2018/10/27 更新 日本の未来を変える、最新ビジネストレンド

【ファーストリテイリング】今日欲しい服が今日届く世界へ アパレル×デジタルが描く未来像

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Tech領域で仕掛ける「Newチャレンジ」を一挙公開!
日本の未来を変える、最新ビジネストレンド
近年、「デジタルトランスフォーメーション」という言葉が注目を集めている。人工知能やIoTなど、先端技術の活用によってビジネストレンドは一変し、世の中には新たな価値が数多く誕生。テクノロジー領域の進化を担う企業の成長は目覚しい。そんな、“日本の未来を変える”現場で働く技術分野のプロフェッショナルたちは、何を見据え、どんな挑戦に挑んでいるのか。各社のミッションを聞いた。

ファーストリテイリング

デジタル業務改革サービス部 シニアエンタープライズアーキテクト リーダー 石井 健一氏

いしい・けんいち/2007年、国内大手SIerに新卒入社。物流業界を中心にIT戦略策定支援から基幹系の大規模システム開発まで幅広く携わる。事業会社でビジネス成果に直接コミットできる働き方を目指して、当時IT部門の拡大と内製化に力を入れ始めていたファーストリテイリン グに15年4月、入社。現在はグループの社内システム開発におけるアーキテクチャ設計および開発支援を行う横断組織を担当。企画・生産・販売の各工程やバックオフィスを含むプロジェ クトを見渡し、組織全体のテクノロジーの整合性を担保している

アパレル業界における産業構造の変化スピードは年々加速し続けています。店舗を持たずオンラインのみで商品を販売する企業や、テクノロジーを主軸にしていた企業の参入など、リアルとバーチャルの垣根はどんどん低くなっています。もはや「つくった服を店舗でただ売る」だけの時代は終わろうとしているのです。
かつてのファーストリテイリングが行っていた、自社で服を企画・デザイン・素材の調達・生産・物流・マーケティング・販売まで一貫して行う『アパレル製造小売業』から、われわれはもう進化しようとしています。商品を大量に生産するだけでなく、データとお客さまの声に基づき、一人一人が求めているものにジャストフィットする商品をすぐに生産し、ご提供できるようにならないといけないと考えています。
例えば、ユーザーが「今日着たい」と思ったデザイン・素材のアイテムが「今日のうちに届く」というような未来。こうした、ひと昔前には想像もできなかった未来が、テクノロジーの進化によって十分実現可能になりつつあると思っています。
これまでもライフスタイルを変えるような革新的な商品を世の中に提供してきたファーストリテイリングが、次に目指しているもの。それは、商品を企画・製造・販売するだけでなく、情報を商品化する『情報製造小売業』への変革です。
そのためわれわれは、『有明プロジェクト』を始動しました。2017年2月に、ユニクロの有明本部「UNIQLO CITY TOKYO」(東京・江東)の稼働が開始。オフィスでは、テクノロジーチームが主軸となり、企画・製造・販売まであらゆる部署がシームレスな情報連携をはかっています。部署間の距離が近くなったのはもちろん、物流倉庫機能も備え、社内でのコミュニケーションの時間とコストを大幅に削減。オペレーションのテストや検証もスピーディーに行える環境が整備されており、異なるチームが協業し、今までにないアイデアや施策が生まれているのです。


『MADE FOR ALL』から『MADE FOR YOU』へ

そして現在、デジタルとビジネスの融合で生み出される新しいサービス、すなわち世界最高の服と情報を、最速で世界中に届けていくという変革が着実に進み出しています。これまで掲げてきたコンセプトである、『MADE FOR ALL』から一人一人にジャストフィットする『MADE FOR YOU』へと変革のかじを切りました。
現在は、お客さまと商品づくりの距離を近づかせていくために、AIやアルゴリズムを活用した情報プラットフォームが開発されており、大きく3つのフェーズでテクノロジーによる変化が起きています。1つ目は、お客さまの声を収集する方法の変化です。例えば買い物アシスタントサービス『UNIQLO IQ』では、AIを活用したチャット自動応答システム(チャットボット)と会話をするだけで、商品情報や着こなしの検索、店舗の在庫状況の確認、オンラインストアでの購入などを音声で行うことができます。従来にはなかった商品の探し方が可能になり、同時にさまざまなデータをより一人一人に合わせて提供できることを意味しています。
また、直接的な顧客接点だけでなく、ディープラーニングによる画像認識技術により、SNSの画像情報の解析から世の中のアパレルトレンドを抽出。定性的なトレンドを数値として可視化し、リアルタイムかつ定量的にトレンドを予測するなど、社内外における情報の集約と分析の基盤を変化させていることが2つ目です。
そして、3つ目は、収集・分析した情報をどう活用していくかの変化です。商品企画や生産、物流などのプロセスに情報をつなげ、お客さまの手に商品が届くまでのリードタイムを縮めるためにどうするかを常に考える。グローバル展開している各国のメンバーも含め、全部署に情報をコンカレントに共有し、個人の求めるニーズにかなう商品を企画・生産します。
物流においても、商品にRFIDのテクノロジーを導入。商品1点1点の個別情報を認識して管理することで、物流の最適化をはかっています。
このように、お客さまに提供する情報の個別最適化と、商品企画も含めたリードタイムのスピード化、物流の最適化など、テクノロジーの活用次第で服をつくる側と、お客さまとの距離はぐっと近づきます。今後、どんなテクノロジー領域がアパレルと融合していくか、予測が難しいほどあらゆる可能性が開かれています。グローバル規模でこうした問題と向き合い、誰も手掛けたことのない課題を解決に導いていくことが私たちのミッションなのです。そのため、常にテクノロジーの変化に対して高い感度を持ち、最先端技術を活用し、お客さまの期待に応えることが私たちに求められています。
世の中の人がまだ想像もできない未来をイメージし、テクノロジーで具現化させていく。そうした仕事に興味を持っている人にとって、ファーストリテイリングはうってつけの会社だと思います。

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