身の目で確かめてください。 インターン活用ポイント 1.目標達成のための最適な行動を常に意識しよう 何らかの目標を持ちインターンシップに参加することで、目標達成による成功体験を得ることができます。そのサイクルを体感することで、入社後の成長をイメージすることができるでしょう 2.好奇心を持ち、興味があることをさらに深めよう 自分では得意だと思っていることでも、現場の最前線を担う社員からのフィードバックを受けることで、新たな気付きを得られます。好奇心を持って取り組み新たな視点を知ることで、その理解は深まります インターンinfo 東京、大阪、名古屋の3拠点で、5日~10日間開催予定。文系・理系合わせて約40種類というテーマの豊富さと、1テーマ最大5人の少人数体制が特徴。現場社員の厳しくも学びあるフィードバックからは、新たな視点や気付きを得られる
入社後に「成長できる環境」をどう見極める? 企画者が教えるインターン活用ポイント 不安定な時代だからこそ、「個の力」の重要性を感じている人は多いはず。これからの就職活動で見つけたいのは、自分の力を最大限に伸ばせる会社、ビジネスパーソンとして存分に成長できる会社だ。では、そんな就職先を見つけるために、インターンシップ参加はどう役立つの……?国内のリーディングカンパニーでインターンシッププログラムの企画を担当している大人たちに、入社後に成長できる会社を見極めるためのインターン活用ポイントを聞いてみた。 三井住友信託銀行 三井住友トラスト・グループの中核を担い、業界でもトップクラスの規模を誇る信託銀行。高い専門性と総合力で、法人個人問わず最適なサービスを提供する 人事部 採用チーム谷脇俊幸さん 設立から90年以上にわたって、さまざまな金融商品を開発し、社会に貢献し続けてきた三井住友信託銀行。当社は、7領域にわたって事業を展開しています。個人トータルソリューション事業、法人トータルソリューション事業、法人アセットマネジメント事業、不動産事業、受託事業、証券代行事業、そしてマーケット事業です。取り扱う業務領域は幅広く、細かく分かれているため、学生の皆さんにとっては、働くイメージが湧きづらいかもしれません。 そこで当社のインターンシップでは、3日間を通して6事業を理解、体験していただきます。どの事業のプログラムも座学とワークをセットで繰り返し、事業全体を理解するグループワークを最後に行っていきます。より詳細にイメージできるよう、個人トータルソリューション事業を例にご紹介します。まずは、個人に対する資産運用や相続、不動産など、提案内容を座学で理解することから始めます。その後、「2000万円の資産を持った人への資産運用提案は?」など、テーマごとに例題を用いて知識を深めます。最後に「ある家族に対して信託銀行としてできる提案は?」という課題に取り組むグループワークを実施。発表後には社員から、フィードバックに加えて、当社の社員であればどのような提案をするか、という解説を行います。 6事業それぞれで行う、こうした一連のプロセスの中で、当社ができる提案の幅広さを感じていただければと思います。 「徹底的な顧客志向」という三井住友信託銀行のDNAを実感 当社で提供できるソリューションは組み合わせ次第で無限とも言えます。だからこそ「お客さまが求めていること」を理解することが非常に重要となります。自分の提案に満足してもらえるか「お客さま視点」を常に持った上で行動するというわけです。そのためには、まず必要な情報を調べあげ、自分なりの意見を持たなければなりません。 だからこそインターンシップでは「お客さまだったらどう感じるか」と都度自問自答し、チームでも議論してみてください。お互いに意見交換をしながら、自分にはない視点や意見を受け入れ、チームで最適なソリューションを導き出すことが大切です。 チーム内のこのやりとりこそが、当社の仕事の縮図。社員間でシナジーを生み出し、日々サービス向上に努める社員の日常を追体験できるでしょう。 インターンシップ全体を通して、当社の事業内容を理解できると同時に、三井住友信託銀行が考えるお客さま視点とは何か、を体感できることをお約束します。 ※記事は取材当時の内容です インターン活用ポイント 1.自身の強みや課題を把握するため客観的な視点を持つ インターンシップ前に当社のソリューションを理解していなくても問題ありません。それよりも、この参加を通じて今の自分に「できること・できないこと」を把握し、自己成長につなげてください 2.チームでの自分の役割を果たせているかを常に考える よりよい提案に必要なのはチームで考えること。そのため、まず初日に自身の役割を明確に決め、3日間でその役割を果たせたか、自分がチームにどのように貢献できるか、確かめられる機会を設けています インターンinfo 信託銀行という業界に対する理解をはじめ、三井住友信託銀行の各事業の業務内容、社風などを理解できる3日間のインターンシップを開催。自分自身が調べただけでは分からない細かな業務も座学とワークで理解できる内容になっている
入社後に「成長できる環境」をどう見極める? 企画者が教えるインターン活用ポイント 不安定な時代だからこそ、「個の力」の重要性を感じている人は多いはず。これからの就職活動で見つけたいのは、自分の力を最大限に伸ばせる会社、ビジネスパーソンとして存分に成長できる会社だ。では、そんな就職先を見つけるために、インターンシップ参加はどう役立つの……?国内のリーディングカンパニーでインターンシッププログラムの企画を担当している大人たちに、入社後に成長できる会社を見極めるためのインターン活用ポイントを聞いてみた。 アチーブメント 経営者、トップアスリート、芸能人などへの人材教育コンサルティングサービスを提供。自己成長や目標達成などに関する独自のノウハウを持つ 人事部 採用・育成チーム山森拓実さん アチーブメントは、起業家、スポーツ選手など、各分野で活躍する方々に対して人材育成セミナーや組織変革コンサルティングを行い、個人の自己実現、組織の発展をサポートしている会社です。インターンシップでは普段から当社が提供する研修と同様のプログラムを2日間のグループワークで体験できます。初めに個人で自己分析を行い、自分の価値観や働く軸を把握し、その後は数人でチームを組み相互理解を深めるプレゼンテーションを実施。関東では別途、より実務に近い複数のプロジェクトもご用意しています。 参加にあたり、まず学生の皆さんにお伝えしているのは、事前に自分の価値観や理想のキャリアについて考えてもらうこと。インターンシップ中はなぜその価値観が生まれたのかを問い続け、さらにグループワークで自分が出した結論に対して社員やメンバーから客観的な意見をもらいます。その過程では、自分の強みの発見はもちろんのこと、弱みにも真正面から向き合わなければならない場面もあるでしょう。これまでにないほど自分自身を追求し続けることで、ワークが終わる頃には自己理解が深まり、理想のキャリアを実現するための覚悟ができるのです。 多様性が認められる現代。これまで理想とされてきた「有名大学に入学、大手企業に入社し、結婚して家庭を持つ」以外にも幸せな人生を送る選択肢があるからこそ、自分が理想とする生き方を見極めることが、人生を充実させるカギになります。インターンシップを通して、皆さんにはそんな人生へのオーナーシップを形成してもらいたいと思っています。 理想のキャリア・生き方を決定し実現できる場所かを見極める この2日間で大きな収穫を得るために、私が推奨しているのは、漫然と与えられた課題をこなすのではなく、社員と同じ視点を持って全力で取り組むこと。例えば当社の社員は業務の遂行をゴールとするのではなく、自己実現のために、日々の仕事に向き合っています。よってインターンシップでは前半で明確になった、自分が理想とするキャリアや生き方の実現を意識して取り組んでほしいのです。私たちも、どうすればあなたの目的が達成できるのか、アチーブメントの視点を持ってワークのフィードバックを行います。 インターンシップ終了後、改めて参加中の自分を振り返ってみてください。違和感があれば少し無理をしていたということ。逆に、達成感を得たのであれば入社後も同様に成長を続けられる環境であるはずです。 自己理解を深め、見つけ出した理想の人生を本当にアチーブメントで実現できるのか。ぜひインターンシップを見極める機会にしてみてください。 インターン活用ポイント 1.参加後に自分がどうなりたいかを明確にする 事前に参加する目的を考えておくことで、より大きな成果を得ることができます。会社理解、自分の興味を探る、理想の働き方を見極めるなどの目的を設定し、その達成に向けて行動することが大切です 2.仲間と一緒に最大限の挑戦をしよう 過去にないほどの挑戦をしてみましょう。その時、あなたに社員や仲間が力を貸してくれ、さらなる学びや成長を実感できたなら、入社後も高いパフォーマンスを発揮することができるでしょう インターンinfo 普段からビジネスパーソンに向けて行っている研修と同様のプログラムに、2日間かけてチームで取り組む。関東ではその後、長期インターンシップとして実務に近いプロジェクトが用意され、複数の課題の中から興味があるものに参加する
入社後に「成長できる環境」をどう見極める? 企画者が教えるインターン活用ポイント 不安定な時代だからこそ、「個の力」の重要性を感じている人は多いはず。これからの就職活動で見つけたいのは、自分の力を最大限に伸ばせる会社、ビジネスパーソンとして存分に成長できる会社だ。では、そんな就職先を見つけるために、インターンシップ参加はどう役立つの……?国内のリーディングカンパニーでインターンシッププログラムの企画を担当している大人たちに、入社後に成長できる会社を見極めるためのインターン活用ポイントを聞いてみた。 日鉄ソリューションズ 日本最大の鉄鋼メーカー日本製鉄の情報システム部門をルーツに持ち、幅広い業界の約1500社のお客さまにさまざまなITソリューションを提供 人事本部人材開発部 採用グループ 星野友亮さん NSSOLではコンサルティング営業、ビジネスプランニング、研究開発、システムエンジニア(SE)の四つのインターンシップをご用意していますが、今回はSEコース(SEのタマゴ養成講座)をご紹介致します。 SEコースでは5日間でNSSOLで働くSEの面白さややりがいを体験でき、8人1チームでお客さまの課題を解決するためのシステム機能やデータベース構造などを考え、設計したシステムをお客さまへプレゼンします。 特徴は、チーム全員がリーダーを経験すること。これはプロジェクトリーダーとしてプロジェクトを進めるSEの業務理解につながります。また、異なるバックグラウンドを持つメンバーと短時間で質の高い成果物を作る難しさや楽しさを経験できるのも特徴の一つ。各チーム計8回のレビューがあり、現場の第一線で活躍するSEが直接フィードバックします。一つのレビューをクリアしないと先には進めず「機能の必要性は」「お客さまのためなるか」など何度も壁にぶつかるでしょう。若手SE社員がチューターとしてフォローしますので、相談しながらNSSOLが目指す品質になるまで考え続け、NSSOL流の考え方や手法などをぜひ感じ取ってください。 何事にも真剣に向き合うNSSOLの価値観に触れる 社員とのやりとりの中で、弊社のSEがどれだけ本気でインターンシップに取り組んでいるか、見てください。弊社のSEは、日々お客さまの課題解決のために、徹底的に考え、技術やノウハウをチームで共有し、最適なソリューションを提供しています。同様に、インターンシップではレビュアーやチューターとしてのフォローを通して、学生の皆さんに真正面から真剣に向き合っていきます。だからこそ皆さんにも本気で取り組んでいただき、積極的に質問や相談をしてほしいと思います。その中でさまざまな気付きや学びがあり、NSSOLでの働きがいや仕事の価値観にも触れられると思います。 近年では、企業を取り巻く環境が急激に変化しており、経営の仕組みやビジネスプロセスを見直す動きが増えています。こうした中で、デジタルテクノロジーを活用して、経営や業務の在り方を作り替える動き=デジタルトランスフォーメーション(DX)が進んでおり、弊社もDX推進に力を入れています。SEの仕事は、今後さらに複雑かつ難しい仕事になりますが、その分、やりがいと達成感があり、成長ができる仕事になると思います。ぜひ、インターンシップに参加いただき、SEの業務内容を理解・体感いただくとともに、NSSOL、そしてNSSOLで働く社員の価値観に触れていただければと思います。 インターン活用ポイント 1.将来の“同期”という目線で参加者と交流する このインターンシップが決め手で入社する方も多く、チームメンバーが自分の将来の同期になるかもしれません。「追いつきたい」「一緒に働きたい」と思う仲間と切磋琢磨しながら課題に取り組んでください 2.自身で立てた目標を振り返ることで成長につなげる 初日に5日間の目標を立てます。終了後はただ振り返るのではなく「何ができたか」「なぜできたか」を深く考えていただけたらと思います。採用担当による個別フィードバックをぜひ自身の成長につなげてください インターンinfo 業務体験だけでなく、座談会や懇親会など現場社員との接点・交流が多く、NSSOLの社風にも触れられることから参加者の満足度が非常に高いプログラム。参加した学生の口コミで、年々参加希望者も増加している
入社後に「成長できる環境」をどう見極める? 企画者が教えるインターン活用ポイント 不安定な時代だからこそ、「個の力」の重要性を感じている人は多いはず。これからの就職活動で見つけたいのは、自分の力を最大限に伸ばせる会社、ビジネスパーソンとして存分に成長できる会社だ。では、そんな就職先を見つけるために、インターンシップ参加はどう役立つの……?国内のリーディングカンパニーでインターンシッププログラムの企画を担当している大人たちに、入社後に成長できる会社を見極めるためのインターン活用ポイントを聞いてみた。 日本総合研究所 SMBCグループの総合情報サービス企業として、シンクタンク・コンサルティング・ITソリューションの三つの機能を有している HRマネジメント部 次長小林大輔さん 日本総合研究所(以下、日本総研)は、銀行業務を中心としたさまざまな金融サービスを提供するSMBCグループのIT戦略を担っています。 日本総研のITソリューション部門では、グループワーク型と現場配属型のインターンシップを実施。グループワーク型は「システム企画・PM」と「DXエンジニア」の二つのコースを用意しています。システム企画・PMは、金融サービスにおけるIT戦略の立案、プロジェクトマネジメントを5日間かけて追体験。DXエンジニアは、アジャイル開発手法によるアプリケーション開発を行い、ものづくりの面白さを2日間で体感できます。一方、現場配属型は「金融×セキュリティ」と「金融×AI」の二つのコースがあり、約2週間、先輩社員と机を並べて実務に携わります。複雑化、巧妙化が進むサイバー攻撃への対処や、AIやブロックチェーンなどの最先端技術の利活用を推進する研究所での技術証・評価を体験することが可能。いずれのコースも、SMBCグループにおけるIT戦略が企業や社会全体に与えるインパクトとやりがいを体感できます。 厳しいレビューにも臆せずどんどん意見してほしい インターンシップの大きな特徴は、新入社員と同様のアウトプットを求めること。学生でも手加減はしません。例えばDXエンジニアのテーマである「銀行口座保有者向けアプリ開発」では、単にアプリが動けばよいのではなく、実際にアプリを使うユーザーの操作性や利便性をしっかり考えた企画になっているかなど、ビジネスの現場で使えるかどうかという観点で評価。また上司や先輩に対する報告や提案では、その目的や伝える相手を意識した伝達方法や手順に関してもフィードバックするため、プロジェクトの実現を見据えた緊張感のある仕事体験ができます。 このように最終的な成果だけでなく、コミュニケーションの取り方や、立ち居振る舞いに対しても指導するのが大きな特徴。厳しく感じるかもしれませんが、それは日本総研で求められるレベルを感じてほしいから。だからこそ、学生の皆さんも遠慮せず意見してほしいと思います。もし納得がいかないレビューがあれば、正直な自分の意見を主張するべきというのが当社の考えですし、分からないことがあれば、理解できるまで何度も質問を繰り返してもかまいません。こうして社員と本気でぶつかりあって初めて、日本総研で働く社員が日々何を考えて仕事をしているのか、お分かりいただけるはずです。何事にもチャレンジして積極的に食らいついてみること。それが、インターンシップという短い時間の中、自分にとって成長できる環境を見極めることにつながると思います。 インターン活用ポイント 1.参加前後の自身の変化を振り返ろう 入社後自分が成長できるか、肌で感じられるのがインターンシップです。インターンシップ前後で、自身の考え方や行動がどう変化したかを振り返ることで、今後の方向性が見えてくると思います 2.掲げる目標を言語化して行動しよう 例えば、「コミュニケーションをうまく取れるようになる」という目標であれば、それがどのような状態なのか、具体的に言語化しましょう。自分が目指すべき姿が明確になり、着実にゴールに近づくことができます インターンinfo グループワーク形式の「システム企画・PM」「DXエンジニア」、現場配属型の「金融×セキュリティ」「金融×AI」、4種類のコースを用意。日本経済の一翼を担う、SMBCグループのIT戦略に携わる醍醐味を体感できるプログラム
入社後に「成長できる環境」をどう見極める? 企画者が教えるインターン活用ポイント 不安定な時代だからこそ、「個の力」の重要性を感じている人は多いはず。これからの就職活動で見つけたいのは、自分の力を最大限に伸ばせる会社、ビジネスパーソンとして存分に成長できる会社だ。では、そんな就職先を見つけるために、インターンシップ参加はどう役立つの……?国内のリーディングカンパニーでインターンシッププログラムの企画を担当している大人たちに、入社後に成長できる会社を見極めるためのインターン活用ポイントを聞いてみた。 有限責任監査法人トーマツ デロイト トウシュ トーマツ リミテッドのメンバーファームの一員。監査・保証業務、リスクアドバイザリーなどのサービスを提供する日本最大級の監査法人 リスクアドバイザリー事業本部 新卒採用チーム大西智子さん 「四大監査法人」の一角を担うトーマツ(以下、DTT)は、監査、マネジメントコンサルティング、株式公開支援、ファイナンシャルアドバイザリーといったサービスを提供しています。 IT化が進む昨今、企業の経営もデジタル化が急務となり、DTTがクライアントから求められるミッションも変わってきています。デジタル化に伴い経営にもスピード感が必要とされる中で、リスクアドバイザリーコンサルタントが果たすべき役割は、成長にドライブをかけようとする企業に対し、気持ちよくアクセルを踏んでもらえる基盤を整えること。企業が改革を起こす時に潜む、社内の課題やリスクをクライアントと協議しながら解決へと進めていきます。一流企業の経営層に対し、その知識量を上回る専門性を持ち、経営へのアドバイスをしていく仕事です。 そんなリスクアドバイザリーコンサルタントの仕事をリアルに体感できるのが、3daysインターンシップです。実際の業務に準じたワークショップに5、6人のチーム体制で、取り組んでいただきます。会計を国際基準に移行する際に起こるリスク管理などを担う「会計・財務」、経営に直結するリスクアドバイザリーを行う「ビジネスリスク」、地域創生や産官学連携などに関わる「パブリックセクター」、会計システムの正確性を判断する「システム監査」、データを活用し、あらゆる課題に対しての解を導き出す「データアナリティクス」の合計五つのテーマから興味のあるものを選択し、それぞれの観点からリアルな仕事を体感できます。 世界基準のコンサルタントの本気の仕事を目の当たりにする インターンシップの最大の特徴は、一流企業の経営層の〝かかりつけ医〞として活躍するコンサルタントの思慮の深さやレベルの高さを間近で感じられること。現役のコンサルタントが各グループにつきっきりでアドバイスをするだけでなく、最終日には、同じテーマで実際にクライアントへ提案したコンサルタントの、模擬プレゼンテーションを見ることができます。提案内容はもちろん、資料やプレゼンテーションなどのレベルの高さに圧倒されることでしょう。大企業の経営層を相手に仕事をするトッププレーヤーたちは、一流の経営層の方々のレベルを上回る専門知識やサービスを提供しなければなりません。常に知識をインプットし続け、プロジェクトの中で得た知見も応用させながら、プロの経営者たちと渡り合っているのです。そんなコンサルタントの本気の仕事を目の当たりにすることで、現在の自分との差分を知り、入社後の伸び代を感じ取れるはず。コンサルタントとして働くイメージをリアルに想像し、将来の自分を想像しながら取り組んでみてください。 インターン活用ポイント 1.知的体力を鍛える仕事の厳しさを体感する 実際のコンサルタントの業務は、情報収集と思考の繰り返し。その疑似体験ができるワークショップから、知的体力を鍛え続ける厳しさを体感し、コンサルタントのリアルな仕事をイメージすることができます 2.ワクワクする仕事かどうかで適性を判断しよう 現役コンサルタントとの触れあいや同じ志向の学生と協働するワークショップから、ワクワクする感覚が得られるかを確かめてください。それがコンサルタントの適性を判断するヒントとなるでしょう インターンinfo リスクアドバイザリーコンサルタントの業務を疑似体験するワークショップを実施。現役コンサルタントによる模擬プレゼンテーションを見ることもでき、経営者と渡り合うプロの仕事から自身の成長イメージを湧かせることができる
入社後に「成長できる環境」をどう見極める? 企画者が教えるインターン活用ポイント 不安定な時代だからこそ、「個の力」の重要性を感じている人は多いはず。これからの就職活動で見つけたいのは、自分の力を最大限に伸ばせる会社、ビジネスパーソンとして存分に成長できる会社だ。では、そんな就職先を見つけるために、インターンシップ参加はどう役立つの……?国内のリーディングカンパニーでインターンシッププログラムの企画を担当している大人たちに、入社後に成長できる会社を見極めるためのインターン活用ポイントを聞いてみた。 デロイト トーマツ サイバー デロイト トーマツ グループの一員として、企業の持続的成長や競争力の向上に向けた経営変革を、サイバーセキュリティの面から支援している HR Division マネジャー 青井孝之さん 技術革新やグローバリゼーションの進展に伴い、ビジネスリスクが拡大・多様化。中でも、サイバーリスクは特に深刻な脅威となっており、企業システムへの不正アクセスなどサイバー攻撃による被害は後を絶たず、重要な社会問題と言っても過言ではありません。 デロイト トーマツ サイバー(以下、DTCY)は、電力、自動車、金融などのグローバル企業を中心に、サイバー領域に特化したソリューションを提供する、デロイト トーマツ グループのコンサルティングファームです。近年、IoTやAIなどITをベースにした新領域が注目される中、どの領域においてもサイバーセキュリティを避けて通ることはできず、企業からのニーズが高まっています。しかし、日本は欧米諸国と比べ後れており、セキュリティのエキスパートが不足しているのが現状。今後サイバーセキュリティ領域の知見があるコンサルタントは、引く手あまたとなるでしょう。そんなサイバーコンサルタントの仕事を体験できるのがDTCYの3日間のインターンシップ。クライアントがサイバー攻撃を受けたと仮定し、現状把握、評価、戦略立案までの業務にグループワークで取り組みます。各チームには現場の最前線で活躍するコンサルタントがつきますので、当社のリアルなビジネスと社風を肌で感じられると思います。 企業経営に直結するサイバー攻撃 根気強く思考して解決に導く インターンシップの特徴は、限りなく実務に近い体験ができる点です。例えば、提案資料を作成する際は、実務と同様のフォーマットを使用します。提案内容だけでなく、資料の構成まで細かくアドバイス。なぜなら、実際の提案相手は過密スケジュールで働く現場責任者やCxOクラスであることもあります。数千万円規模の案件を任せてもらうには、資料一つでも細部までこだわり、短時間で信頼を得なければなりません。 また、私たちが扱うのはサイバー攻撃など、企業活動を止めかねない重大なテーマ。そのため、正確な現状把握と分析に基づいた堅実な提案が求められます。情報ろうえいの原因は何なのか、脆弱性はどこにあるのか、クライアントの課題を漏れなく調査。得た情報をもとに今後の防止策として、従業員向けの研修や社内システム運用の改善を含め、継続性やコストなどさまざまな観点で、あらゆる手段を検討します。綿密な情報収集と地道な試行錯誤のサイクルを繰り返す中で、ご自身が面白さやワクワク感を感じられるかどうかに着目してみてください。専門性と卓越した思考力を習得し、市場価値の高い人材を目指したい。そんな方はぜひ、DTCYのインターンシップに参加してみてはいかがでしょうか。 インターン活用ポイント 1.コンサルタントの仕事方法を学び、実践してみよう プロジェクトの進め方、資料作成など、実際にDTCYのコンサルタントが行っている方法でアドバイスをするので、ワークでも実践してみてください。働くイメージがより具体的に湧くと思います 2.専門分野でなくてもためらわず、まずは参加してみよう 複雑なサイバーリスクに対処するには、技術以外に経営や法律など幅広い知見が必要。理系、文系問わず強みを活かせる環境があるので、まずは参加することで、将来の幅を広げるきっかけになるかもしれません インターンinfo サイバー領域に特化したコンサルタントの業務を体験できる、3日間のプログラム。実例をもとにした課題に取り組み、DTCYで働く環境をリアルに再現。ITやサイバーセキュリティに関連する基礎知識も学ぶことができる
入社後に「成長できる環境」をどう見極める? 企画者が教えるインターン活用ポイント 不安定な時代だからこそ、「個の力」の重要性を感じている人は多いはず。これからの就職活動で見つけたいのは、自分の力を最大限に伸ばせる会社、ビジネスパーソンとして存分に成長できる会社だ。では、そんな就職先を見つけるために、インターンシップ参加はどう役立つの……?国内のリーディングカンパニーでインターンシッププログラムの企画を担当している大人たちに、入社後に成長できる会社を見極めるためのインターン活用ポイントを聞いてみた。 インテージ マーケティングリサーチのパイオニアとして、国内1位、世界10位の売上高を誇る。国内で唯一、全国の販売と購買のデータを保有している。※ランキングの出典:Global Research Business Network調べ 経営推進本部 採用責任者大月隆廣さん 約60年間のリサーチビジネスを通じて培われたノウハウを武器に、多様な業界におけるマーケティング活動をサポートしてきたインテージ。当社のインターンでは販売・購買データを用いて、企業の担当者さまに対し、改善提案をする疑似体験をしていただきます。 具体的には、1day、3daysのインターンシップを実施予定。コースにより異なりますが、SWOT分析や4Pなどのマーケティングの基本的な手法を実際のビジネスになぞらえて使用します。数人のチームで、実在する企業のマーケティング課題に取り組んでいただきます。当社が保有する多様なデータをもとに業界やシェア、自社製品・競合製品の売り上げを分析。そして「この提案で課題が解決できるのか」という検証まで実施します。ポイントは、仮説が数字的根拠に基づいているかどうか。単なるアイデア合戦に終わるのではなく、仮説と検証を繰り返して実現性の高い提案を考えることが重要です。 当社が特に力を入れているのがフィードバックです。「根拠は?」「思考が浅い」と厳しい言い方をすることもありますが、それはプロの仕事を追体験してもらうため。ゴールに向けて試行錯誤する難しさと面白さを肌で感じてほしいと思っています。 課題を解決することよりも、課題を抽出する方が難しい 実際の例を挙げると、「ある歯磨き粉の売り上げを伸ばすには」というテーマで、売り上げ推移、購買経路、購入者属性、競合製品の動向、外部要因の変動など、さまざまな角度からデータを分析しました。こうした情報収集を経て切り口を決定します。その時、ほとんどのチームが着目したカテゴリーが「口臭予防」です。このカテゴリーのみ異常な伸びを示しており、あるチームは「口臭予防になる新製品の提案」を結論としました。しかし、さらにデータを深掘りしていくと、売り上げが伸びていたのはカテゴリー全体ではなく、特定の製品だけ。つまり、「口臭予防全体が伸びている」という仮説は成立しません。論理的思考のみならず、生活者の使用シーンを想像するセンスも重要な要素。この二つを掛け合わせ、PDCAを回していきます。そうすることで、目先の課題解決ではなく、目指すべきゴールが発見できる。これこそ私たちが体感してもらいたいこと。課題を自ら抽出し、検証を繰り返すことが、どのビジネスにおいても肝要です。 マーケティングの知識やデータ分析の経験はいりません。論理と発想、左脳と右脳をフルに活用することで、製品と生活者の接点をどう生み出すかを突き詰めていく。脳に汗をかくほど考え抜く経験こそが、今後のあなたの成長を後押ししてくれるはずです。 インターン活用ポイント 1.誰かに聞く前に、自分なりの仮説を立てる 当社ではあえて「簡単に質問をしないでください」と冒頭にお伝えします。それは自分で考え抜く経験をしてほしいから。自分で考え抜き、最後に意見をもらうと、その差が分かり、伸びしろを把握できるはずです 2.「いつもの自分」の殻を破った言動をしてみる 普段、発言をしない人は積極的に意見をしたり、データに触れたことがない人は中心となって分析をしたり。今までとは違う言動をすることで、新しい自分のポテンシャルに気付き、成長の幅が広がるでしょう インターンinfo 実業務で使用されるのと同じデータを用いたプログラム。1dayはマーケティングリサーチの基礎を体験。3daysはさらに仮説と検証を繰り返し行う。その他、統計解析のプログラミングまで実施するデータサイエンスコースも実施予定