2019/5/27 更新 ネスレ日本

仲間と本気でぶつかり合い“仕事とは何か”を知る場

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トップカンパニーで働く先輩たちに聞く!
そもそも、インターンシップって何?
「インターンシップ」って、どんなことをするの? 一体、何のために参加するものなんだろう? そんな疑問を持っている人も多いかもしれない。そこで今回は、トップカンパニーで活躍する先輩たちに、過去の体験談と、インターンシップ参加を有意義なものにするコツを聞いた。

ネスレ日本

グローバル企業ネスレの日本法人であるネスレ日本。1913年の創業以来、100年以上にわたり、飲料や食料品、菓子、ペットフードなどの製造・販売を通じ、人々の健康や生活の向上に貢献している

Eコマース本部 ECビジネス開発グループ 事業開発部 岡田純一氏 Eコマース本部
ECビジネス開発グループ
事業開発部
岡田純一氏

さまざまなインターンシップに参加していた私の仕事選びのきっかけは、ネスレのインターンでした。ネスレの主要ビジネスのひとつである、ペットケア事業の新サービス提案に参加。特徴は、グループワーク用につくられた仮想データではなく、実際の売り上げやシェア、目標値などを用い、現場さながらの状況で議論を重ねるというものでした。良い案であれば、ビジネスの現場で採用されるかもしれないということもあり、これまでのインターンのなかで、討議が最も活発に繰り広げられました。個人で練った案をチーム内で発表。最も多くの賛同を得られたものをチームの企画として全員でプレゼンテーションします。

課題に対する論理的な解を導くことが苦手ではない私は、チャンスがあれば進行役を率先してやるタイプ。今回も前のめりな姿勢で参加し、もちろん個人の発表に自信を持っていました。しかし、メンバーから寄せられたのは、惨憺たる言葉でした。「理論的には正しいし発表もうまい。でも、一緒にはやりたくはない」厳しい意見をもらう一方、多くの賛同を得る発表もありました。「10年後、社会インフラとなり得るサービスにしたい」という意思のある言葉や、具体的な企画をメンバーは語っていました。その発表を見て、“人を巻き込む熱量”が私には足りないと、強く実感できました。ある意味、調子に乗っていた私にとって、仕事とは何か?を深く理解できる良い機会となりました。

仕事の本質を知り自身の仕事のスタイルが確立

現在、私はオフィス向けのコーヒー事業である「ネスカフェ アンバサダー」のマーケティングを担当しています。「ネスカフェ」ブランドの一端を担い、その価値を世に発信していくことがミッションです。全国に向けた大規模なPR活動は、多くの人々の協力無くしては絶対に成功しません。目標を達成するために、綿密な計画を練ることは大前提。10年、20年後、ネスレの製品やサービスが日本でどのような存在になるべきかを徹底的に考えます。そして全国の老若男女に愛される商品になるというゴールを描き、伝播していきます。このような仕事のスタイルを確立できたのも、インターンの経験があったからこそ。仲間と本気で意見をぶつけあい、シビアな言葉も聞けたことで、会社が大切にしている“仕事における価値”に気づくことができたのだと思います。終盤に近づくにつれ、本音が飛び交う熱の入った場になります。だからこそ、最初から本音全開で臨んでください。私のように人生の転機をつかむ学びを得られるかもしれません。

インターンinfo

ビジネスを創造するコースと、部署ごとの仕事を体験し、業務内容を理解するコースがあります


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