2023/5/10 更新

人事・採用担当が教える

「自分らしく働く」を見つけるための
インターンシップ徹底活用術

インターンシップを「これからのキャリア」や「自分らしい働き方」を考える良い機会にするための方法とは? 業界・企業・仕事・自己理解を深めるためにインターンシップを徹底活用する術を人事・採用担当が解説する。

NTTドコモ
膨大なユーザー数を擁する日本最大手の移動体通信事業者。通信インフラを支えると同時に、「新しいコミュニケーション文化の世界の創造」を目指し、コンシューマーや法人に向けて、金融、医療、農業など幅広い領域に技術を応用。延べ30以上の業界で、事業やサービスを展開している
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  • 人事社員

仕事の本質を知るワークで
自己成長に本気で向き合う

総務人事部
採用担当
西島彰利
  • 業界や会社について
    深く知る意識を持つ

    業界やその会社を詳しく知ることができるチャンスです。自分なりの仮説を持ち、積極的に質問をし、自分自身のやりたいことができる環境かを確認しましょう

  • 全力で取り組み
    自分の限界を知る

    全力を出し切る姿勢で真剣に取り組めば、自分の限界が見えてきます。限界を知ってこそ改善点が分かり、未来の自分のどこに伸びしろがあるのかが分かるはずです

  • カルチャーマッチを
    見極める視点を持つ

    働く際には、待遇や仕事内容だけでなく、自身の性格とカルチャーがマッチしているかが大事。社員との会話や仕事ぶりを通じて、相性をシビアに見極めましょう

オンライン開催だが、円滑なイベント運営のため万全の体制で実施

通信事業にて築き上げた強固な財務基盤と、9300万人ものdアカウントユーザーを有し、多様な産業領域でビジネスネットワークを構築してきたNTTドコモ(以下、ドコモ)。これらをもとに近年では、先進的なデータ活用や30以上の業界との事業連携に注力。建設現場の働き方改革に役立つIoTソリューションや、教育のICT化を実現するクラウドサービス『まなびポケット』などの新たなビジネスを多数展開しています。このように新規ビジネスを多数生み出せている背景にあるのが、社内制度『39works』です。パートナー企業と連携し、新規事業を共創することを目的としたプログラムで、起業スキルを習得するための学びの期間を経て、新規事業コンテストを定期的に実施。社員発信のアイデアを吸い上げ、次々と事業化しています。

例年開催しているインターンシップは、参加選考を勝ち抜いた学生が複数日程でグループワークに取り組み、新規事業の立案に挑戦するというプログラム。各チームに配属されるメンター社員からのプロセスに対するアドバイスや、マネジメントクラスの社員から受けられる新規ビジネス案への本気のフィードバックを通して「ドコモで新規事業が生まれるプロセス」を存分に体感することができます。また、インターンシップ最終日には、全体総評はもちろん、学生個人に対する振り返りを通して、自分自身の成長と向き合うことができるでしょう。

社員との接点を活用し
自身の価値観とすり合わせる

ドコモでは、インターンシップを通してビジネスの本質を深く理解していただくために、あえてテーマを細分化していません。ニーズや競合サービス状況、ドコモが与えられる付加価値に至るまでを詳細に検討し、とことん向き合う。本物のビジネス創造を体感し、優秀な学生たちと切磋琢磨しながら成長することで、将来のビジョンはより解像度を増すでしょう。

そのためにも学生の皆さんは、積極的なアウトプットを心掛け、インターンシップ期間中に多数設けているフィードバックの機会を有効活用してください。そして自身の強みや弱みを知り、今後の成長をイメージするためにも、まずは100%を出し切ることを大切にしてほしいと思っています。もちろん、皆さんの熱量に応えるため、社員も取り繕うことのない本気のメッセージをお伝えします。社員の仕事への向き合い方や、ビジネス視点など細部に浸透しているドコモカルチャーを感じ、自分の価値観との相性も見極めてみてください。ビジネスへの共感と成長環境、価値観との相性、これらのバランスが取れた環境こそが、将来活躍できる会社であるはずです。


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