2020/11/1 更新 SCSK

技術を究めるだけでなくお客さまの満足を求めることにも ものづくりの面白さを見いだす

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会社員18人のチャレンジヒストリーを公開 「自分の仕事」ってどう見つけたの?
「自分が本気で打ち込める仕事」って、一体どうすれば見つかるんだろう?その答えを探るべく、この特集では、トップカンパニーで働く若手社員たちに、どんなチャレンジを経て「本気で打ち込める仕事」に出会ったのかを聞いてみた。自分に合った仕事は、どんな環境で、どう仕事に向き合えば見つかるのか。先輩たちの姿を通して考えてみよう。

モビリティシステム第一事業本部 QINeSサービスセンター部第一課  高柳亮太氏
名古屋工業大学工学部情報工学専攻卒業。
大学で情報学を学ぶ中で、C言語でのプログラミングなどを経験。
その後、自身の経験を活かせるIT業界を軸に就職活動を行う。
プロジェクトの全てのフェーズを経験できることからSCSKに入社し
自社製品『QINeS(クインズ)』のリリースに携わる。
現在は、同サービスにチームリーダーとして関わっている

技術を究めるだけでなくお客さまの満足を求めることにも
ものづくりの面白さを見いだす

Q1.入社の理由は?

A.課題解決からものづくりまで幅広く経験できると感じたからです。就職活動では、プログラミングの経験を活かしながら企画や要件定義など上流工程から携わることができる環境を探していました。選考を通してSCSKはシステム開発を一貫して担えると知り、幅広い経験ができると確信。またその当時、事業を海外に広げる、新製品を打ち出す、など安定基盤を持ちながらも成長を続ける様子に引かれ、入社を決めました。

Q2.「やりたいこと」はどう変わった?

A.ものづくりの面白さだけでなく、顧客満足度も重視するようになりました。きっかけは当社独自の車載システムソリューション『QINeS』の開発。そこでお客さまの課題を知るために、より上流から関わりたいと思うようになりました。東京から名古屋への異動をきっかけに、顧客折衝や要件定義などに携わる中で視野が広がり、プログラミングだけではない、本当の意味でのものづくりを追求する面白さを知りました。

Q3.仕事のやりがいは?

A.自社製品の心臓部であるOSの開発を自ら手掛けていることです。SCSKの『QINeS』は、車載システムの世界標準規格AUTOSARに準拠の国産BSW(Basic SoftWare)を中心とした一連のソリューションです。私が担うのは、圧倒的な性能に強みを持つ『QINeS OS』開発全般。要件定義から設計、開発など一貫して担えることは、先進システムのコアを一任されている、という自身の介在価値を感じられます。

Q4.働く原動力になっているものは?

A.「高柳さんに任せたい」というお客さまからの言葉が何よりの原動力です。そのため、現場のエンジニアが「良い」と思う仕様を押し通すのではなく、お客さまの既存システムとの連携も踏まえた課題解決を目指し、真に役立つシステムを提供できるよう心掛けています。結果、私自身を信頼していただき、当社システムを採用していただくケースも。お客さまからの期待の声が、日々のモチベーションにつながっています。

Q5.仕事を通じて成し遂げたいことは?

A.お客さまの期待に応えるものづくりを実現していくことです。現場のエンジニアの考えだけでなく、お客さまのご要望や現状の課題を正しくキャッチアップし、プロジェクトの全工程に反映する。それが、最適なソリューションにつながっていくはずです。だからこそ『QINeS』チームの中でも、最もお客さまに近い存在としてプロジェクトに関わっていくため、ゆくゆくはプロジェクトマネジャーになりたいと考えています。

Q6.就活生にメッセージ

A.好き嫌いをせず、さまざまなことにチャレンジすることで、自分の「得意分野」を発見できると思います。私の場合、プログラミングが「ものづくり」だと考えて入社しましたが、お客さまとの対話もその一環であり、非常に重要なものだと感じるように。また私自身人見知りだと思っていたのですが、お客さまとの対話も楽しいものだと気付けました。固定観念にとらわれない挑戦によって、自身の究めたいことに気付けるはずです。

これまでのチャレンジヒストリー

  • 1年目

    新製品『QINeS』の開発チームに配属

    入社直後、新製品『QINeS』開発のテストやドキュメント作成を担当。新製品の立ち上げに関わるという、貴重な経験をしました

  • 3年目

    名古屋拠点に異動 顧客折衝に挑戦

    東京から名古屋への異動をきっかけに、『QINeS』に関わる顧客折衝や要件定義、顧客システムへの導入支援などを担当しました。お客さまに喜んでいただくことにやりがいを感じ、サービスの提案活動に専念するポジションに就きました

  • 7年目

    東京拠点に異動しリーダーとして活躍

    名古屋から再び東京に拠点を移し、顧客担当と『QINeS OS』の開発チームを兼任しています。『QINeS』をさらに多くのお客さまに採用していただくため、製品の品質を向上させることが私のミッションです。マネジメント、顧客折衝、設計・開発まで一貫して携わる毎日はまさに発見の連続。エンジニアとしての自分の成長を実感しています

  • ※記事内の情報は2020年取材当時のものです

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