2022/9/16 更新

三菱UFJ銀行

国内最大級の金融機関で
ITを通じて変革を担い
社会に資する

  • 三菱UFJ銀行
  • キャリア
  • 現場社員
システム企画部
人事教育グループ
調査役
青山泰士

早稲田大学商学部卒。2011年4月に新卒で三菱UFJ銀行に入行。法人営業としてキャリアをスタートした後、13年にシステム企画部に異動。本部の決算系システムやアジア地域向けシステムなどの企画・開発業務を担当する。22年1月から現職となり、システム部門における採用業務から新人育成まで幅広く携わる

成長を加速させる3つの思考法

大切なのは「ロジカルさ」
データや根拠をベースにチームを指揮する

システム開発プロジェクトの多くは、複数のメンバーと関わりながら進行します。ロジカルに思考を整理し、分かりやすく説明することでチームのミスを防ぎ、納得感を持って仕事を進めてもらえます

トラブルこそ成長の鍵
ポジティブな視点で物事を捉える

システム開発に携わる以上、トラブルは避けられない宿命です。過度に落ち込むのではなく、あえて主体的に立ち向かうこと。経験を積みながら、あらゆる困難に打ち勝つ課題解決力を蓄積していけます

オンとオフを切り離し
心に余裕のある状態を意識的につくり出す

日頃から身近な人を大切にできない人は、業務で関わる人も大切にできないと考えています。プライベートを充実させ、休息をとって心に余裕を持つことが、チームのパフォーマンス向上にもつながります

「業界トップクラスの金融機関であり、社会インフラでもある三菱UFJ銀行なら、自己の成長が社会貢献につながる実感を持てる」。そう確信したのが入行のきっかけです。入行当初は営業職として従事していましたが、3年目にシステム部門に異動しました。理系学部卒ではなかったため「私に務まるのだろうか」という戸惑いが当初はありましたが、それでも期待を寄せられたからには結果を出したい。そんな思いで飛び込んだのを覚えています。
そのシステム部門において最も印象深かったプロジェクトは、2020年にリリースした『MUFGウェルスマネジメントデジタルプラットフォーム』の開発責任者に抜てきされた時のこと。このプラットフォームは、三菱UFJフィナンシャル・グループ(以下、MUFGグループ)を利用するお客さまに最適な投資プランを提案するシステムの基盤になるものです。MUFGグループが展開する富裕層向け金融サービス『MUFGウェルスマネジメント』を強化するために立ち上がったプロジェクトで、目的は大きく二つ。
一つ目は、MUFGグループが持つ銀行、信託、証券などの強大なアセットを連携し、情報を統合すること。二つ目は、その統合された情報を基にお客さまの課題を的確に把握し、最適なサービスをお届けできる仕組みをITで構築することです。
MUFGグループを横断し、新たな価値を生み出すこのプロジェクトは、三菱UFJ銀行の経営戦略にも関わる重大なものでした。MUFGグループが提供する投資プランの認知度を上げると同時に、三菱UFJ銀行の成長にも寄与できる。資産運用の必要性が叫ばれる社会情勢にもマッチしており、プレッシャーはありましたが、やりがいは十分でした。
しかし、開発は一筋縄にはいきません。私の担当した当プロジェクトは既存システムのリニューアルがメインでしたが、開発規模は億円単位に及び、全国のMUFGグループで使用されるシステムともなれば、影響範囲は幅広いのです。それも、4カ月という短期間でのリリースが目標。精神面のタフさが問われました。さらに、海外を含めた20人ほどのエンジニアと共に開発を行っており、多様なスタッフとのコミュニケーションを取ることが難題でした。しかし、社会に貢献するシステムである自覚を持ち、目の前の仕事が三菱UFJ銀行、ひいてはより良い未来につながるのだという信念の下、一つ一つの仕事に真剣に向き合い、チームと信頼関係を築くことで、無事期間内にリリースすることができました。荒波続きではありましたが、結果的にこのプロジェクトは多くのメディアに取り上げられ、社会にもポジティブな意味で貢献できたと考えています。試算シミュレーションの精度も上がるなど、三菱UFJ銀行の経営戦略に寄与できた感慨深い出来事です。

経営戦略に直結するIT企画にリーダーとして挑戦し続けたい

三菱UFJ銀行のデジタル化は今も進んでおり、ベンチャー企業との協働や海外の最新技術にも挑んでいます。IT化がさらに注力される三菱UFJ銀行で、私は今後、システム部門のマネジャーとして、経営戦略に基づいたシステムに企画から携わるなど、より踏み込んだバリューを発揮していきたいです。三菱UFJ銀行の強みは「実績」と「信頼」です。肝心要の事業で着実に実績を残し、十分な体力を備えていることは、システム開発・提供の安定性にひも付きます。システムの提供による社会への影響も大きく、日々誇りを実感できる。だからこそ、幾多の困難に悩まされても、入行時に誓った「自己の成長を通じて社会に貢献したい」思いを失わずにいられるのです。

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