2020/6/15 更新 入社後に「成長できる環境」をどう見極める? 企画者が教えるインターン活用ポイント

【KPMGコンサルティング】取り繕わない素の自分で数々の挑戦を乗り越える

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入社後に「成長できる環境」をどう見極める?
企画者が教えるインターン活用ポイント
不安定な時代だからこそ、「個の力」の重要性を感じている人は多いはず。これからの就職活動で見つけたいのは、自分の力を最大限に伸ばせる会社、ビジネスパーソンとして存分に成長できる会社だ。では、そんな就職先を見つけるために、インターンシップ参加はどう役立つの……?国内のリーディングカンパニーでインターンシッププログラムの企画を担当している大人たちに、入社後に成長できる会社を見極めるためのインターン活用ポイントを聞いてみた。

KPMGコンサルティング

事業変革、テクノロジートランスフォーメーション、リスク&コンプライアンスの分野において、企業を支援するコンサルティングファーム

人財開発 ディレクター  永島 大さん
人財開発 ディレクター
永島 大さん

KPMGコンサルティング(以下、KC)では、2週間にわたるインターンシップを開催します。グループワークでのケーススタディーを通して業務内容の理解に加え、若手から社長までさまざまな社員との交流の場を通しKCの社風を理解できます。

プログラムは、コンサルタントに必要なマインドや基礎的なスキルを理解する座学パートと、企業課題の特定・解決策立案・提言を行うグループワークのパートで構成されます。ワーク中、チームでさまざまな観点から分析・議論し、一つの解を導き出しても、サポートする現役コンサルタントからは「なぜそう言えるのか」「この観点はどうか」など、温かくも厳しいフィードバックが返ってきます。

また、検討を重ねた後に迎える中間発表や最終プレゼンテーションの場でも「もっと深く考えられるのでは」「もっと良い解があるのでは」などの指摘が入るでしょう。

こうしたやりとりは実際の現場でも起こっており、「クライアントにより良いアウトプット(付加価値)を提供する」には避けては通れない道なのです。インターンシップ中にも同様のことを疑似体験し、コンサルタントの仕事の本質であり、かつ、KCで働く意義でもある「徹底的に考え抜くこと」「終わりのない挑戦」「それらを通じた成長のスパイラル」を感じられるでしょう。

また期間中は、若手からパートナー・社長まで社員との交流機会を多数設けます。コミュニケーションを通じて、どのような人がどういう思いで仕事に取り組んでいるかを理解し、社風を感じとってもらいたいと思います。

成長を見極められるかは自分次第平等に与えられる機会をつかむ

これらインターンシップでの学び・体験を最大化するためには、「自分らしさ」を忘れず参加することが最も重要です。良く見せよう、わかった風に振る舞おうと、自分を取り繕って参加することは、新たな発見や学び、成長のチャンスを逃すことになります。

また、事前準備として、自己分析を行い、自身の強みや課題、仕事に対する疑問点などを把握しておくことも重要です。そのような準備をした上で、インターンシップ期間中に徹底的に考え抜き、全力でワークに取り組めば、より深い学びが得られるでしょう。さらには、インターンシップ後もそこで得たことを振り返り、自分を見つめ直す。その継続によって、自分自身の仕事に対する向き合い方も明確になってくると思います。

KCのインターンシップでの経験を就職活動や今後の社会人生活に活かして成長し続けられるかはあなた次第。あなたにとって、実りあるインターンシップにして下さい。

インターン活用ポイント

1.学びを最大化するために事前に自分の現状を整理する

自分の強みや課題を自己分析しておくことをおすすめします。自分の考えや疑問などを整理することで、インターン中に得られる客観的な視点でのさまざまなインプットやフィードバックを最大限活用できます

2.インターンシップでの学びをその後の仕事選びに活かす

働くことの意義や面白さ、諦めずにやり抜く大切さなど、学んだこと・感じたことをその場限りにするのはもったいない。それらを振り返り、自分がなりたい社会人像や就きたい仕事を考え続けることが重要です

インターンinfo

コンサルタントの仕事を疑似体験できる2週間にわたるプログラム。最前線で活躍する現役コンサルタントとのコミュニケーションも交えながら、グループワークに取り組む。徹底的に考え抜くことを通して、働くイメージを体験できる


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