2018/10/27 更新 日本の未来を変える、最新ビジネストレンド

【サイボウズ】世界に通用する技術とサービスで チームワークをグローバルで支援

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Tech領域で仕掛ける「Newチャレンジ」を一挙公開!
日本の未来を変える、最新ビジネストレンド
近年、「デジタルトランスフォーメーション」という言葉が注目を集めている。人工知能やIoTなど、先端技術の活用によってビジネストレンドは一変し、世の中には新たな価値が数多く誕生。テクノロジー領域の進化を担う企業の成長は目覚しい。そんな、“日本の未来を変える”現場で働く技術分野のプロフェッショナルたちは、何を見据え、どんな挑戦に挑んでいるのか。各社のミッションを聞いた。

サイボウズ

執行役員 グローバル開発本部 本部長 佐藤 鉄平氏

さとう・てっぺい/東京工業大学大学院 社会理工学研究科経営工学専攻を修了後、2007年にサ イボウズ株式会社に入社。その後、中堅・大規模組織向けグループウェア『Garoon(ガルーン)』 や、チームワークプラットフォーム『kintone』の開発を手掛ける。16年より現職に就任。『kintone』 のグローバル展開に伴い、アメリカでのサービス提供に向け技術的統括を担っている。18年よりサイボウズグループの研究開発を行う子会社『サイボウズ・ラボ株式会社』の代表取締役社長を兼任。次世代の製品・サービスの基盤となる技術の研究開発を手掛ける

「チームワークあふれる社会を創る」というミッションを掲げる私たちサイボウズは、創業以来一貫してチーム活動の際に使用できるグループウェアを開発してきました。チームのコミュニケーションや情報共有を円滑にし、チームワークを高めることができる当社サービスは、世界で850万人ものユーザーに利用されています。ここからさらに“チームの輪”をグローバルに広めていくため、現在注力しているサービスの一つが『kintone(キントーン)』です。
このサービスの最大の特徴は、ITの知識がなくても誰でも簡単に業務アプリを作れるということ。これまではビジネスの現場で業務アプリが必要になったとしても、SIerやシステム開発会社に依頼して作るしか方法はなく、コスト面や開発に時間がかかり、スピーディーにシステムを導入することは困難でした。しかし、『kintone』があれば業務アプリが必要になった時に自分たちで作成し、現場主導でシステムを修正していくことができます。また、私たちが従来展開しているグループウェアが強みとするコミュニケーションや情報管理に関する機能も備えており、『kintone』を使いながらお客さまが自分たちで業務環境の改善や、生産性の向上などに取り組んでいくことができるのです。
2011年のサービスリリースより『kintone』は、少数精鋭の中小企業から全国に支店を持つような大手企業まで計9500社のお客さまに導入いただき、業界・業種を問わずさまざまなビジネスシーンで活用されるようになってきました。最近では、農業を営むお客さまに導入いただいたことが良い例でしょう。畑のセンサーから温度や湿度などのデータを『kintone』に取り込むことで、パソコンやスマートフォンなどでいつでも栽培の環境が確認できるようになり、照明や加温器などを遠隔で制御しながら農業の生産性を向上させるというIoTと連動させた事例もあります。
他にも、『kintone』と最先端のテクノロジーを掛け合わせれば、もっと世の中にチームワークを広めることができるのではないかと、研究開発を行う子会社『サイボウズ・ラボ株式会社』では新たな技術領域の研究も行っています。例えば、VR技術を使えばリモートワークや国外で働く社員とあたかも同じ空間で仕事や打ち合わせをしてい るような体験をすることができ、よりチームワークの醸成につながるのではないか。そのような『kintone』の新たな可能性を模索し、お客さまのチーム活動を支援しています。


日本から世界へと主戦場を移し狙うはグローバルでNo.1

「チームワークあふれる社会」とは、決して国内に限った話ではありません。私たちが掲げる世界No.1とは、『kintone』を世界中に広め、「世界で一番使われるグループウェア」へと育てることです。そのため、日本、上海、ベトナム、アメリカ、台湾の5カ国に拠点を構え、開発・販売に取り組んでいます。特にアメリカでは、これまで個人主義の色が強かったのに対して、近年ではチームワークを強化しようという動きが加速しており、『kintone』に注目する外資系企業が増加しています。ここで海外でのプレゼンスを一気に高めていくため、サービス開発において二つ行いたいと思っていることがあります。
一つは、世界中で使われるサービスとしてデータベースのスケーラビリティーを高めることです。ユーザー数がグローバル規模で増加すれば、扱うデータ量も大きくなります。また、ビッグデータや先述したIoTとの連携など、業務の中で大量のデータを扱うお客さまも増えているため、データベースの機能性を向上させることは不可欠です。
二つ目は、『kintone』の進化の速度を上げること。これまではサービスのアップデートに数週間かかることも多く、改善のスピードを速めていかなければ世界の競合他社やこれか出てくるであろう新たなサービスと戦っていくことはできません。例えば、一週間でのアップデートサイクルを回し、数日でそのフィードバックを終えて次のリリースにつなげていくというスピード感が求められるのです。
これらを実現し、サービスを世界へ発信していくためには、エンジニアたちが従来の業務範囲にとらわれず、さまざまな場面で自身の意見を発信していく必要があると考えています。現在当社の開発部門では、プロダクトマネジャーからただ下ろされた要件を開発するのではなく、ユーザーが『kintone』をどのように使うのかを一人一人が探求し、議論し、全員が意見を出しながら開発を行っています。それに加え、今後はエンジニアが自身の職能を超え、広報やマーケティング部門と協力するなど、全社が一つのチームとしてサービスを育てていくという意識が重要です。
その中で、国の垣根を越え、海外のエンジニアたちとも協力しながら世界のチーム活動を支援する醍醐味を感じられるということは、世界で戦っているサイボウズならではの魅力でしょう。
自分の仕事領域にとどまることなく、部署を越え、国を越えてサービスを届けていく。そんなチャレンジの機会をサイボウズでは用意しています。

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